荒尾からは大垣、岐阜と戻り、「名古屋おでかけきっぷ」フリー区間の東端方面へ。岐阜県内のJR線は太多線の姫~多治見が残っていたので、そのクリアを兼ねて高山本線、太多線のルートで移動しました。
太多線を走る列車は決して少なくはないものの、岐阜に着いた時点ではタイミングが合わず、美濃太田経由で多治見まで直通する12:15発まで待つ必要がありました。その一つ前は11:15発。着いたのが11:23では致し方なく、かと言って岐阜でずっと待機するのも何なので、高山本線の未乗降駅をいくつか訪ねることにしました。
美濃太田までの範囲であれば11:45発に乗ればOK。いくつか選択肢はありましたが、今回は各務ヶ原をめざし、そこから戻って進んでのパターンで行程を組みました。
各務ヶ原には12:01の着。各務原市の代表駅は名鉄の各務原市役所前になるためか、当駅はどちらかと言えばローカルタイプ・・・少々意外ではありました。
高山本線の岐阜~鵜沼、名鉄各務原線の名鉄岐阜~新鵜沼はいわゆる並行区間。長森と手力、那加と新那加、各務ヶ原と名電各務原といった組合せで乗り換えが可能なので、どこかで集中的にトライしようと考えていた訳ですが、今回はJRのみに。その気になれば、名電各務原12:07発→新那加12:18着に乗って戻り、那加12:24発の多治見行きに乗ることもできたところ、あまりにタイトだったので見送りました。
跨線橋を渡り、南側にある駅舎を出ると、その先の踏切を名鉄の電車が西に向かって通り過ぎるのが見えました。やはり5分やそこらで乗り換えができる筈もなく、順当に岐阜行き(12:15発)を待つことに。これで一つ戻り、次は蘇原で下車しました。
蘇原では12:18着-28発の10分ほどの滞在。こちらの駅舎は北側で、2024年3月に新装された駅前広場をひと廻りするとそろそろ時間という具合でした。
到着した多治見行きはキハ75形。クロスシート車両だったため、ゆったりくつろぐ感じで終点まで乗車できました。多治見到着は13:24。太多線はこれで完乗となり、岐阜県内での残りは三セクと私鉄の計4路線・区間となりました。