乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#2500 富山駅前(2010.02.12)

西町18:35発、富山駅前行きに乗り、そのまま終点をめざします。間に4つ駅があるのですが、ここで途中下車すると、その駅が節目の2500番目になってしまうので、富山地鉄(市内電車)のターミナルにその節目を飾ってもらうことにしました。

しきりに無線連絡が入るので、何事かと思うも、荒町、桜橋、電気ビル前、地鉄ビル前と順調に進み、気が付くと先行の大学前行き(女性運転士)が目の前に。あとで時刻表を見ると、この大学前行きの発車時刻は18:42(@富山駅前)、今乗っているのは18:43着(目安)だったので、どうやら追いつくような設定になっていたようです。




節目の駅に着いたというのに、感慨も余韻も何もありません。今そこに停まっている大学前行きへの乗り継ぎを試みるばかり。果たして乗り換えは成功し、広貫堂前〜西町に続き、再び女性運転士さんの電車に揺られ、さらなる終点をめざすのでした。

という訳で、2500番目の富山駅前は「降りて乗って」の最短パターンに。電停だとどうも「乗降感」が希薄になりますが、電車の外に出て、別の電車に乗り換える以上、電停では立派な降り乗りです。

↑ 1時間後、再び富山駅前に戻ってきてから撮った一枚(黒のセントラム

*北陸の旅を終えた時点で2500駅ちょうどくらい、と見込んでいたところが、このようにあっさりとクリアしてしまい、嬉しい誤算となりました。2501番目以降、もうしばらく北陸(富山)の旅は続きます。

電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2499 西町(2010.02.12)

広貫堂前を18:28に出て、次の次、西町にはダイヤ上は18:30に着いたことになります。南富山駅前の先、降りて乗ってを繰り返し、ようやくここまで来た訳ですが、振り返るに、(1)乗客は決して少なくないこと(運行頻度に即した程々の混み具合)、(2)乗り継ぐ度に違うタイプの車両になること(バリエーション豊富)、(3)とにかく雪に強く(多少のズレはあっても)しっかり走っていること、の3点を認識するのでした。乗ってきたこの大学前行きも、公共交通の使命感のようなもの(運行の着実さ)を感じることができました。女性が運転しているというのがまた特筆モノだと思います。




さて、ここ西町は屋根付きの商店街にすぐに出られるので、散策するには打ってつけだったのですが、進行方向左手からセントラム環状線)が現れ、これから向かう先(富山駅前)に走って行くのを見て、そうも言ってられなくなりました。遅くなると、セントラムの本数が減ってしまうので、先を急ぐに越したことはないのです。という訳で、西町でも数分間の滞在にとどめ、次をめざすことにしました。いよいよ通算2500駅目です。

電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2497+2498 堀川小泉&広貫堂前(2010.02.12)

ここまで来ると乗り降り通算2500駅目が見えてくるので、どの駅を区切りにするかが悩ましくなってきます。とりあえず、市内電車を1〜2駅飛ばしで「降りて乗って」を続けて、然るべきターミナル駅を2500にすることを思いつきます。かくして、大町では降りず、次の堀川小泉でまずは下車。




しかし、いくら歩道橋があってもこれでは何とも身動きがとれません。甘く見ていた雪は次第に激しさを増し、電停で足止め状態です。5分おきに来る電車は本当にありがたく、そそくさと次の次の次をめざすのでした。

時刻表通りに言えば、18:20に堀川小泉を発ち、18:23に広貫堂前に着いたことになります。ここ広貫堂前は、富山のくすりを代表する「廣貫堂」の近所。もっと早くに着いていれば、廣貫堂資料館を見学することもできたのですが、時すでに遅し。せめて建物の前まで、としても、この雪では滑って転んで、何らかの薬のお世話になりかねません。シャレにならないので、じっと次の電車を待つことにしました。




電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2495+2496 南富山&南富山駅前(2010.02.12)

18:07、南富山着。ここまで来れば、あとは本数の多い市内電車の旅になるので、気楽なものです。

ホーム北端の踏切を渡り、改札を出れば目の前が市内電車の終点、南富山駅前(駅名が「駅前」で終わる場合、表記が難しいですね)。すでにそこに停まっていたので、少しでも先を急ごうと乗ろうとしたら、目の前で閉扉&発車! 呆然としていたら、次の電車がすでに入線待ちになっていて、吃驚仰天。いくら本数があるとは言え、これはもう山手線並みです。

