釧路湿原を走っている間、釧路駅周辺を散策している間は雨模様でしたが、この日の一大テーマ、花咲線(釧路~根室)の道中では一転して晴天に。先の雨が嘘のような晴れ様で、おかげで終始晴れ晴れした車窓、景観を楽しむことができました。花咲線のキャッチコピー「地球探索鉄道」を大いに実感した片道2時間余り。往路は11:12発-13:22着、復路は13:34発-15:53着で、停車時間長めの途中駅はなかったため、純粋に往復のみの行程でした。
根室本線は1990年8月の旅で、滝川→富良野、東釧路→新得を乗車済み。以来すっかりご無沙汰となっていた路線で、東釧路~根室、富良野~新得については未乗のままでした。この日、東釧路を出た時点で長年の課題の一つが果たされることに。JR線の東端を往くのに加え、国内最東端の有人駅での降り乗りを控え、気分的に高まるものがありました。
根室では定刻通り、13:22~34の12分間の滞在。降りるも乗るも結構な人出で、うかうかしていると復路は着席できない可能性もありました。駅やその周辺をしっかり見物、撮影したい、ただし早めに乗り込まないと席が...という悩ましい事態。乗車したのは発車数分前でしたが、何とか座席を確保できたのは幸運だったと思います。
往路は快速「ノサップ」で、尾幌、門静、姉別、別当賀、昆布盛、西和田、東根室は通過。復路は各駅に停まるため、往きで撮り損なった駅などをしっかりチェックしつつ、絶景ポイントも改めて堪能しました。単純往復だからこそ可能な下見+おさらいの旅。花咲線区間で撮った枚数は450枚ほどとなり、成果は上々と相成りました。
以下は、それらの中からのピックアップです。