井戸を13:22に発ち、次の降り乗りへ。日中時間帯の長尾線の列車は24分間隔なので、行って戻ってのパターンで臨める組合せが一応あって、この時の選択肢としては、林道まで行って木太東口に戻る、高田まで行って池戸に戻るの二つが有力でした。
往路での下見も踏まえ、有人駅で長めと無人駅で短めの組合せの方が駅の見物に充てる時間配分としてはいいだろうと考え、選択したのは高田からの池戸。高田は13:34着-46発、池戸は13:48着-56発でした。
高田は2面2線の駅ですが、進行方向と乗降ホームが逆になるのが特色。高松築港方面(上り)は進行方向左ではなく右のホーム、長尾方面(下り)は同じく左ではなく右になるため、心得がないと当惑することでしょう。
従って、上り列車の降車時は右のホーム。駅舎がある側です。女性駅員さんにきっぷを提示し外へ。駅の近くには新川に架かる高田橋があり、川を一望できます。その景色を堪能し、少し早めに駅に戻ることに。下り列車は構内踏切を渡った先のホームに来るため、安全策をとったという訳です。
池戸は1面1線の無人駅。ホーム南側がスロープ状になっていて、それを進むと道路に出るという至って単純な構造で、駅の出入口がハッキリしないところがまた一つの特徴と言えます。
散策する時間が多少はあったので、駅裏手の西徳寺に行ってみることにしました。道が廻り込む感じだったのですぐにアクセスできる訳ではなく、前まで行ったところで時間切れに。小走りで駅に戻り、事なきを得ました。駅構造のシンプルさに助けられたと言っていいかも知れません。