大平台から先は、宮ノ下、小涌谷、彫刻の森と順に降り乗り。宮ノ下、彫刻の森は、下車→次の列車に乗車というシンプルなものでしたが、小涌谷は初めての下車ということもあり、次の次の列車にしました。着いたのは15:25頃、乗ったのは15:58。30分ほどの滞在です。
小涌谷は、急カーブ区間に挟まれた場所にある駅。国道1号の踏切(小涌谷踏切)で待っていると、カーブを曲がりつつ勾配を上ってくる列車が立てる「キーキー」といった音が聞こえて来ます。が、音に気が付いてから、列車が姿を見せるまでの時間が長い・・・カメラを構えていると手が疲れてしまう状態でした。摩擦音が長々と聞こえる=カーブも勾配も本格的、ということなのだと思います。
小涌谷駅の標高は523m。鉄道線終点の強羅は541mなので、小涌谷で概ね列車の山登りは終了。取材の方もここで登り切った観はあり、その後は気分的に楽な感じになりました。
ラストの強羅駅では、ゆったりと30分余り過ごしました(16:19着−53発)。帰りの列車では、最後尾の席につき、来た道を振り返りつつの下山。箱根湯本には、17時半頃着きました。
かくして、箱根登山鉄道の全駅乗降を達成。神奈川県内の未乗降駅(ケーブルカー、ロープウェイを除く)は、残り14(相模線や大雄山線など)です。