乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3632+3633 安野屋&新富町(2021.11.19)

富山駅富山大学前の約3kmの間に、起点と終点を除いた電停の数は六つ。残り二つというところまで来たので(すでに暗い中でしたが)、どちらも下車することにしました。安野屋と新富町です。

事前に調べた時刻は、安野屋が17:22着-27発、新富町が17:34着。この日のホテルは新富町からも近かったので、新富町に着いた時点で一旦終了ということにしていました。実際の時刻は安野屋の到着が数分遅れで、発車はほぼ定刻。逆に新富町は早めの到着でした。

とりあえず間隔が密なタイミングでの乗り降りだったため、時間的なロスはなし。安野屋では停留場から離れてどうこうというのがなかったこともあり、単なる乗り換えのような状態でしたが、降りて乗ってに変わりはありません。ともあれ、軌道線については富山駅から北側が残り4駅、南側が残り3停留場と相成りました。次に来る時は、全駅達成できそうです。

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南富山駅前行き電車。遅れて着いたため、安野屋では2~3分の滞在でした。
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駅名標など。安野屋は西のトヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前までは1.0km、東の諏訪川原までは0.1kmという立地。
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安野屋電停外観



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南富山駅前行き電車(新富町17:32着)。8004号車に乗ったのは、地鉄ビル前~大町、小泉町~トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前に続き3回目。
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県庁前と富山駅の間にある新富町。両電停のほぼ中間に位置します。
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時間調整後に発車する南富山駅前行き電車。富山駅に着くまでの間もゆっくりでした。

地鉄観光列車フリーきっぷ」を使った乗り降りを終えた後は、月食観測の時間。食が最大となる18時過ぎには富山駅の南口でその様子を眺め、ホテルでひと休みした後、18時半頃に改めて同じ場所で観察しました。富山にいる間はずっと晴れだったこの日。月は欠けるもツキがあった一日でした。

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18時半過ぎの月食の様子。富山駅駅舎に隠れそうな位置でしたが、何とか観測できました。

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#3631 トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(2021.11.19)

小泉町から素直に乗り続け、目的の電停に着いたのは約30分後。めざしていたのは、2021年の元日付けで改称し、日本一長い駅名(停留場名)になった「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前」です。

時刻表では17:18着で、折り返しで乗る南富山駅前行きは17:20発。至って短時間なのを承知で降り立った訳ですが、幸運にも実際は17:17着-21発だったため、その長い駅名をじっくり観察、撮影することができたのでした。

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富山大学前行き電車(トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前17:18発)
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トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)」・・・スペース、括弧全て含めると実に26字
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電停北側にある「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福」。名称通りの停留場名であることがわかります。

とは言え、時間が時間なのですでに辺りは暗く、撮影には不向き。仮に30分乗ることなく、途中の荒町で降り、西に600mほど歩いて丸の内から乗るというショートカットで臨めば多少は早く着いた可能性はありますが、せいぜい5分早まるくらい・・・とりあえず行程通りに来れた上での話なので、今回はこれで所期の目的は果たせたと考えることにしました。

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南富山駅前行き電車。大町→小泉町で乗った7023号車でした。

次は富山駅に戻る途中での降り乗りへ。(ほぼ)皆既月食の観測が控えているので、それまでの間に何とかという感じでした。

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#3629+3630 大町&小泉町(2021.11.19)

龍谷富山高校前の到着の遅れをカバーすべく分速100mペースで歩いたものの、めざす地鉄ビル前に着いたのは正に16:19。時刻通りの運行だった南富山駅前行きには残念ながら乗れませんでした。運転本数が多い区間ではありますが、行程としてはタイトだったため、次のに乗るとなるとプランが成り立たなくなる可能性が... とりあえず16:23発を待って予定通りの順番で臨むことにしました。

が、その次がなかなか来ません。南富山駅前行きが現われたのは4分後、乗ったのは5分後といったところでした。予定していた大町に着いたのは16:40。一本前に間に合っていれば16:33着で、折り返しとなる16:41発の富山大学前行きに余裕を以って乗れたことになります。

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大町2区交差点に向かって走る南富山駅前行き。大町16:37発のところ16:40発でした。

