芸備線上り、終点の三次までの間に停車時間が長い駅は複数あって、その都度降り乗りが可能。下深川の次は狩留家、その次は中三田でした。
下深川同様、広島発の列車は狩留家止まりも多く、芸備線で交通系ICカードが使えるのもここまで。要所にあたる駅ですが、駅舎はローカル感あふれるもので、趣がありました。停車時間は5分(8:34着−39発)。駅を出て入る分にはちょうどいい時間でした。
狩留家を出ると、ぐっと長閑な風景に。並行する三篠川も時に急流を見せ、山間を進んで行く感じになります。そんな景観の中、列車は中三田に到着。東側に安駄山を望む地にあり、いかにもローカルな小駅です。ここでは、8:47着−56発と少々長め。小雨降る中でしたが、ホームや駅外でゆっくり過ごしました。
ホームに戻り、列車の交換を待っていたら、普通列車ではなく、広島行きの快速「みよしライナー」の通過待ち。普通列車どうしの交換であれば、おそらく9分も待つことはないので、これで納得が行きました。
ちなみに狩留家駅、中三田駅ともに、一面二線。構内踏切を渡って駅舎に出るのも、側線が一本あるのも共通点です。