奈半利から先は、バスで室戸岬を回り込むようにして、高知県最東端の駅へ。鉄道でくまなく四国を廻るにはこれしかありません。
奈半利駅13:02発のバス(高知東部交通「安芸〜甲浦線」)は、室戸世界ジオパークセンターどまり。めざす甲浦駅まで行くバス*1は、その30分後でした。奈半利駅周辺で過ごしてから、そのバスに乗って一気に甲浦駅に行く手もありましたが、せっかくなので室戸岬でその時間差を過ごすことに。室戸岬停留所の通過時刻は13:56、14:31で、バスはそれぞれほぼ定刻通りでした。
室戸岬を発ったバスは、50分かけて甲浦駅へ。途中、かなりの数の停留所がありましたが、客の乗降はなく、事実上ノンストップ・・・高速バスのようなスピード感で走り抜け、これまた時刻表通り、15:21に着きました。
甲浦からは、阿佐海岸鉄道に乗車。今回のような行程を組まないとまず乗れない路線です。難度高めではありますが、本数は決して少なくないのが凄いところ。難しいのはバスとの接続の方で、バスが15:21の後、17:36、20:22なのに対し、列車の発車時刻は15:32、16:13、16:56、17:30、18:13、20:17、20:49・・・かみ合っていないのです。15:21着−32発というのは、奈半利・室戸方面からの乗り継ぎとしては、(朝から午後の時間帯も含め)ベストでした。
駅舎は趣深い造りで、中のスペースも広め。時刻表など必要な案内は出ていますが、ホームに通じるアクセスがない!という点で特異な感じの駅でした。駅舎は建物として独立していて、外にある階段を上って行くとホームに出ます。驚きでした。
↑ 線路の終端部分。この光景はいずれ見納めになります。(→参考)
阿佐海岸鉄道ももちろん初乗車。乗車中の様子については、次回ご紹介します。