乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3525 飫肥(2020.11.21)

「どこでもドアきっぷ」の旅のテーマの一つとして、できるだけ遠くへというのがありました。東京を起点に列車で行ける遠方の旅先となると、九州では指宿枕崎線日南線ということになるでしょう。今回は、「九州の小京都」と呼ばれる飫肥を目的地に定め、2日目に到達。遠路はるばる…という感慨はありました。

飫肥到着は、17:51。東日本と比べれば日が沈むのが遅いとは言え、さすがに暗くなってきて、辛うじて夕照が残る中で列車とホームを撮ることができました。

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飫肥駅に停車中の快速「日南マリーン号」(宮崎行き)。17:51着-54発でした。

油津同様、構内踏切を渡った先に改札、駅舎がありますが、同じく遮断機がないタイプにつき、渡るタイミングに少々悩むことに。どうやらしばらく停まっているようなので、注意しつつ構図を変えて撮らせてもらいました。そのうち、行き違いの油津行きが姿を見せ、宮崎行きも発車。時刻を見ると17:54発でした。

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飫肥駅改札口。きっぷの回収箱も注目ポイントです。

城下町として栄えた飫肥の玄関口にあたる駅なので、城や町並みをイメージしたデザインや仕掛けが随所に見られます。壁面や屋根のほか、きっぷの回収箱、券売機もお城風。なかなかの趣向だと思いました。

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飫肥駅駅舎内。券売機のデザインも秀逸です。

暗い中では撮影に不向きなので、翌日改めて撮ることにしました。改めて見ると、駅舎はしっかりとした造りで、武家屋敷の趣があります。現駅舎は年数が浅いためか、名駅舎と呼ぶには至っていないようですが、いずれは風格も増すことでしょう。

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飫肥駅外観。駅前には「泰平踊」の像があります。
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構内踏切付近から見た駅舎。木造駅舎ですが、当地名産の「飫肥杉」がどこまで使われているのかは不明。
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南宮崎行き普通列車が入線。後方に見えるのは、岩崎稲荷神社の鳥居。

飫肥を発ったのは10:55。日南線の旅、後半に入ります。


以下は、11月22日の日南線の風景(二例)です。

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南国ムード漂う伊比井駅。南郷行き普通列車との行き違いがあり、11:17着-20発でした。
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伊比井を過ぎると日向灘が見えてきます。(次の小内海から内海の間も海が近くに望め、潮が低ければ「鬼の洗濯板」も見えます。)

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