乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3916+3917 郡家&八頭高校前(2024.1.6)

智頭から乗った普通列車鳥取行き。そのまま終点まで乗って行けば行程上は楽ですが、この日の一大テーマに従い、途中で下車しました。

降りたのは郡家。テーマは若桜鉄道です。因美線に乗る機会がないとアクセスできないので、今回ようやくとなった訳ですが、むしろ若桜鉄道に乗るためにこのプランにしたと言った方がいいでしょう。

鳥取行き普通列車(郡家13:28発)

郡家着は13:28。2016年6月の鳥取旅行の際、レンタカーで当駅とその周辺に来たことはありましたが、駅の乗降は初めてです。因美線の列車からの下車でまずJRの郡家駅をクリア。一旦出てから次に若桜鉄道に乗れば、同線の郡家駅もカウントに入りますが、次の若桜行きは約1時間後・・・ということで変則パターンで臨む形になります。

郡家駅は2面3線。若桜行き列車(14:26発)は1番線に停車中。
津山線因美線を乗り継いで郡家に到着。運賃表には、「若桜鉄道の切符は、後方の観光案内所でご購入下さい」との注記があります。なお、この日のゴールは「E」の山陰線方面。

さて、1/6に若桜鉄道を組み入れる件は、ANAのセールで羽田→松山を押さえた時から立てていたもの。当初は通常の1日フリー乗車券(760円)を買って往復するつもりでしたが、12/21に願ってもないリリースが出され、その偶然に驚くことになります。正に1/6のその日、「親子切符半額キャンペーン」なるものが始まるというのです。

親子切符は名称の通り、親子向けの1日乗車券。2人1組760円と元々おトクなところ、それが半額の380円で、しかも当キャンペーンでは大人単独での利用可というので万々歳なのでした。郡家駅で買えそうなものですが、若桜鉄道の関係は駅窓口ではなく、駅舎内の観光協会カウンターでというのがポイント。智頭駅と違い、JRと若桜鉄道で駅舎は共有していても、改札窓口の方はあくまでJR専用なのでこうした形になります。予め承知していたので迷うことなくその切符(硬券)を購入。この一枚さえあれば、どこから乗ってもどこで降りてもOKです。

八頭町のスタンプと若桜鉄道「親子きっぷ」
郡家駅外観。JRのみの駅のように見えますが、若桜鉄道もここから。八頭町の観光拠点「ぷらっとぴあ・やず」を兼ねた駅舎で、同町の観光協会も中にあります。
郡家駅前。基本的に県道293号に沿って歩けば隣の駅まで行けます。

となれば郡家で長々と列車を待つよりは、隣の駅から乗るのもいいだろうという話に。用意していた地図や情報を手に、小雨の中を歩き出しました。めざすは営業キロで0.9km先の八頭高校前。その道中は基本的には平坦でしたが、当の高校付近は少し小高くなっていて、坂道を上がり高校を目印に進むと、線路を見下ろす場所に出るという感じでした。

八頭高等学校は線路を越えた先。駅の出入口は橋の手前にあります。階段を下るとホーム。

住宅街にあるその坂道を歩いている間は近くに駅があるようには思えない雰囲気。駅の所在を示す案内もないので、高校が頼りです。何とか迷わずには着いたものの、のんびり歩いていたため20分ほど経過。階段を下った後、ホームに着いたのは14:15頃でした。

八頭高校前駅ホーム(因幡船岡方面)
八頭高校前駅ホーム(郡家方面)
ホーム壁面には八頭高等学校のあらましも。生徒信条は「真摯明朗」「克己盡力」とあります。

若桜行きが来るのは14:28。待合室などがないため、冷たい強風が吹くとどうにもならないのが当駅の難点です。手持ちのカイロで暖を取りつつひたすら待機。郡家駅で見ていた「隼」ラッピング列車が姿を見せた時は救われる思いでした。

若桜行き列車(八頭高校前14:28着・発)

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