特急で富貴から名鉄名古屋まで乗り通し、この日に泊まるホテルに寄ってから、再び名鉄名古屋駅へ。出たとこ勝負でしたが、折りよく準急(豊明行き)が来たので、乗車しました。11:07発です。
前日に知立から神宮前に向かう際、降り乗りを予定していたのは、豊明と有松でした。有松は、往時の東海道の町並みが残る歴史的観光地。短時間で見て回るのは難しいことがわかったため、その日は予定を変え、豊明の次は鳴海に寄ることにしたのでした。1/20、満を持しての有松です。
有松は準急停車駅なので、乗り換えなし。11:24に着きました。駅は橋上駅舎で、外観はなかなか立派。東海道沿いの町並みをモチーフに、当地の伝統的家屋に見られる「塗籠造」(ぬりごめづくり)で使われる漆喰の色調を全体的に用いているのが特徴です。桟が並ぶ横長の窓は、「虫籠窓」(むしこまど)をイメージしたものでしょう。手の込んだデザインだと思います。
↓ 有松に来た時に乗車したのと同じ、豊明行き準急(こちらは12:25発)
町並みに風情があり、歩き心地も居心地もいいところでした。ついつい長居してしまい、有松を後にしたのは12:28(岩倉行き普通)でした。この後の行程は、細かくは決めておらず、行き当たりばったりになります。