乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3387 栗林公園北口(2018.11.06)

新鋭の2600系にせっかく乗れたことなので、できるだけ長くと行きたいところですが、特急ゆえに早く着いてしまうのが悩ましいところ。「うずしお14号」は、40分も乗れば志度に着き、その先、屋島、栗林と停まって終点(高松)なので、選択肢としては、その三駅のいずれか・・・ここは、より長く乗るという点を重視し、栗林にしました。

仮に志度で下車した場合、近在の琴電志度駅から「ことでん」に乗ってゆっくり高松方面に行くというプランが可能になります。が、それだと高徳線の未乗区間ができてしまうため、パスすることにした次第。1988年8月、初めて四国を旅した際に、高松→屋島高徳線に乗りましたが、屋島〜徳島についてはその後ずっとご縁がなかったのです。この日、徳島〜池谷、池谷〜栗林と乗車したことで、ようやく高徳線区間達成*1となったのでした。

栗林には、定刻通り13:26の到着。当駅は2014年10月(→#2896に来ているので、今回が二度目です。

栗林と来れば、「特別名勝 栗林公園」に行かない手はありません。決して遠くはないのですが、公園に着いたのは何だかんだで14時頃。帰りの新幹線の時刻などを逆算しつつ、公園見学後は最寄りの栗林公園北口駅を使うことにして、滞在時間を決めました。栗林公園北口から乗る列車は15:57発。園内では1時間半余りと見て、概ねその時間で公園を後にしました。

早めに動いたのは、駅の所在地が不確かだったため。北門から出ると、予想以上に近くにあり、拍子抜けでした。案内通り、徒歩で3分。そうとわかっていれば、公園であと10分は過ごせたでしょう。駅名は、栗林公園前でもいいと思います。


↑ 森が駅を覆い隠すような場所にある栗林公園北口駅。暗くなるとアクセスするのに苦労しそうです。

早く着いた分、駅隣接の中野稲荷神社にお参りするなり、高架沿いの緑道を散策するなりしてもよかったのですが、園内をよく歩き回ったこともあり、おとなしく待機することに。ただし、構内やホームは学校帰りの高校生で盛況につき、易々と中には入れません。入場したのは、15:51発の引田行きが出る前のこと。列車が出た後のホームは驚くほど閑散となり、ここで晴れて撮影タイムとなりました。

この状態で待っていれば、高松行きを撮るのも楽々と思いきや、あと数分で発車時刻という段になると様相が一変。高校生が続々とホームに姿を見せ、賑やかになるのでした。


↑ 15:57発の高松行き。ホーム上に人が増え、ここぞというポジションで撮れず...これが精一杯。

混み合う車内は、そのまま賑やかな感じ。高松には16:03に着き、高校生の波を縫うようにして、乗り換えの番線に向かいました。四国一周の旅、最後に乗ったのは16:10発の「マリンライナー46号」です。

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*1:屋島13:21着の時点で高徳線完乗。実に30年越しです。なお、池谷から先、徳島・香川の県境を越えたところで、徳島県内における鉄道路線の完乗も果たすことができました。

#3386 池谷(2018.11.06)

鳴門12:03発の列車は、鳴門線起点・終点の池谷行き。高徳線との乗換駅でもあるので、高松方面に行くには、ここで待つのみです。予め調べていた通り、いいタイミングで特急「うずしお14号」が来るので、その時刻までは駅で過ごせます。当駅での滞在時間は13分(12:20着−33発)。特急停車駅ですが、駅舎も簡素なら、駅前も特にめぼしいものはなく、いい意味でのんびりできました。


↑ 跨線橋からの眺め。右(3・4番線)が鳴門線で、左が高徳線。両線の間に駅舎があります。



時間があったので、高徳線鳴門線の構内配線を観察することにしました。V字で例えると、左が高徳線、右が鳴門線で、それぞれが島式ホーム(番線は二つ)を持つため、離れた形での2面4線というのが構内の概略。Y字で表すと、Vの下の縦線は高徳線になります。駅舎はそのVの線の間に位置。各線ホームは跨線橋で行き来ができ、その中間に駅舎に通じる階段があるので、跨線橋の形状もまた独特です。


