乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#4066+4067 新魚津&魚津(2025.11.3)

大都市圏や政令指定都市においては、JRと私鉄が並行する区間が少なからずありますが、地方においては限定的。大手・準大手、路面電車を除けば、近江鉄道彦根彦根口など)、福井鉄道(福井~福井口)といったところでしょう。

今は第三セクターですが、国鉄、JRだった頃から寄り添うように走り、その区間が長い例と言えば、富山地方鉄道の中滑川~新魚津をおいて他にありません。ホームが隣接していたり、少し歩けばアクセスできたりというケースでは、駅の乗り降りを増やす観点においても魅力的。かねてより、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道との間で、その行き来をしてみたいものだと思いつつ、なかなか実現できずにいましたが、今回晴れてその一部が果たせました。

確実なのは、滑川と魚津。あいの風とやま鉄道の東滑川は、富山地方鉄道側に駅がなく、地鉄の早月加積、越中中村のどちらかからしばらく歩けば着くという位置合いなので、試すとするなら余裕のある時になります。地鉄は上市~電鉄黒部が未乗だったので、その区間の乗車を優先しつつ、行程の途中にあいの風とやま鉄道を組み入れることに。行ったり来たりで重複する区間が生じ、その分運賃もかさみましたが、両線が並ぶ区間を楽しむという点では上々だったと思います。

この時のプランは、上市~新魚津(地鉄)、魚津~黒部(あいの風とやま鉄道)、電鉄黒部~滑川(地鉄)、滑川~富山(あいの風とやま鉄道)という交互パターン。概ね予定通りこなせました。

有峰口から乗った電鉄富山行きは、途中の寺田での乗り換えが考慮されていない便でした。時刻表通りであれば、寺田10:15着で、宇奈月温泉行きは1時間半後の11:48発。さすがに時間的ロスが大きいので、有峰口~越中舟橋#3619~上市#3618~と降り乗りをはさみ、待ち時間を有効活用することに。越中舟橋で降りたのは駅併設の図書館で過ごすことを思いついたからでしたが、文化の日にもかかわらず、祝日→休館の原則通りで空振り・・・幸い10:39発の上市行きがあったので、ひとまず上市まで進み、そこで宇奈月温泉行きを待つのがいいだろうと相成りました。

そんなこんなで上市から先の区間の初乗車は12:01発で。電車は広々した田園地帯を北に向けて走り、西滑川を出たところで北東に進路を変え、あいの風とやま鉄道線との並行区間に入ります。両線とも本数が少ないため、列車が並走することはまずない訳ですが、地鉄の単線、あいの風とやま鉄道の複線が並ぶことで、都市部の幹線のように見えるのは一興。途中で離れる箇所はあるものの、新魚津・魚津まで10kmほどその横並びは続きます。結構な距離と言えるでしょう。

西滑川12:11発で、新魚津には12:30着だったので、並行区間の所要時間は約20分でした。しっかり堪能できたところで、次は魚津駅へ。昼食をとることも想定し時間は多めに見ていたので、新魚津駅魚津駅ともに余念なく見物、撮影できました。

新魚津での行き違い(左:電鉄富山行き、右:宇奈月温泉行き)・・・どちらも12:30発
新魚津駅駅名標
ホームは1面2線。地鉄の駅舎はありません。右は(あいの風とやま鉄道)魚津駅。構内は広めです。
昔ながらの「ちてつ電車路線図」。新黒部駅は書き足してありますが、栄町、新庄田中、新相ノ木の記載はなし。
新魚津駅は地下通路からの階段でアクセス。魚津駅から新魚津駅に行く場合はすぐにわからない可能性も。



魚津駅外観
魚津駅の発車案内など。13:10発も乗れましたが、急ぐ必要はなかったので13:40発で。
魚津市による「駅前広場が変わります!」看板。バス乗り場に行き易くなったり、新黒部駅などに通じる地下歩道をリニューアルしたりというのが見てとれます。完成予定は2027年3月とのこと。

地鉄の「ecomycaカード」には提示特典(→参考があり、魚津では駅構内にあるイートイン売店ミラマルシェ」で、コーヒー無料のサービスが受けられるというのがありました。特典対象の食堂等も駅周辺にありましたが、定休日だったりでパス。「ミラマルシェ」では、甘えびと魚のすり身をベースにしたネタを食パンに包んで揚げた「魚津ハトシ」なる一品もあったので、それとコーヒーで軽めのランチとしました。ハトシとコーヒーでゆったり。その後は魚津駅観光案内所で、当地の各種パンフレットやガイドマップを入手しつつ、米騒動の話を聞いたり... ちょうどいい塩梅で駅に向かい、13:40発の泊行きに乗り込みました。次は黒部です。

ミラマルシェでひと息
魚津駅ホームから見た新魚津駅。停車しているのは当駅始発(13:52発)の宇奈月温泉行き。
泊行き普通列車(魚津11:40発)


以下は、富山地方鉄道本線(西魚津~電鉄魚津)の後方展望。左の線路(複線)があいの風とやま鉄道線。こんな感じの並行区間が10kmも続くのは全国でここだけ。

富山地方鉄道とあいの風とやま鉄道の並行区間(西魚津~電鉄魚津)

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