2022年度は「JR東日本パス」のおかげで新幹線を軸にした長距離旅行を二度満喫。同じような企画乗車券はしばらく出ることはないだろうと思っていたら、今度は「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」(キュンパス)なるものが登場・・・これを逃す手はないと、昨年12月のうちに旅の計画を立てました。
長旅で使うのであれば、金曜(往路分)と月曜(復路分)で1回ずつ「キュンパス」を用意した上で、土日は遠方の地でゆったりするのがいいだろうと考えていたのですが、何だかんだで平日日帰りの1回分にとどめることに。もともと2/26(月)は候補日だったので、その日に北東北メインで周遊するプランとしました。
東北新幹線が乗り放題となれば単にひと廻りするよりは、未乗降の新幹線駅を少しでも訪ねるのが有意義というもの。旅行前の段階で、白石蔵王、水沢江刺、いわて沼宮内、二戸、七戸十和田がその対象でしたが、時刻表を入念に調べて得た一つの解が二戸プランでした。ここまで来てまた戻るともう一駅可能というもので、本数が限られる中ではこれが精一杯。それだけ難度が高めだったのです。
二戸は「はやぶさ」で10:12着(5号)-11:18発(18号)と1時間余りの滞在。予報では終日雪、日中の気温も1℃前後と厳しい感じだったので、基本的には駅構内や隣接の建物で過ごすことにしました。
西口には駅直結の二戸広域観光物産センター「カシオペアメッセ・なにゃーと」があり、そこでまず30分ほど。雪降る中を駅西側の外観を撮ったら、次は東口に向かい、今度は駅前を一周という感じ。積雪量もそれなりだったので、駅というよりは雪が主役の撮影となりました。
まだ少々時間があったので、「キュンパス」の利点を活かすべく、IGRいわて銀河鉄道の二戸駅構内を見させてもらうことに。窓口で入場券代わりにパスを提示し、とりあえず1番線ホームに行ってみました。屋根が長々と取り付けられているので、ホーム上は何ともないものの屋根上や線路にはやはり一定量の雪。寒々としてきたので早々に切り上げ、一礼して改札を出ました。
新幹線ホームに戻ると、こちらは大屋根が覆う構造につき雪も何もなし。三セクと新幹線での駅の違いを改めて実感した次第です。