↑ 駅舎に通じる階段はこんな感じ。ホームは、左が鳴門線、右が高徳線です。



↓ 跨線橋から見た南側(徳島方面)の配線。奥の高徳線の単線が分岐を重ね、各線ホームに通じる線(計4線)に展開するのがわかります。

観察を終え、自由席の乗車位置の確認などしていたら、ちょうどいい時間に。Y字左側の高徳線カーブはホームからもよく見えるため、特急列車が近づく様子も遠くからわかります。が、見えて来たのは黒っぽい編成。それが2600系だと判別できたのは、かなり接近してからでした。

思いがけず新型の特急形気動車に乗ることができ、気分は上々。「四国全線フリーきっぷ」のありがたみを改めて実感するのでした。

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#3385 鳴門(2018.11.06)

吉成を遅れて発車した鳴門行きは、数分遅れ*1のまま進行。鳴門線は初乗車でしたが、その緩やかな速度のおかげでローカル線らしさを味わうとともに、車窓を流れる田園風景を堪能することができました。

終点の鳴門には10:41着のところ、2分遅れで到着。急ぐ旅なら、この後11:01発で折り返すことになる訳ですが、この日は珍しく(?)行程にゆとりがあったので、その次の12:03発と決めていました。数分の遅れは全く問題なし。駅近在の商業施設で主に時間を過ごし、駅前の足湯にも立ち寄るなどして、ホームに戻りました。







↓ 改札を入ったら線路を渡り、スロープ経由でホームへ。12:03発は池谷行き。

鳴門駅は、2014年10月に訪ねていましたが、その時の交通手段は高松からのレンタカーだったので、降り乗りで駅を利用するのは初めて。入場できない分、駅周りはいろいろ撮っていて、その中に跨線橋と思われる場所から撮った駅構内の写真が複数ありました。今回は跨線橋の存在に気付かなかったので、不思議に思って調べてみると、一年間に撤去されていたことが判明。4年前、鳴門駅に足を運んでおいてよかったと改めて思います。


↑ 跨線橋から撮った鳴門駅。絶好の撮影スポットだっただけに惜しまれます。(2014.10.17撮影)

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*1:途中、池谷駅での停車時間を短縮してキャッチアップした筈ですが、別の駅で発車が長引いて遅れが継続したというのが実際。それでも運行中に速度を上げるというのはなかったと思われます。

#3383+3384 二軒屋&吉成(2018.11.06)

四国一周の旅、最終日。阿南まで来ていれば、高松も岡山もアクセスはしやすく、それほど時間もかからないので、この日の行程は緩やかなものでした。

阿南9:17発の徳島行きに乗ると、鳴門に向かうのに接続がいい*1のはわかっていたので、多少寄り道になりますが、まずは鳴門をめざすことに。途中、南小松島で降りるなり、乗り換えついでに徳島駅周辺で過ごすなりという案も考えましたが、鳴門線の本数を考えると、実はそうした余裕はなく、直行プランにした次第です。

鳴門に着くまで、降りて乗ってができる駅はないものと思っていたところ、思いがけず二つ浮上。牟岐線の二軒屋、高徳線の吉成です。

二軒屋は9:51着−54発と至って短時間でしたが、構内踏切(遮断機なし)を渡ればすぐに改札だったため、あわただしい感じにはなりませんでした。駅舎はあくまで“一軒家”ですが、瀟洒な印象。ある程度見物してから引き返すことができました。




吉成は10:11着−14発で、こちらも(時刻通りなら)3分間。改札に面したホームの到着だったので、二軒屋よりも余裕はあった筈ですが、1分ほど遅れていたため、ホームに降りたところでまず様子見・・・この時点では外には出られませんでした。発車する気配がなかったので、車内アナウンスを待っていると、行き違いの列車(特急「うずしお7号」)が遅れているということだったので、その列車が来ないのを見計らって、駅の外へ。駅舎をあわてて撮って、車内に戻りました。




