乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3362 内子(2018.11.03)

特急「しおかぜ9号」の次は、特急「宇和海17号」に乗り換え。松山で14:13着−28発の接続です。

松山から先の予讃線は、2005年3月に訪ねた市坪#2220どまりで、それが同線乗車の南限。市坪より南(または西)というのは、今回が初です。とは言え、特急に乗っていると、一気に乗り進んでしまうため、初乗車の感慨も何もありません。あれよあれよで山線区間に入り、気が付けばトンネルの中という状態でした。かくして、予讃線(山線)の終点、内子には14:53に到着。37.6kmの距離をたったの25分・・・これは驚きでした。




特急どうしの列車交換を見届けると、視界が開け、高架ホームならではの展望をしばし堪能することに。そして、その眺望の一部にかかるように、工事用のシートや構造物が設置されている現況を見ることになります。内子駅が高架になったのは、山線開通時の1986年のこと。高架化されてからの年数がそれなりに経っていることを示す工事と言えそうです。

バリアフリー設備として、島式ホームの端にエレベーターがあるのも内子駅の特徴の一つ。ただし、改札からは大回りになるので、注意が必要です。この日は、行きも帰りも階段を使いました。踊り場が2か所あり、段数が多いという点で、階段の方も注意を要します。

駅舎は、高架下に組み込まれるような形。隣の案内所「旅里庵」(たびりあんの方が、建物としての体面を保っている観はあります。歴史的な町並みを誇る内子ですが、その中心駅は意外とこじんまりした感じなのでした。

以下は、駅前と駅近くにある鉄道関係のスポット(史蹟)です。

↓ 国鉄時代の内子線を走ったSL「C12形231号機」。傍らには、旧内子駅の駅名標も。




↑ 内子線の前身、大洲〜内子などを結んだ愛媛鉄道時代の内子駅は、現在の駅から北北東寄りに500mほど離れた場所にありました。その跡地を示す碑などが、南京はぜ通りの途中にあります。

内子での滞在時間は約2時間。16:56発の「宇和海21号」に乗り、終点に向かいました。

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