ユーカリが丘線の乗り降り旅は、15:36にユーカリが丘駅に着いたところで終了(実際は、「多客」により1分遅れ)。約1時間の周遊でした。この後は、京成線で帰るだけ・・・のところ、せっかく佐倉市まで来たので、さらに東に向かうことにしました。めざすは京成本線最後の未乗降駅、大佐倉です。
ユーカリが丘〜大佐倉は、路線としては一本でも、この時間帯は直通する列車がないため、とりあえず京成佐倉行きに乗り、京成佐倉で後から来る成田空港行きに乗り換える必要があります。ユーカリが丘15:58発で(京成佐倉3分の待ち合わせの後)、大佐倉に着いたのは16:11でした。
過去に何度か通る際に、大佐倉駅の独特な感じはわかっていたつもりでしたが、実際に来てみると、そこはやはり異世界の様相。秘境駅とまでは行かずとも、木々に囲まれたホーム、古びた木製ベンチ、レトロ感ある駅名標と、ローカル駅の要素がそろっていて、感服しました。そんなローカルな大佐倉駅でも、改札機は自動。外に出れば、住宅がいくつかあり、道路も通じているので、少なからず利用がありそうなことはわかりました。
過去に同駅を通過する際に見た限りでは、周囲には何もないような印象だったので、「なぜここに駅が...」という疑問はこれで晴れました。ただし、2014年度の1日平均乗降客数は408人。京成線69駅の中で、唯一の3桁(つまり最下位)です。
何はなくとも、その佇まいや周囲の環境などを見ていれば、時間は経ってしまうもの。次の上り列車(16:29発上野行き特急)が来るまでの間は、さほど長くは感じませんでした。