大町電停は、乗降場が方面別なのはいいとして、互いに離れているのがポイント。大町2区交差点を境に、北が南富山駅前方面、南が富山駅方面になっていて、それぞれの端部を結んだ距離(南端~北端)は最短で70mほどあります。16:40に着いて、その1分後に乗るというのは実質的に無理と諦めていた訳ですが、交差点が分断していることが幸いしました。電車が信号待ちをしている間、横断歩道は青。滑り込みで間に合い、めでたくプランに沿った行程に戻りました。1分でも成り立ってしまう降り乗り・・・路面電車ならではだと思います。

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 大町電停に富山大学前行きが到着。時刻通りでした。
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富山大学前行き電車(大町16:41発)。(順序通りなら)地鉄ビル前で乗りそびれた車両です。

次はそのまま行けるところまで行く計画でしたが、数分あれば何とかなることがわかったため、下車する電停を追加。富山駅までの間で未乗降だった小泉町、西中野、電気ビル前の中から、ひとまず近い電停で降りることにしました。定時で動いている間なら見通しが立つと考えたためで、小泉町では実際16:43着-48発と時刻表通りでした。

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富山大学前行き電車(小泉町16:43発)

大町ではあわただしかった分、小泉町での5分は長く感じられました。その間、反対方向の南富山駅前行きが続けて通って行くのを見て、この後の時刻は怪しい?と思ったこともあり、西中野、電気ビル前はパス。暗さが増す中でしたが、終点近くまで通しで向かったのでした。

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南富山駅前行きの連続。路線バスではよく見かける光景。
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富山大学前行き電車(小泉町16:48発)。こちらは地鉄ビル前~大町で乗った車両(8004号車)。

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#3627+3628 下奥井&龍谷富山高校前(2021.11.19)

城川原の次に降り乗りを予定していたのは、当初プランでは龍谷富山高校前でした。城川原で同じ列車に乗れたことで、おまけでもう一駅足せる展開に。両隣の駅との距離がそれなりにある点を重視して、下奥井*1で下車することにしました。

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グランドプラザ前行き列車(下奥井15:49発)
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下奥井駅ベンチスペース。壁面グラフィックがポイント。
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「下奥井駅旧駅舎(すれ違い)」

下奥井は15:49着。次は15分後なので駅周りをゆったり散策できそうなものですが、東側は富士フイルム富山化学の工場が大きく広がり、そちらには進みようがなく、西側に目を向ければ県道までは距離がある感じであまり気が進まない・・・ということで、踏切の北側にある岩瀬浜方面のホームを見物した程度にとどめました。

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下奥井踏切。ホームは方面別で、踏切を挟んで離れ離れ。南側が富山駅方面、北側が岩瀬浜方面で、富山駅方面の後方に富士フイルム富山化学の工場があります。

岩瀬浜方面の時刻を見ると、次は15:53発。その様子を撮ろうと構えていましたが、これが来ません。一旦富山駅方面のホームに戻り待機していると、ようやく岩瀬浜行きが通り過ぎて行きました。3分遅れでした。

こうなると乗るべき列車の方も怪しくなります。次は16:04発の富山大学前行きでしたが、定刻には来ずこちらも3~4分遅れに。跳ね上げ式のベンチがあり、座って待っていられたのでよかったものの、ベンチがなければ足が棒になっていたかも知れません。

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富山大学前行き列車が遅れて到着。この遅れが後の行程に影響することに...

車内は予想通り、学校帰りの生徒さんで満員状態。早めに運転席側に移動し、次の下車に備えました。

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龍谷富山高校前電停外観。今年3月21日にできた新しい電停で、構造的には2面1線。八田橋の東隣に巧みに設置されています。

龍谷富山高校前に着いたのは、16:08のところ16:12。せっかくの南北接続ですが、旧ライトレールの乗車はここまでで、この先は徒歩で南側の電停に向かうことにしていたのでした。600mも歩けば、地鉄ビル前に出ます。定刻通り16:08に着いていれば、地鉄ビル前16:19発の南富山駅前行きに難なく間に合った筈ですが... とにかく間に合わせるべく、早歩き(または小走り)で臨みました。

