乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3772+3773 栄&弥生(2022.11.5)

11/3は岡山電気軌道と「ことでん電車まつり」、11/4は高松琴平電気鉄道がテーマでしたが、「岡山・香川の旅」の最終日、11/5は水島臨海鉄道でした。

この日は倉敷市による「路線バス・臨鉄無料デー」ということで、鉄道は水島臨海鉄道が全線無料。未乗区間のクリアを含め、とにかく乗りに行くことにしました。

当初考えていたのは、倉敷市10:40発の三菱自工前行きで終点まで乗り、そこから折り返す際に降り乗りをできる限りというものでした。未乗降駅を全て訪ねることも十分可能でしたが、結果としてこのプランは叶わず。高松~岡山~倉敷の移動がまずあったため、その過程でちょっとしたズレが生じると見事にかみ合わなくなるのを身を以って知ることとなりました。

倉敷に着いたのは11:32。昼食がどうのとやっていたら、程よい時間の臨鉄を逃すことになり、ならば路線バス(当日無料)で駅にアクセスできる系統*1に乗って、追いかけるなり待機するなりを画策するもこれまた丁度いいのがない・・・という訳で、13:00発の水島行き*2に乗り、行って戻ってパターンの降り乗りに臨むことにしました。

無料デーということもあって車内はそれなりの混み様。幸いラッシュ状態というほどではなく、途中駅での降車も少なからずあったため、想定していたよりは楽な乗車でした。

水島行き普通列車。13:19発のところ1~2分遅れでした。

まず降りたのは栄。13:19着(時刻表上)でした。高架駅なので見晴らしは良好。しばらく景色を眺めた後、地上部に出たところ、パネル展示「水島高架化の完成から30年~写真でなつかしい当時の様子を振り返る」が構内で展開されていて、今度はそれを見物することに。駅前には「緑と水のアート回遊」(→参考のモニュメントの一つ「白い森」があり、風車部分が風を受けて動く様を観賞・・・という具合に、ついつい滞在時間が長くなってしまうのが栄駅なのでした。

こちらは栄に戻ってきた際に乗った倉敷市行き(14:55発)。水色がいい色合いでした。



パネル展示の一例(高架化前の栄町操車場、弥生駅など)。水島~弥生の高架化工事は、11年(1981年~1992年)に及ぶ大がかりなものでした。
栄駅外観。臨鉄本社最寄駅というだけあって、インパクトある造りだと思います。
駅前(西側)にあるモニュメント「白い森」

高架に沿って北に少し行った地点に水島臨海鉄道の本社があるのも当駅のポイント。水島地区の行政機関が栄駅の西側に集まっているという点からしても、中心地の観があります。

水島臨海鉄道本社。栄駅から北に200mほどの地点にあります。

商店街を含め、そうした「栄」を裏付ける界隈まで足を延ばしてもよかったのですが、先にバス停を確認することに。栄駅北停留所からは、美観地区を経由する倉敷駅前行きが出ています。その時刻に合わせてまた栄に戻って来ることをこの時決めました。予定にはなかったプランです。


かくして、臨鉄の旅は降り乗りよりも完乗がメインに。停留所を後にし、高架下(水島彫刻通り)を散策し、栄の北隣の弥生に向かい、次の下り列車に乗ります。乗ったのは、午後一本目の三菱自工前行き。時刻表では13:57発でした。

弥生駅外観(西側)。ホームに通じる階段は西と東で別々(上り方面のホームはこちらから)。
弥生駅外観(東側)。下り方面のホームはこちらの階段からアクセス。
倉敷市行き普通列車(弥生13:58発)が到着
13:57発の三菱自工前行き(右)が遅れて入線。倉敷市行き(左)は定刻で発車。

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*1:倉敷駅前から臨鉄の駅に出られるバスは、浦田駅前を通る下電バス51・52系統、栄駅北を通る両備バスの31・32系統があります。

*2:13:00発の前は、12:20発、12:00発がありました。いずれも水島行きのため、三菱自工前に行くにはさらに後発を待つことになります。