合川を過ぎればあとはこのまま平坦な中をのんびり・・・と思いきや、大野台という駅があるだけに何やら台地モードに。一時は登山鉄道と思わせるような中を急行は速度を落として進み、終点「鷹巣」に到着。秋田内陸縦貫鉄道のほぼ2時間にわたる充実の鉄旅はこれにて終了。ただし、その余韻に浸るまでもなく、次はJRに乗り換えです。
鷹巣着は14:16で、JRの「鷹ノ巣」発は14:20。大館方面に素直に向かう分には、15:02発なのでかなり余裕がある訳ですが、一旦西に行ってまた東へ、というプランにしたため、あわただしいものとなりました。とにかく鷹巣と鷹ノ巣の違いがわかるように外に出てそれぞれの駅舎を撮り、再び改札へ。と、青森行き特急「つがる」3号(鷹ノ巣14:20発)が何やら遅れていたため、それほどあわてることはなかった、という一幕でした。その特急が近づいてくるところを撮ったのがこの一枚です。
ちなみに一つの島式ホームを2つの会社が使うような「限りなく同一駅」でありながら、会社ごとに駅名(または表記)が異なる駅は、この「鷹巣」「鷹ノ巣」の他、「大鰐」(弘南鉄道)と「大鰐温泉」(JR)、「人吉」(JR)と「人吉温泉」(くま川鉄道)がまず思い当たります。(連絡通路があるほど隣接していながら、というケースでは、尾張一宮と名鉄一宮、三ノ宮と三宮などがあります。)