東田坂上の次は東八町が面白そうだ、と思ったところで時間は押せ押せ。東八町は見送って、駅間が短い豊橋公園前〜市役所前を歩いてつなぐ、ということにしました。乗り降りのしやすい路面電車だからこそできる小技です。
時刻表上は、16：01に公園前に着き、隣の市役所前を16：07に発つ、になりますが、普通に歩く分には計算内であっても、実際の道路事情は読めないものがあり、この時も実はギリギリでした。この大通り、歩いている時は気付きませんでしたが、国道１号線、つまり天下の東海道だったのです。歩道から電停までは長めの横断歩道を渡ることになりますが、当然、横断歩道の信号が青にならないと電車に乗れません。この信号待ちの時間を見込んでいなかったのです。
もっと時間に余裕があれば、当の豊橋公園を端まで行って、豊川を眺めて戻る、というのもできたんでしょうけど、１８きっぷで東京に戻る時間を考えると、そう行きません。横断歩道を走り、到着したての16：07発に滑り込めた時は何とも言えない気分でした。
という訳で、市役所前では撮影どころではありませんでした。豊橋市公会堂（1931年建築、半球ドームと鷲がシンボル）とその背後の市役所を辛うじて撮ったこの一枚のみです。（これでは乗降記録にならない？）