もともとの遅れがなければ、いろいろ見たり撮ったりできたと思いますが、特急が定時運行だったら、下車すら叶わなかったので、これで“よしなり”といったところ。発車は10:16。2分遅れ(滞在時間4分)でした。

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*1:徳島9:59着(3番線)−10:02発(4番線)です。同一ホームでの乗換というのがまた上出来。

#3381+3382 桑野&阿南(2018.11.05)

初めて乗る路線は、車窓や途中停車駅を見るのも初めてにつき、できるだけ明るいうちが望ましい訳ですが、行程上叶わないこともままあります。

日和佐を出た時点ですでに暗かったことから、宿泊先に向かうまでの間は、カメラの出番もあまりなし。乗車時間にして40分ほど、牟岐線の沿線風景は次の機会にという形になりました。

そんな中、停車時間が長い駅が一つありました。桑野です。18:36着−44発と8分あったので、とにかく外へ。構内、駅舎内ともに明るく、駅の雰囲気はわかりました。駅舎外観の方はさすがに暗めでしたが、その暗さが駅を引き立てる感じに。なかなか印象的でした。




列車終点は阿南。18:54に着きました。宿泊先は当駅下車なので、この日の列車旅はここまでです。急いでホテルに向かう必要もないので、構内や駅周りをゆっくり見物するも、暗い中というのは変わりません。撮れるものは撮りつつも、本番は翌朝に回すことにしました。




橋上駅舎ならではの風格を感じる阿南駅でしたが、駅東口を進むと空き地が多いためか全体的に暗め。駅が立派な分、そのギャップに驚くことになります。さらに歩くと、大きな商業施設が現われ、ひと安心。メリハリがある東口エリアなのでした。

↓ 朝9時過ぎの阿南駅。列車もよく見えます。




↑ 6日はこの列車でスタート…9:17発で終点まで

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#3379+3380 牟岐&日和佐(2018.11.05)

徳島県内の鉄道路線で過去に乗ったことがあるのは、徳島〜佃と、土讃線くらいなもので、県の南東部にあたるエリアは、他の交通手段を含めて未知の世界。今回の旅では、鉄道を軸にその未知のエリアを訪ねるという点で、大変意義深いものがありました。

阿佐海岸鉄道に乗るのが初なら、牟岐線の方も当然初めて。海沿いを走るイメージが強い路線ですが、乗ってみると山間部が多い印象で意表をつかれました。日和佐までの区間に限れば、海が望める鯖瀬を含めた前後一帯程度。木々や山並みを楽しむ路線という趣でした。

海が見えなくなったところで着いたのが牟岐。16:01着−05発で4分あります。海部駅同様、構内踏切がある駅でしたが、地上駅のため改札を出ればすぐに駅の外。駅舎、駅前とも趣があり、どこか懐かしさを感じました。海をめざして散策するのも良さそう・・・そんな気分になる駅です。







次にめざすのは、日和佐。四国八十八ヶ所の一つ、薬王寺の最寄駅です。かねがね気になっていたので、その薬王寺を訪ねるべく下車した訳ですが、日が暮れる頃合いを考えると、それほど時間はありません。当駅では16:22着−18:08発で滞在時間長めながら、お参りを終えて駅に戻る時点で暗くなり始め、明るいうちに動く上ではギリギリな感じ。辺りが暗くなってからは、駅併設の「道の駅日和佐」で閉館時刻(18時)まで過ごすことにし、足湯館、産直館、物産館の順でゆっくりさせてもらいました。


↑ 徳島行き上り列車(日和佐16:23発)



↓ 日和佐駅構内(陸橋から撮影)。左に小さく見えるのは日和佐城。




↑ 日和佐駅北側の眺め。山の中腹に見える塔(瑜祇塔)が薬王寺の目印。

この日の宿泊先は、まだ先。暗い中ですが、牟岐線の旅は続きます。

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#3377+3378 海部(2018.11.05)