という訳でここから先はダイヤがあってないような世界になります。一応、富山駅前行きか大学前行きかの区別はできているので、それでだいたいの時刻を記すばかり。この時に乗ったのはおそらく18:15発の大学前行きだったと思われます。

ちなみに、ここ南富山はかつて堀川新という名称だったとのこと。堀川新と笹津(高山本線 越中八尾の南)を結ぶ線ができ、その区間が廃止され、南富山に改称された際(富山地鉄 笹津線として)また復活し、最終的に1975年4月に廃止...そんな紆余曲折を経てきたせいか、どこか威厳を感じます。




笹津線時代は、市内電車が乗り入れていたという話も興味深いものがあります。南富山駅前はなく、南富山一つだったことになりますね。

電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2494 稲荷町(2010.02.12)

富山地方鉄道の本線から上滝線へ。乗り換えの間に稲荷町で過ごせる時間は13分(17:48着〜18:01発)です。

レッドアロー急行を降りると、屋根のないホーム上はちょっとした積雪でまずビックリ、稲荷町駅が木造の何とも古風な駅舎でさらにビックリ、外に出たら思いのほか目ぼしいものがなくてまたまたビックリ、と驚き放しの稲荷町でした。

ターミナルの次、しかも本線、立山線、不二越・上滝線の3線が通る駅ともなれば、さぞ立派〜...というのは勝手な思い込みでした。このシックな感じは地鉄の魅力の一つ。上滝線ホームの木製の長いベンチに座り、本線側を行き来する電車を見ながら、ささやかな旅情に浸るのでした。(写真は上滝線側の車庫を撮ったものです。)




電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2493 電鉄富山(2010.02.12)

タワー111での会合を終え、インテック本社前からひと駅ライトレールに乗り、富山駅北に戻りました。この日の夜は、23:09発の寝台特急北陸で帰京するばかりだったので、残りの時間、富山市内でたっぷり過ごすことができます。ライトレールの他の駅へまた足を運ぶもよし、富山地方鉄道の乗り降りを極めるもよし、選択肢はいくつかありました。が、何せ降雪激しく、2月なので暗くなるのも早い。かくして、より本数の多い線で乗り降りを増やそう、ということで落ち着きます。

1989年8月に富山を訪れた際、富山地鉄は改札から眺めるだけで乗ることはありませんでした。今回は1日フリーきっぷ(富山まちなか・岩瀬)があります。事前にホームページなどを見ても、対象区間がいま一つハッキリしなかったのですが、きっぷ実物を見て感無量。そう、5駅分と至って限定的ながら、電鉄富山〜南富山もこのフリーきっぷで乗り降りできることがわかったのです。

本数の少ない地鉄(鉄道線)ですが、時刻表を見て何とか行程のメドが立ちました。駅数は稼げないにしても、ここで乗らなければいつ乗る?です。まずは17:45発の急行で、お隣の稲荷町へ。その後、不二越線に乗り換えて南富山へ。あとは市内電車に乗れるだけ乗る、そんなプランにしました。

初めて入った電鉄富山で迎えてくれたのが、かつての西武特急「レッドアロー」でした。昔、特急料金を払って乗った車両に、今回はフリーきっぷで乗車する。何とも不思議な気分でしたが、おかげで優雅な3分間を過ごすことができました。


↑ ヘッドマークの充実ぶりはさすが。入場しないとわからないものです。



電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2491+2492 粟島&インテック本社前(2010.02.12)

東岩瀬から先、富山駅北に戻るまでに寄り道できる駅はあと二つか三つか。金沢野町のホテルでバッチリ朝食は摂ったので、このまま駅数を稼いでもよかったのですが、寒い日に空腹だと正直持ちません。乗り降りはそこそこにして、お昼の時間を確保することにしました。しかし、ライトレール沿線で手軽に入れるお店、はて? 一旅行者には知る由もありません。そこで、前々から気になっていた「粟島(大阪屋ショップ前)」で下車することにしたのです。




往路、つまり岩瀬浜に行く途中でお店は確認済みだったので、迷うことはなかったのですが、例えば福井鉄道の「ベル前」のようなショッピングセンターを思い描いて臨むとアテが外れることになります。いい意味で実にコンパクト。それでも大阪屋ショップは当地に堂々と店を構え、結構な賑わいを見せていたのでした。

13:01〜13:16の15分間が買い物タイムです。店内をゆっくり周回し、サバの押し寿司とマスの三角おむすびを買い、昼食用としました。会合は14時からなので、早めに会場に行ってこれをいただこう、というお手軽プランです。


