乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3937+3938 いわて沼宮内(2024.2.26)

二戸の次はより高難度ないわて沼宮内へ。東北新幹線の駅では最も発着本数が少なく、基本的には上下各8本・・・どうすれば来駅できるかを長年考えていた訳ですが、「キュンパス」のおかげで今回ようやく実現となりました。

はやぶさ」は全車指定席ですが、「盛岡~新青森間、盛岡~秋田間、福島~新庄間内の各駅相互発着の場合は、指定席の利用回数に数えることなく、普通車の空いている席をご利用になれます。」とのことで、二戸→いわて沼宮内はその空いた席で移動。乗車時間は12分で、11:30に着きました。

はやぶさ18号」(いわて沼宮内11:31発)

停車する列車は少ないながら、ホーム、駅は立派なもので目を見張るほど。ただし駅の東側は山林が広がり、ローカル然としていることから、ここだけ見ると本数が限られるのもごもっとも... 来てみてわかった当駅の実態です。

上りホームから見た東側の眺め。辺りは雪の山林。
ホームは2面2線で待避線はなし。スケールが大きく広々している分、本数も利用者も少ないのが何とも...

改札横には「ようこそ北緯40度のまちへ!!」の垂れ幕。岩手県岩手町で降り立ったのは今回が初めてなので、北緯40度線*1が通る町というのもそれを目にしたことで知り得た話です。これもちょっとした収穫と言えるでしょう。

いわて沼宮内駅改札口付近
新幹線は上りも下りも8本限り。北海道新幹線奥津軽いまべつ駅の上下7本より辛うじて多いというレベル。

駅の外には東口、西口の順で出てみました。駅(主に新幹線)利用者向けに整備したと思われる細い車道があるだけの東口に対し、役場などがある町の中心地にアクセスできる西口は開けた印象。東西自由通路直結の岩手広域交流センター「プラザあい」の大きな出入口=西口という構造で、センターの存在感ある造りのおかげで駅全体が大きく見えるのがまたポイントと言えそうです。

いわて沼宮内駅外観(東口)。道路は駅前止まりで南方向に延びる道はありません。
いわて沼宮内駅外観(西口)。二戸駅と逆で、西側にいわて銀河鉄道線、東側に新幹線という並び。
岩手広域交流センター「プラザあい」。当館と駅の開業は2002年12月のこと。20周年+α・・・早いものです。

いわて沼宮内からの移動は新幹線だと延々と待つことになるので、次はいわて銀河鉄道線で。二戸では構内入場用で使わせてもらいましたが、当駅では「キュンパス」をしっかり活用し、滞在時間に応じた列車に乗ることにしました。それほど長居するには及ばなかったので、11:58発の下り列車に乗車。めざすは行って戻ってが可能な駅です。

新幹線の本数が少ない一方で、IGRの方はそれなり。盛岡方面は平日25本、土休日23本と多め、八戸方面は二戸駅と同じ12本です。窓口は不在でした。
いわて銀河鉄道線のホームも2面2線。地上ホームに見えますが、実際は2階の高さにあり、改札口と自由通路は3階、新幹線ホームは4階に位置します。
八戸行き普通列車いわて沼宮内11:58着・発)

alphapolis ranking banner 《鉄道系短編小説「二人のPartiton」用》 alphapolis ranking banner 《鉄道系短編小説「海線丘線」用》 鉄道コム

*1:実際の40度線はいわて沼宮内駅から約5km北。いわて銀河鉄道線御堂駅の近くを通ります。