三江線の復路、木路原→三次を無事乗り終え、三次には定刻通り16:15に到着。広島に戻る芸備線の列車は1分後の16:16発…どうなることか思いましたが、同一ホームでの乗り換えだったので、悠々でした。
往路では雨模様だった芸備線沿線でしたが、復路ではすっかり晴天。窓側の席を確保し、晴れ晴れとした里山の車窓を楽しみつつ、ゆったり過ごすことができました。
往路では、停車時間長めの駅が四つありました。復路でもやはり長めの駅が二つあり、それが往路とは違っていたため、乗降駅数が増えることになります。一つは甲立(16:37着−45発)、もう一つは志和口(17:11着−23発)。「みよしライナー」が快速運転する区間(三次〜下深川)の途中停車駅は三つありますが、そのうちの二つ*1がこの甲立と志和口なので、期せずして一定規模の駅を訪ねる形になりました。
甲立駅は、駅舎とは思えない建築物が特徴。「甲迎館」という安芸高田市の施設を兼ねているためですが、外観も内装も“駅離れ”しています。跨線橋と建物2階が直結していて、建物内の階段を下りると地上に出るという構造も独特だと思います。
志和口駅は、駅舎そのものは凡庸な印象を受けますが、平日夕方だったこともあり、高校生の利用がとにかく多く、地域の拠点といった趣でした。
学校帰りの生徒さんで賑わう列車に揺られ、太田川と並走する辺りからは西日に照らされ...まだ十分に明るさの残る中、広島に到着(18:14着)。朝から夕方まで時間をフルに使う感じで、芸備線、三江線の旅をこなすことができました。我ながら上出来だったと思います。