富山入りした翌日(1/27)も電車であちこち動き回るのは控え、城址公園、梅沢町寺院群、ガラス美術館などを巡る程度にしました。お昼をとった後は電鉄富山駅を見物したりしましたが、高山本線の列車までの時間はまだまだたっぷり。早めにホームに行き、15:58発の猪谷行きを待つことにしました。
発車20分前、高山本線が発着する3番線にはすでに学校帰りの生徒さんらが列を作っていて驚くことに。その後も続々と乗客が増え、2両編成はほぼ満員状態となりました。早くに並んでいたので席には着けましたが、10分前では厳しかったかも知れません。
次の西富山ではさらに通学客が乗り込み、ラッシュの様相。速星でかなり減り、越中八尾を出た段階ではローカル線らしい程々の人数に落ち着きました。
雪が深まる中、激しくなる中でしたが、列車は定刻通り終点の猪谷に到着。16:54でした。この日の宿泊先は高山につき、猪谷から当駅17:17発の美濃太田行きに乗り換え、さらに1時間余り乗ります。時間があったので、一旦駅の外に出て周辺を少々散策。と言っても雪がそれなりに降っていたので、傘を使わずに済む範囲での行ったり来たりでした。
猪谷まではキハ120形、猪谷からはキハ25形。高山本線普通列車の旅は、車両の乗り比べができる点も一興です。
キハ25の方は実に美装で、車内環境も快適。乗客は数えるほどでしたが、2両編成という厚遇だったため、広々とした移動空間を満喫できたというのも特筆ポイントなのでした。