JR北海道の廃駅、廃線の話がここのところ加速傾向にあります。廃止が明らかになったもの、確定的になったもの、存続が危ぶまれるものなど、いろいろありますが、今のうちに行っておかないと、もう次はないというのを自分なりに考え、足を運ぶことにしました。出かけたのは、9月4日、5日。日程的には急な感じですが、道内での列車の接続やスピードはスロー...という2日間でした。
目的地エリアへのアクセスを優先すべく、北海道への足には飛行機を利用。新千歳空港には定刻の12:35に着き、新千歳空港駅の出発も予定通り。むしろ早いくらいでした。
この日は、札幌エリアを中心に、長万部〜苫小牧〜新得〜美瑛などをカバーするフリーパス「一日散歩きっぷ」を使うことにし、新千歳空港駅の券売機で購入。至ってスムーズだったので、13時ちょうどの快速エアポートに乗ることができました。
当初は13:15発の快速で、南千歳13:18着のつもりでしたが、一つ前の快速(南千歳13:03着)に乗れたことで、13:17発の苫小牧行きに間に合い、その結果、本数が1日6本*1という室蘭本線の岩見沢行きに乗車できました。千歳線から室蘭本線(下り)への乗り換えは、沼ノ端。13:31着−36発です。
5分あれば、駅の外に出ることもできそうですが、着いたのが数分遅れだったため、事実上2〜3分しかありません。残念ながら、外観などを撮る余裕はなく、駅の降り乗りも怪しい感じに。幸い、千歳線については階段を上がったところ、即ち連絡通路上に改札があり、ここを通過=乗降記録として追加、となりました。通路からは、隣の番線に入線してきた室蘭本線の列車が見え、正にギリギリ。とにかく間に合ってよかったです。
かくして、沼ノ端では電車から気動車への乗り換えとなりました。ここからはスローな旅になります。