阿佐海岸鉄道は全長8.5kmで、中間駅は宍喰駅の一つのみ。両端の甲浦、海部はともに無人駅で、起点〜終点を乗る場合は車内で精算する仕掛け*1でした。甲浦駅に券売機がなかったのはそのためです。

甲浦を出ると、じきにトンネルに入ります。乗っている時は気付きませんでしたが、このトンネルを走っている間に高知から徳島に。つまり、県境を通っていた訳です。8.5kmと短距離ながら、二つの県を走る阿佐海岸鉄道高知県最東端駅(甲浦)、徳島県最南端駅(宍喰)を擁するのもまたポイントです。

宍喰を出た後は、いよいよ海沿いに。海岸鉄道の本領発揮ですが、太平洋を大きく見渡せるのは限られていて、その先は短いトンネルが続く区間に入ります。すると、進行方向右手には入江が現われ、トンネルを抜ける度にその静かな光景が垣間見える・・・この那佐港、那佐湾の景観は、特に秀麗だと思いました。


↑ 宍喰駅発車後、太平洋などを一望



↓ 先頭部から見たトンネルの連続




↑ 那佐の入江

そんな絶景を楽しみながらの移動は、短いもので10分余り。15:43、終点の海部に着きました。運賃は270円です。距離の割には安い観があり、観光要素を加味すればかなりリーズナブル。運賃を払う際、「鉄カード」もいただきました。至れり尽くせりです。

海部から先は、JR牟岐線です。他社線への乗り換えになりますが、構内踏切を渡って隣のホームからの発車につき、改札も何もありません。ここからは再びフリーきっぷの出番。乗り込むのみです。

↓ 構内踏切から見た阿波海南方面。構造のみをとどめた隧道が目を惹きます。その名は、町内(まちうち)トンネル。

牟岐線の列車は、15:47発。接続良好につき、時間的余裕はなく、駅周りの撮影は叶いませんでした。駅全体を撮るには、外階段を下りて地上に出る必要があります。高架駅では、時にこうした悩ましい状況が起こります。

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*1:宍喰は有人駅なので、切符で入場し、車内で回収。よくできています。*参考→「乗り方・降り方

#3376 甲浦(2018.11.05)

奈半利から先は、バスで室戸岬を回り込むようにして、高知県最東端の駅へ。鉄道でくまなく四国を廻るにはこれしかありません。

奈半利駅13:02発のバス(高知東部交通「安芸〜甲浦線」)は、室戸世界ジオパークセンターどまり。めざす甲浦駅まで行くバス*1は、その30分後でした。奈半利駅周辺で過ごしてから、そのバスに乗って一気に甲浦駅に行く手もありましたが、せっかくなので室戸岬でその時間差を過ごすことに。室戸岬停留所の通過時刻は13:56、14:31で、バスはそれぞれほぼ定刻通りでした。

室戸岬を発ったバスは、50分かけて甲浦駅へ。途中、かなりの数の停留所がありましたが、客の乗降はなく、事実上ノンストップ・・・高速バスのようなスピード感で走り抜け、これまた時刻表通り、15:21に着きました。

甲浦からは、阿佐海岸鉄道に乗車。今回のような行程を組まないとまず乗れない路線です。難度高めではありますが、本数は決して少なくないのが凄いところ。難しいのはバスとの接続の方で、バスが15:21の後、17:36、20:22なのに対し、列車の発車時刻は15:32、16:13、16:56、17:30、18:13、20:17、20:49・・・かみ合っていないのです。15:21着−32発というのは、奈半利・室戸方面からの乗り継ぎとしては、(朝から午後の時間帯も含め)ベストでした。




駅舎は趣深い造りで、中のスペースも広め。時刻表など必要な案内は出ていますが、ホームに通じるアクセスがない!という点で特異な感じの駅でした。駅舎は建物として独立していて、外にある階段を上って行くとホームに出ます。驚きでした。