↑ これは会合後に撮った一枚。右側の建物は「インテック本社前ビル」です。



雪が強まる中だったので、会場の前で下車できるのは本当にありがたいことでした。会場はズバリ、インテック本社、即ち「タワー111(トリプルワン)」。同タワーのロビーで優雅に地産のお寿司をいただくのでした。これで会合の方もバッチリ(?!)です。

電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2490 東岩瀬(2010.02.12)

12:31に岩瀬浜を出て、東岩瀬に着いたのは12:33。富山港線だった頃は、次の列車が来るまで結構待ったんでしょうけど、富山ライトレールはこの時間帯15分間隔。散策できる時間が15分または30分と区切れるので、ありがたいことだと思いました。




1日フリーきっぷを買った際に付いてきたコンパクトな冊子を見ていたら、東岩瀬からは大町新川町通りという回船問屋街に出やすいことがわかり、森家という北前船問屋(→参考)が見どころの一つであることを知りました。建物内を見学する時間はなくとも外観を見て戻ってくる程度であれば15分はちょうどいい、と読んでいたのですが...

とにかくその大町新川町通りに行くべく、東岩瀬で降りることにした訳です。道中、名所各所への案内標示(矢印)は一応出ていたのですが、如何せん距離が記されていない。結局、森家までどのくらい歩くのかがわからず、遠くにそれらしきものを確認してあわただしく引き返すことになってしまいました。(まち歩きならぬ、まち走り?!) 30分コースに切り替えてもよかったんでしょうけど、こういう時はやはり乗り降り優先。12:48発に乗り込み、次をめざすのでした。


↑ この駅舎を見学したこともあって、時間不足に(ライトレールの乗降場とは反対側にあります)

電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2489 岩瀬浜(2010.02.12)

ほぼ満席だったポートラムは、途中の蓮町で多くを降ろし、終点の岩瀬浜に着いた頃には三々五々といった感じになってました。それでも折り返しの富山駅北行きには、何人かが乗ってきて、決して寂しい趣にはなりません。噂のフィーダーバスが入ってきたのは、ポートラムの発車準備が進む中でのこと。その接続の良さには大いに感心しました。乗客がいない状況ができないようになっている、という訳です。

到着から発車までの8分ほどが、ここ岩瀬浜での散策時間でした。もう少し天候がよければ、海の方(岩瀬漁港か岩瀬浜か)まで足を伸ばすというのもあり得たのですが、この日も寒く、雪模様だったので、早々に引き返すことにしたのでした。いかに我が身が北陸仕様になっていないかを思い知るばかりですが、こういうコンディションだからこそ先を急ぐ、というのも正論だろうとは思います。(でもライトレールの雪の旅路はまだまだ軽度だったことを後で叩き込まれることになります。夕方以降の乗り降り旅は、そりゃあもう、だったのです。)

電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ  

#2488 富山駅北(2010.02.12)

北陸フリーきっぷが使える範囲をとにかく行けるだけ行ってみようというのがこの時のテーマの一つでした。過去にこのきっぷで城端線氷見線はひととおり乗ったので、今回、七尾線高山本線(富山側)を乗車できたことで、概ね達成した(?)という訳です。返す返すも残念なのは、かつて北陸フリーきっぷで富山港線に乗車しようと思えばできたのに、それをしなかったことでしょう。(富山駅の端の番線で富山港線を一応は見に行きはしましたが...)

その時の余念が、富山港線の後継、富山ライトレールに足を向けさせたのかも知れません。好都合なことに「富山まちなか・岩瀬フリーきっぷ」なる打ってつけの乗車券があることを知り、躊躇なく購入。800円でライトレールと富山地方鉄道電鉄富山〜南富山、市内電車、均一区間のバス)に乗り放題なんですから申し分ありません。ただ、この日富山にやって来たのは、この会合に出るのが目的だったので、その前後の時間に限られるという制約つきです。ともあれ、富山駅北12時ちょうど発のライトレールに乗り、岩瀬浜をめざすことにしました。あとは、時間を見ながら14時までに会場(インテック本社=タワートリプル1)に戻ってくればいい、ということになります。




ライトレールは、その名の通り、軽快でした。キュルキュルという耳慣れない音が不思議と快走感を高め、雪など何のそのといった走りっぷり。寒風に接している訳ではないのに、足元から冷え冷えしてくるのは、そんな速さ加減とも関係ありそうです。


↑ こちらは夜10時頃の様子。乗客は少なくありません。

電網浮遊都市アルファポリス「blog」部門に登録しました。*週に一度のクリック、よろしくお願いします。  鉄道コム > 鉄道ブログ