二戸の次はより高難度ないわて沼宮内へ。東北新幹線の駅では最も発着本数が少なく、基本的には上下各8本・・・どうすれば来駅できるかを長年考えていた訳ですが、「キュンパス」のおかげで今回ようやく実現となりました。
「はやぶさ」は全車指定席ですが、「盛岡~新青森間、盛岡~秋田間、福島~新庄間内の各駅相互発着の場合は、指定席の利用回数に数えることなく、普通車の空いている席をご利用になれます。」とのことで、二戸→いわて沼宮内はその空いた席で移動。乗車時間は12分で、11:30に着きました。
停車する列車は少ないながら、ホーム、駅は立派なもので目を見張るほど。ただし駅の東側は山林が広がり、ローカル然としていることから、ここだけ見ると本数が限られるのもごもっとも... 来てみてわかった当駅の実態です。
改札横には「ようこそ北緯40度のまちへ!!」の垂れ幕。岩手県岩手町で降り立ったのは今回が初めてなので、北緯40度線*1が通る町というのもそれを目にしたことで知り得た話です。これもちょっとした収穫と言えるでしょう。
駅の外には東口、西口の順で出てみました。駅(主に新幹線)利用者向けに整備したと思われる細い車道があるだけの東口に対し、役場などがある町の中心地にアクセスできる西口は開けた印象。東西自由通路直結の岩手広域交流センター「プラザあい」の大きな出入口=西口という構造で、センターの存在感ある造りのおかげで駅全体が大きく見えるのがまたポイントと言えそうです。
いわて沼宮内からの移動は新幹線だと延々と待つことになるので、次はいわて銀河鉄道線で。二戸では構内入場用で使わせてもらいましたが、当駅では「キュンパス」をしっかり活用し、滞在時間に応じた列車に乗ることにしました。それほど長居するには及ばなかったので、11:58発の下り列車に乗車。めざすは行って戻ってが可能な駅です。