↓ 外階段を上るとホームへ




↑ 線路の終端部分。この光景はいずれ見納めになります。(→参考


阿佐海岸鉄道ももちろん初乗車。乗車中の様子については、次回ご紹介します。

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*1:運賃は、奈半利駅甲浦駅が2,340円。室戸岬で下車すると330円増し(1,200円+1,470円)になります。330円は、室戸岬の入場料といった感覚です。

#3375 奈半利(2018.11.05)

安芸始発の奈半利行きは、「モネの庭号」。乗車時間は20分(12:34発−54着)でした。

この区間は海から離れているものの、車窓からは時折、津波避難用の施設が見られ、海が決して遠くないことを認識。安芸までは海の方に目が行っていたため、気付いていませんでしたが、逆側には同様の施設が点在していたのだと思います。ごめん・なはり線沿線の一つの特徴と言えるでしょう。







高架区間が主体の路線ということもあり、終点の奈半利駅も高架駅。駅ビルがあり、その高さゆえ「津波避難ビル」に指定されています。その表記が駅名看板よりも大きかったのには衝撃を受けました。駅名が入る形で、それが駅舎とわかるような写真は撮れなかったので、バスで回り込んだ際に撮ったものを代わりに掲載します。

駅ビルには物産館もあり、バスを待つ間に中で少々過ごしましたが、あいにく時間切れ。もっと時間があれば...というのは安芸駅と同じです。

かくして、奈半利駅からは高知東部交通のバスで室戸岬方面へ。バスは始発ではなかったので、13:02発のところ、数分ビハインドでの発車でした。奈半利駅での滞在時間、約10分ということになります。

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#3374 安芸(2018.11.05)

後免から先はいよいよ、土佐くろしお鉄道の「ごめん・なはり線」。初めて乗る路線です。

海が見え始めたのは15分ほど経った辺り。あかおかを過ぎるとほぼ海沿いになり、土佐湾の展望が開けます。夜須〜西分、赤野〜穴内、穴内〜球場前の3か所でトンネル区間があったり、西分〜和食では松林が続く一帯があったりしますが、そのほかは進行方向右は常にオーシャンビュー。球場前に着くまでの20分余り、楽しむことができます。この日は好天に恵まれ、午後の気温は概ね21℃台後半(安芸基準→参考。日射が強いこともあって車内は暑く、夏の海を見ているようでした。(写真は、トンネルを出た後、西分に向かう途中で撮った一枚。海は近く、そして広く...の図です。)

海から少し離れたところで、列車終点の安芸に到着。12:23着です。路線はこの先、奈半利までありますが、一旦下車することになります。一般的なローカル線だと、終点まで行く列車が来るまで長々と待つことになりそうですが、ごめん・なはり線は違いました。安芸始発の奈半利行きがきちんと設定されていたのです。


↑ 1番線停車中の安芸終点の列車。折り返しの運用はなく、この後は車庫へ。

営業キロ15kmを結ぶその区間運転(安芸→奈半利の場合)は、早朝に2本ありますが、日中以降はこの一本限り。発車は12:34・・・安芸駅での滞在時間は10分ほどということになります。

駅舎、駅前広場、駅構内にある「ぢばさん市場」などを見て回ると、10分はあっという間。昼食用の品を何とか買い、ホームに戻りました。奈半利行きの発車がもう少し遅ければ...という想いはありますが、初めから奈半利まで行く列車に乗っていた場合は、安芸で下車することもなかったでしょうから、10分あれば十分。むしろ、“列車運用の妙”に感謝しないといけません。

↓ 駅前広場(右の像は、安芸駅のキャラクター「あきうたこちゃん」→参考




↑ 12:34発は安芸駅始発。日中時間帯の奈半利行きは(区間運転を含め)概ね1時間に1本をキープ。


↓ 下車できたおかげで、ごめん・なはり線の略歴を標すプレートもしっかりチェック。2002年開業…改めて快挙だと思います。

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