乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3523 志布志(2020.11.21)

鹿児島交通の路線バスで、志布志駅に到着。道中は数分遅れで、峠道も複数ありましたが、最終的には定刻通りの15:14に着き、感服しました。バスを降りると駅はすぐ。油津行きの列車は15:50発につき、まだ時間があります。事前に調べておいた「志布志鉄道記念公園」に行ってみることにしました。

この日は11月にしては暑いくらいで、志布志の最高気温は21.4℃。天気も上々で、正に南国に来た気分でした。そんな陽気の中、鉄道記念公園で保存されている車両*1は実にいい色合いで、特にキハ52-130の方は現役さながらの印象でした。

f:id:ekilog:20201207010140j:plain
キハ52-130@志布志鉄道記念公園
f:id:ekilog:20201207010519j:plain
C58形112号機。1939年2月製造の蒸気機関車で、志布志機関区には1972年6月に配属。1975年1月の引退後、国鉄から志布志町(当時)に無償貸与され、現在に至っているそうです。冬期はイルミネーションで装飾されます。

駅に戻ったのは発車5分ほど前。駅舎自体はコンパクトながら、観光案内所が併設されていて、様々な情報が入手できるほか、駅舎内では「志布志駅の歩み」の掲示、「志布志駅開業95周年記念写真展」の展示があり、見るべきものが多々・・・公園に行く前にチェックしておくべきだったと思いました。

f:id:ekilog:20201207011424j:plain
志布志駅外観。現在の駅舎は、1990年3月に竣工。
f:id:ekilog:20201207011621j:plain
志布志駅開業95周年記念写真展」。写真展示は観光案内所にもあり、充実していました。

そんなこんなで、ホームでもあわただしい感じに。ひととおり撮影したところで発車時刻となりました。

f:id:ekilog:20201207012008j:plain
志布志駅ホーム。志布志線、大隅線の廃止後は日南線の終点となり、一面一線に。
f:id:ekilog:20201207012202j:plain
志布志駅駅名標。いい意味で手が入っておらず、歴史が感じられます。

あとで気付いたのですが、これまでに乗り降りした駅の最南端は鹿児島中央駅だったところ、志布志駅を利用したことで、同駅が最南端ということになりました。指宿枕崎線は乗ったことがなく、さらに南の沖縄については、沖縄都市モノレールが開業して以降は旅していないので、意外と南を極めていなかったことになります。いつになるかはわかりませんが、本州最南端の西大山駅、日本における最南端の赤嶺駅はぜひ訪ねてみたいと思います。

alphapolis ranking banner 《鉄道系短編小説「二人のPartiton」用》 alphapolis ranking banner 《鉄道系短編小説「海線丘線」用》 鉄道コム

*1:写真のキハ52-130、C58-112のほか、車掌車「ヨ8951」が展示。腕木式の信号機もあります。