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龍谷富山高校前を出る富山大学前行き列車。富山港線の乗り降りはここで終了。
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龍谷富山高校前ホーム。当の高校は橋を渡って川沿いに南下した場所にあります。

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*1:粟島から南に0.9km、奥田中学校前から北に0.8kmの場所にあります。

#3625+3626 蓮町&城川原(2021.11.19)

オークスカナルパークホテル富山前を15:16に出て、次に向かったのは蓮町。この日は岩瀬浜まで行くのは見送り、あくまで未乗降の電停、駅を訪ねることをテーマにしていたので、蓮町で折り返します。時刻表に従えば、15:32着-36発といういつもの綱渡りパターン。ホームは岩瀬浜方面が北側、富山駅方面が南側と離れ離れの構造だったため少々焦りましたが、学校帰りの生徒さんでホームがラッシュ状態ということもあり、余裕を以っての乗車となりました。副駅名にある馬場記念公園は正に駅の目の前でしたが、ホーム間の移動中に眺めた程度。発車が遅れることがわかっていれば、少しは立ち寄れたかも知れません。

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岩瀬浜行き列車(蓮町15:32発)。岩瀬浜方面のホームは馬場記念公園の入口を挟んで北側。
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岩瀬浜方面のホームを通過し、グランドプラザ前行き列車が接近
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グランドプラザ前行き列車(蓮町15:36着)。ホームは高校生で満員状態。

蓮町から南下するにあたって、降りて乗っての対象はいくつかありましたが、ひとまず車庫がある城川原で下車。当初予定では15:44~15:59の15分間をゆったり過ごすつもりだったところ、実は15:38着-44発だったことがわかり急遽変更することに。実際は15:40頃の着でしたが、同じ列車に再度乗るだけの話なので4分あれば楽なものです。

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駅名標など。両隣の電停(犬島新町、越中中島)はともに未乗降です。
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城川原駅構内。車庫は富山駅方面ホームに隣接。
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グランドプラザ前行き列車(城川原15:44発)。後方は城川原管理所(旧富山ライトレール本社)の建物。

車庫を見物し、構内踏切を渡り、駅周辺を見回して再び乗車。これで降り乗りをもう一つ追加できることになりました。候補は、越中中島、下奥井、奥田中学校前... 予備知識があまりないので出たとこ勝負です。とりあえず城川原を出た段階では定時運行でした。

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#3624 オークスカナルパークホテル富山前(2021.11.19)

地鉄観光列車フリーきっぷ」は、富山地鉄路面電車区間でも有効。かつての富山ライトレール区間も使えるため、富山駅から北に向けての乗り降りをメインにしました。

2020年3月21日に、富山駅の北と南の鉄路が結ばれ、岩瀬浜南富山駅前などの直通運転が始まりました。その「南北接続」が実現してからは今回が初めての乗車です。富山駅の南側から来た「岩瀬浜」行きに乗って北に向かえば、僅かな距離ながら新しくできた区間を走ることになります。富山駅電停とライトレールの起点・終点だった富山駅北電停の間(約90m)がその新設部。ここを通過したところで、富山港線(旧富山ライトレール)は完乗となります。

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富山駅に入る岩瀬浜行き列車。環状線直通で富山駅には14:55着(15:00発)でした。

富山駅北の跡地を含めた整備事業が行われる中を列車はゆっくり進み、今年3月21日に開業した新しい電停「オークスカナルパークホテル富山前」に到着。富山駅を15時ちょうどに出て1分後に着く近さです。とは言え、岩瀬浜方面しか停車しない特殊な電停なので、ひとまず下車。その特別な感じをしかと見物することにしました。

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オークスカナルパークホテル富山前を発車する岩瀬浜行き(15:01発)
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オークスカナルパークホテル富山前電停の時刻表など。「⚠富山駅方面は停車致しません」の注記がポイント。
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オークスカナルパークホテル富山前」駅名標。表記で16文字というのは全国の駅・電停で3番目の長さです。後方の建物が当のホテル。

