飫肥からは、南宮崎での乗り換え、宮崎での下車と特急「きりしま11号」の乗車、鹿児島中央でのあわただしい乗り換えを経て、「さくら562号」で小倉へという行程。「どこでもドアきっぷ」3日間用の最終日につき、この日のうちにJR九州管内を抜けておかないと、次の2日間用(JR西日本エリア限定)との間で差額が生じてしまうため、少々急ぎ足な感じになります。
2日間用の起点としては、山陽新幹線の西端にあたる博多でもよかったので、11/22はJR九州の未乗路線・区間*1で乗り降りするプランもありました。ただ、こういう時でもないと行けない路線が山口県にあり、時間的に間に合いそうだったので、そちらを選択。2日間用は、山口県内の新幹線駅を起点にするプランとしました。
「さくら562号」は、小倉16:18着。指定席をとる時には気付かなかったので致し方ありませんが、この列車、新下関にも停車することを乗ってから知り、思わず「!」。小倉から自由席に移動して、新下関で降り、次の「こだま860号」に乗り換えるようにすれば、確実に新下関で降りて乗ってが可能・・・でしたが、当初の予定通り、小倉での乗り換えにしました。小倉16:25発で、目的地の厚狭は16:48着です。
「こだま860号」は、700系「ひかりレールスター」でした。この車両に少しでも長く乗れるという意味では、小倉の乗り換えでよかったと思いますが、停車中の様子も撮りたいと考え、新下関でホームに降り立ちました。着いたのは16:35で、発車標を見ると16:39発。4分あれば何とかなるのがいつもの降り乗りです。
ひとまず改札は通り、その辺りで何枚か撮って再び乗車。「さくら562号」に乗っていたら16:27着だったので、駅の外観を見たり撮ったりもできたでしょう。どのみち、在来線(山陽本線)の新下関はまだなので、その時のお楽しみということにしました。
九州北部を走っている辺りから雨模様なのはわかっていましたが、厚狭に着いた時点でも雨は継続中。新幹線の駅なので、ホーム屋根は万全だろうと思っていたら、降車した場所にはそれがなく、またまた「!」です。濡れるのを覚悟でレールスターを撮りに向かい、しっかり見送ることができました。
その後しばらくホームでゆっくりしていると、博多方面の「こだま855号」が入線。こちらも700系「ひかりレールスター」でした。
厚狭は、山陽本線の旅で一度来ているので今回で二度目。前回は1990年11月25日だったので、約30年ぶりの再訪です。当時は在来線オンリーだったので、新幹線の厚狭駅は今回が初。山陽新幹線の未乗降駅*2も着々とこなしている感じです。