四国一周の旅、最終日。阿南まで来ていれば、高松も岡山もアクセスはしやすく、それほど時間もかからないので、この日の行程は緩やかなものでした。
阿南9:17発の徳島行きに乗ると、鳴門に向かうのに接続がいい*1のはわかっていたので、多少寄り道になりますが、まずは鳴門をめざすことに。途中、南小松島で降りるなり、乗り換えついでに徳島駅周辺で過ごすなりという案も考えましたが、鳴門線の本数を考えると、実はそうした余裕はなく、直行プランにした次第です。
鳴門に着くまで、降りて乗ってができる駅はないものと思っていたところ、思いがけず二つ浮上。牟岐線の二軒屋、高徳線の吉成です。
二軒屋は9:51着−54発と至って短時間でしたが、構内踏切(遮断機なし)を渡ればすぐに改札だったため、あわただしい感じにはなりませんでした。駅舎はあくまで“一軒家”ですが、瀟洒な印象。ある程度見物してから引き返すことができました。

吉成は10:11着−14発で、こちらも(時刻通りなら)3分間。改札に面したホームの到着だったので、二軒屋よりも余裕はあった筈ですが、1分ほど遅れていたため、ホームに降りたところでまず様子見・・・この時点では外には出られませんでした。発車する気配がなかったので、車内アナウンスを待っていると、行き違いの列車(特急「うずしお7号」)が遅れているということだったので、その列車が来ないのを見計らって、駅の外へ。駅舎をあわてて撮って、車内に戻りました。

もともとの遅れがなければ、いろいろ見たり撮ったりできたと思いますが、特急が定時運行だったら、下車すら叶わなかったので、これで“よしなり”といったところ。発車は10:16。2分遅れ(滞在時間4分)でした。
*1:徳島9:59着(3番線)−10:02発(4番線)です。同一ホームでの乗換というのがまた上出来。