この時間帯の富山港線の本数は1時間に4本。次は15:16発で、隣のインテック本社前までは200mもないので、ひと駅歩いて次発を待つことも十分可能でした。そのつもりで少し歩き、牛島町の交差点からオークスカナルパークホテル富山前の電停を眺めるなどしていたところ、ふと富山駅方面の列車が通過するシーンを見送るのも面白い?と思い至った次第。電停に戻ってしばらく待っていると、富山大学前行きが近づいてきました。あとで調べたら15:10頃に通る筈が3分ほどの遅れ。それでも遅延をカバーするような走行ではなく、至ってスローな通過でした。

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牛島町交差点から見たオークスカナルパークホテルなど。左に小さく見えるのが電停。
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富山大学前行きが牛島町交差点に進入。この後、ゆっくり通過して行きました。

この時、富山駅方面の列車が停まらないことを知らずに待っていた二人連れがいましたが、列車が行ってしまうと顔を見合わせ、程なく富山駅の方に歩いて行きました。一方向しか停まらない駅というのはまずないので、これは致し方ないところ。富山地鉄としては、全国でも稀有な例としてPR方々、電停での但し書きを中心により入念に周知するといいのではないかと思いました。

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岩瀬浜行き列車(オークスカナルパークホテル富山前15:16発)

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#3622+3623 東新庄&新庄田中(2021.11.19)

越中〇〇を三駅続けて降り乗りした後は、新庄シリーズ。西に向け、東新庄、新庄田中の順で下車しました。着・発は、東新庄が13:57着-14:18発、新庄田中が14:20着-37発でどちらも少々長め。東新庄には、駅舎の反対側に村社の神明社があったり、南側にしばらく歩くと大阪屋ショップにアクセスできたりしましたが、結局どちらにも足を運べず・・・約20分というのは案外中途半端であることがわかりました。

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14760形電車の行き違い。電鉄富山行き、立山行き、どちらも13:57発。
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東新庄駅ホームなど。2面2線、ホーム東端に構内踏切、駅舎は北側・・・越中三郷駅と同じ構造、配置です。
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東新庄駅駅舎内。長めの木製ベンチなど、レトロな趣がポイント。
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東新庄駅外観。菱形状の角柱を横にしたものを四本の柱が支える・・・独特なデザインが目を惹きます。

新庄田中は、住宅街の中の小駅。2012年12月開業なので、まだ年数が浅い駅です。駅ができたからには何かしらありそうなものですが、めぼしいスポットは見当たらず。図らずも時間的に余裕がある過ごし方になりました。駅南側には県道や国道が走り、おそらく国道まで出ればいろいろあったと思われますが、県道を行き来した程度で引き返すことに。その県道、クルマの通行量はそれなりで歩行者には厳しい感じでした。クルマの動きに合わせれば、駅の方も賑わって良さそうですが、この時は上りも下りも少なめ。いろいろな意味で質素な駅だと思います。

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新庄田中駅は1面1線。駅舎や待合室もなく、ただ簡素。
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電鉄富山行き普通列車(新庄田中14:37発)。鉄道線の乗車はこれがひとまずラスト。

とりあえず、「地鉄観光列車フリーきっぷ」を使った鉄道線の方の降り乗りは、新庄田中14:37発で一旦終了。電鉄富山到着後は、軌道線の乗り降りに臨みます。

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#3620+3621 越中三郷&越中荏原(2021.11.19)

越中舟橋の次は、越中三郷、越中荏原と順に西へ。滞在時間は、越中三郷が13:25着-36発の10分ほど、越中荏原が13:39着-54発の15分です。それぞれちょうどいい塩梅でしたが、いずれも駅舎に出るには構内踏切を渡る構造。ホームや駅舎にはそれぞれ特徴があり、見聞が深まりました。

越中三郷は2面2線で行き違い可能。駅舎は瀟洒な造りですが、改札横の駅事務室は今は使われていないためか、時が止まったような態。鉄道遺産的な趣を感じました。

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上市行き(左)、電鉄富山行き(右)の並び
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構内踏切を渡り、北側にある駅舎へ
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越中三郷駅外観。「富山電鐵 三郷驛」の駅名表記も注目ポイント。
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電鉄富山行き普通列車越中三郷13:36発)

越中荏原も2線ですが、ホームは島式。駅舎は北側にあり、ホーム西端からアクセスします。駅員配置時間帯だったため、きっぷを提示し駅の外へ。駅舎は向きにもよりますが、戸建てのような外観・・・(駅名看板を外せば)モデルハウスに見えなくもない?と思うのでした。

