乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3902 伊予大洲(2024.1.4)

2023年はANAの「スーパーバリューセール」で熊本へ飛び、翌日からの5日間を18きっぷでのんびり移動する旅を敢行し、相応の成果を得ました。2024年もこれと同じような行程を組める機会を得たため、年明け早々に4泊5日の旅へ。1/4に出発し、1と4=「いよ」ということで、伊予は松山に向かいました。

今回も決め手になったのはANAの「スーパーバリューセール」。一般的な帰省客の流れの逆を行く旅行者向けと言えるもので、ありがたく利用させてもらいました。1/2の事故の影響で1/3の羽田→松山便は一部が欠航となり、1/4も同じ出発時刻の便は飛ばない可能性もあった訳ですが、幸いにも運航確定。予定通り空港に着き、当該の便に乗ることはできました。

滑走路が一本使えない状況下では予定時刻通りに離陸するのはやはり難しいもの。離陸時の渋滞もあって、松山到着は11時のところ約40分遅れでした。こうなると午後に予定していた列車旅も怪しい感じに。路線バスでホテル近くまで行き、荷物を預けてから松山駅へというプランは見送り、リムジンバスで駅に直行することにしました。

松山駅までノンストップというだけあって、乗車時間は10分余り。おかげで昼食の時間を含め、余裕のある状態で列車を待機することができたのは良しとしたいところです。

12:24発の特急「宇和海」にも間に合う時間でしたが、この日は18きっぷ*1を使うことに決めていたため、13:02発の八幡浜行きに乗車。四国内のJR線で未乗だった「愛ある伊予灘*2区間に乗るのが一大テーマだったので、とにかく乗車できてひと安心でした。



車両先頭部から見た伊予大洲駅構内。奥に見えるは大洲城

南予キャラクター列車」で海沿いをメインに1時間半ほど乗車。伊予大洲には14:31頃に着き、この時を以ってそのテーマはクリア・・・全国を地方別で見た時にJR線を完乗したのは関東、北陸に次いで四国が三番目となりました。

八幡浜行き普通列車伊予大洲14:44発)
伊予大洲駅名標。新谷(にいや)は予讃線支線、五郎(ごろう)は予讃線(愛ある伊予灘線)の駅ですが、下り方面の西大洲(にしおおず)に続く駅ナンバリングの記号は支線からの「U」になっています。
伊予大洲基準の路線図(近距離きっぷ運賃・料金)抜粋。向井原伊予大洲のうち、海側が予讃線、山側の内子~新谷は予讃線ではなく内子線なのが注目ポイント。
伊予大洲駅外観

次に乗る列車は15:35発。1時間ほどあったので、その時間内で大洲城を眺められる場所やルートを駅隣接の観光案内所で尋ね、肱川の河川敷まで行って戻ってくるなどしました。お城もさることながら、鉄橋を通過する伊予市行き(内子線経由)の普通列車宇和島行きの特急「宇和海」(アンパンマン列車)を見物、撮影できたのも上々。当てずっぽうに歩いていたら、こうした偶然はなかったと思われます。

肱川橋梁を通過する宇和島行き特急「宇和海17号」(アンパンマン列車)



松山行き普通列車伊予大洲15:34着-35発)。八幡浜からの折り返しにつき、再び「南予キャラクター列車」に乗車。

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*1:羽田空港への道中でまず使用。1/4の旅のエリアとしては「内子・大洲町並散策1日パス」(3,600円)が打ってつけでしたが、以前よりお高くなってしまったのと、特急に複数回乗らないとおトク感が出ないことからパス。「宇和海」で早めに伊予大洲に行けば、大洲観光も十分可能だったところ、パスの特典を使いこなすほどの時間はさすがにないだろうという判断もありました。

*2:路線愛称の対象は予讃線伊予市伊予長浜伊予大洲。このうち未乗だったのは向井原伊予大洲になります。ただし、予讃線の支線にあたる新谷~伊予大洲伊予長浜経由の五郎~伊予大洲とが重複する区間として伊予若宮信号場~伊予大洲があるので、内子、新谷経由で伊予大洲まで乗車済みだったことを考慮すると、残っていたのは向井原~伊予若宮信号場ということに。定義が難しい区間なのです。