乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3935+3936 二戸(2024.2.26)

2022年度は「JR東日本パス」のおかげで新幹線を軸にした長距離旅行を二度満喫。同じような企画乗車券はしばらく出ることはないだろうと思っていたら、今度は「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」(キュンパス)なるものが登場・・・これを逃す手はないと、昨年12月のうちに旅の計画を立てました。

長旅で使うのであれば、金曜(往路分)と月曜(復路分)で1回ずつ「キュンパス」を用意した上で、土日は遠方の地でゆったりするのがいいだろうと考えていたのですが、何だかんだで平日日帰りの1回分にとどめることに。もともと2/26(月)は候補日だったので、その日に北東北メインで周遊するプランとしました。

東北新幹線が乗り放題となれば単にひと廻りするよりは、未乗降の新幹線駅を少しでも訪ねるのが有意義というもの。旅行前の段階で、白石蔵王水沢江刺いわて沼宮内、二戸、七戸十和田がその対象でしたが、時刻表を入念に調べて得た一つの解が二戸プランでした。ここまで来てまた戻るともう一駅可能というもので、本数が限られる中ではこれが精一杯。それだけ難度が高めだったのです。

はやぶさ5号」(二戸10:13発)

二戸は「はやぶさ」で10:12着(5号)-11:18発(18号)と1時間余りの滞在。予報では終日雪、日中の気温も1℃前後と厳しい感じだったので、基本的には駅構内や隣接の建物で過ごすことにしました。

二戸駅新幹線ホーム。斜めの大屋根が覆う構造で、なかなかのスケール感。
新幹線発車標。次の下りは11:50発で約100分後。その次はさらに開いて約130分後。上りもインターバルがあります。

西口には駅直結の二戸広域観光物産センター「カシオペアメッセ・なにゃーと」があり、そこでまず30分ほど。雪降る中を駅西側の外観を撮ったら、次は東口に向かい、今度は駅前を一周という感じ。積雪量もそれなりだったので、駅というよりは雪が主役の撮影となりました。

二戸駅外観(西口)。新幹線側はこの通りダイナミック。
東口はIGRいわて銀河鉄道側。角度によっては駅舎が隠れてしまいそうなほどの雪量。
「NINOHE」のアルファベットにも程よく雪が積もり、文字が際立つ感じに。

まだ少々時間があったので、「キュンパス」の利点を活かすべく、IGRいわて銀河鉄道の二戸駅構内を見させてもらうことに。窓口で入場券代わりにパスを提示し、とりあえず1番線ホームに行ってみました。屋根が長々と取り付けられているので、ホーム上は何ともないものの屋根上や線路にはやはり一定量の雪。寒々としてきたので早々に切り上げ、一礼して改札を出ました。

いわて銀河鉄道線二戸駅ホーム。線路の見え方で列車の運転間隔、発着状況がわかるのがポイント。(新幹線駅の大屋根と2・3番線の屋根が重なって見える辺りで屋根下雨樋の工事が控えているとの件が後日リリースされ、何となく付加価値を感じる一枚になりました。→参考
二戸駅駅名標(1番線)。当ホームは上り(盛岡)方面専用なので、次駅の表示も「いちのへ」(一戸)のみ。名所案内の方は国鉄時代からそのままの印象を受けます。
二戸駅構内。左の1番線、右の2番線とも線路は一応見えますが、2番線を使う列車は上り2本、下り1本のみ・・・雪で埋まってしまわないか気になるところ。
時刻表はこの通り。上下各12本です。新幹線定期列車も本数は同じ(上下ともに12本)です。

新幹線ホームに戻ると、こちらは大屋根が覆う構造につき雪も何もなし。三セクと新幹線での駅の違いを改めて実感した次第です。

はやぶさ18号」(二戸11:18発)

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