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電鉄富山行き普通列車越中荏原13:39発)
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越中荏原駅時刻表。12時・13時台の電鉄富山方面はいずれも4本。
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越中荏原駅外観
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電鉄富山行き普通列車越中荏原13:54発)

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#3619 越中舟橋(2021.11.19)

上市から西へ進み寺田を過ぎると、本線のほかに立山線経由の電鉄富山行きが加わるため、同一方向での降りて乗ってがしやくなります。平日上り、寺田駅発12時台は5本、13時台~14時台前半は5本とそれなりの本数があったため、寺田から稲荷町の間の5駅を順に訪ねることにしました。ローカル私鉄でありながら、こうした降り乗りができるのも富山地鉄ならではだと思います。

寺田の次は越中舟橋。13:01着-23発とやや長めですが、当駅は日本で最も面積の小さい村*1舟橋村にある唯一の駅ということで、見るべき撮るべき要素は多々・・・時間配分としてはちょうどよかったと思います。

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上り列車から見た越中舟橋駅。駅舎の奥に見えるのは無量寺の本堂。
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電鉄富山行き普通列車越中舟橋13:01発)。宇奈月温泉行き(左)と行き違い。
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越中舟橋駅2番ホーム。駅舎側(1番ホーム)とは構内踏切で連絡。

行き違い可能な2面2線という構造、図書館などを併設した立派な駅舎、駅店舗「お※食堂」など、駅だけでもいろいろ。駅前には郵便局があり、村役場は駅南側へ250mも歩けば着く立地です。小さい村なので、駅周りに集中していて便利なのだという話を食堂の店員さんから聞きました。小さいなりのメリットと言えそうです。

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越中舟橋駅駅舎内。3階分の吹き抜け構造が特徴的。
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越中舟橋駅正面部。向かって右側が舟橋村立図書館で、1階が児童向け、2階が一般向け、3階が書庫(閉架)という構成。
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越中舟橋駅外観。左側の1階に「お※食堂」があり、駅窓口、改札は食堂の後方に位置します。

その食堂では地産のお米を使ったおむすびを購入。次の列車は都合よく元西武の5000系(レッドアロー)だったため、車内で早速いただきました。

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電鉄富山行き普通列車越中舟橋13:23発)

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*1:3.47平方kmだそうです。日本一面積の小さい市、蕨市でも5.11平方km。

#3618 上市(2021.11.19)

寺田から東に4駅目、12:31に上市に着きました。スイッチバック式の駅のため、先頭車両に乗っているとそこが終点のように見えてしまいますが、宇奈月温泉行きにつき、まだ先があります。勾配がない地でのスイッチバック駅は、小田急江ノ島線藤沢駅西武池袋線飯能駅一畑電車一畑口駅などがあるので、仕掛け自体に違和感はありませんが、元京阪、元東急などスイッチバックとなじみがなかった車両が折り返して発車する様は何とも言えないものがあります。そんなシーンを眺めつつ、ホームや車止めを見物。次に乗る電鉄富山行きは12:51発・・・しばらく時間があるので、悠長に過ごしました。

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宇奈月温泉行き普通列車(上市12:33発)。2分で折り返し、北に向かいました。
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路線図運賃表。路線の配列がスイッチバックを活かした形になっているのがポイント。
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上市駅外観。地域拠点のような建物で、駅という感じがあまりしない? 駅名看板も小さめです。

駅舎外観を撮った後は、構内のパン屋へ。昼食代わりのパンを買い、特急タイプの車両が来たら車内でいただくことを思いつきました。12:45に姿を見せた電鉄富山行きは残念ながら17480形(元東急8590系)。ローカル線であってもロングシート車両だとやはり厳しいものがあります。パンは次に乗る列車次第となりました。

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上市駅2番ホーム。上市町は「おおかみこどものふるさと」とのこと。
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上市駅駅名標。右側(東側)に駅名の記載がないところがスイッチバック構造の証。
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電鉄富山行き普通列車宇奈月温泉始発)。上市には12:45着-51発で、停車時間長めです。

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