筑豊直方から黒崎駅前まで直行すると、時刻表上は15:50発→16:24着。出だしは順調でしたが、無料デーということもあってか進むにつれて乗客は増え、極め付けが木屋瀬でのラッシュでした。当駅周辺で行われた「筑前木屋瀬宿場まつり」が終わった頃合いだったため、帰りの客で車内は満員に。これで気軽な感じでの降り乗りは難しくなり、されどこのまま終点まで乗って行くのも賢明ではない状況となりました。
車庫のある楠橋で一旦降りてはみたものの、駅周辺にこれといったものはなさそうだったので再度乗車。主に平日と土曜には区間運転の起点・終点になる筑豊中間であれば何かあるだろうと考え、とりあえず下車することにしました。降りる際は案の定ひと苦労です。
次の黒崎駅前行きが15分後に来るというのはわかっていたので、間隔が狭まる分、多少はゆとりも...との読みも。ただし、降車時点で数分遅れだったため、次が定時で来るかどうかは不透明。様子を見つつ、駅下のスーパーで過ごし、早めにホームに戻りました。反対側ホームに16:18発の筑豊直方行きが来るのに合わせて待機しましたが、これがなかなか現れず・・・結局、黒崎駅前行き(16:21発)の方が早く姿を見せ、1分遅れでの着・発となりました。
概ね予想通り、車内の混み具合はほどほど。立ったままではありましたが、その分車窓はしっかり楽しめ、東中間から熊西までの10の駅も見るなり撮るなりできました。丘陵地や小刻みなカーブ区間を路面電車タイプの車両が走り抜けるというところがまた何とも。今度はここぞという場所で走行シーンを見送りたいものだと思うのでした。
最終的には結構な数の乗客を乗せて、黒崎駅前に到着。16:39着のところ、遅れは5分に拡大していました。時刻表通りであれば、当駅折り返しで16:45発の筑豊中間行きに。乗車待ちの長蛇の列ができていたので、すぐの発車は難しいと思っていましたが、16:47には動き出し感服した次第です。