乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3746+3747 西大寺町&東山・おかでんミュージアム駅(2022.11.3)

新西大寺町筋から商店街を抜けて、東山本線西大寺町へ。次の東山行きがいつ来るかわからなかったので早足で移動した訳ですが、結果的に3分ほどの待ち時間がありました。そうと知っていれば、商店街で行われていた「大誓文払い」のセールなどをもう少し見物したものをと思った次第。この時はとにかく先を急いでいたのでそれはそれ・・・途中まで混雑していたであろう11:13発はほぼ定刻通りに現われ、おかげで行程の目処が立ちました。

西大寺町電停外観
西大寺町電停ホーム
東山行き7400形7401号(西大寺町11:13発)

中納言を過ぎれば東山本線の未乗区間に入ります。途中「おかでんチャギントン電車」と思いがけず行き違い、ひとあわてする場面があったりで、気が付けば終点という感じ。岡山電気軌道はこれにて完乗となった訳ですが、そんなこんなで達成感は薄めでした。

「おかでんチャギントン電車」(前田屋敷~中納言)。回送列車でした。

東山・おかでんミュージアム駅に着いたのは11:20頃。折り返しの発車は11:24です。

東山・おかでんミュージアム駅電停(降車ホーム)。車両の奥、左に延びる線路は車庫線です。右の線路はミュージアムの裏に続きます。
降車側から乗車側に移動。再び7401号に乗ります。現地での電停名の表記は「東山・おかでんチャギントンミュージアム駅」。
おかでんミュージアムをズームで撮影。ミュージアムの近くまで行くのは見合せました。

土日祝ダイヤの9時台~17時台は東山発はひたすら6分間隔だったので、次の11:30でも11:36でもよく、当のミュージアムを外観だけでもしっかり見るなり、何なら隣の前田屋敷まで歩いてそこから乗るなりしてもよかったところ、前倒しを優先。県庁通りまで乗り、岡山城を少しでも拝めたらと思いつつもそれも見送り、最終的には柳川西まで歩き、(本日無料の)路線バスで岡山駅へ急ぐ形になりました。城下から電車に乗れていればまた違ったかも知れませんが、すでにお城帰りと思われる乗客であふれていたので断念。バスも無料で大助かりでした。



柳川交差点付近で、再び「おかでんチャギントン電車」と遭遇。岡山駅前11:50発で、この後交差点を右折。清輝橋線に入りました。

午後に予定がなければ、岡山電気軌道の電停の降り乗りに励んだでしょうし、岡山城に充てる時間もとれたでしょう。岡山12:12発のマリンライナーに乗らないことにはその予定が流れてしまうので、いつも以上にあわただしい乗降となりましたが、完乗を含めた目標は一応達成。電停めぐり*1は次の機会にと思います。

西大寺町から東山に向かう道中、旭川を越える際に岡山城を何とか撮影。結局お城を見たのは車窓からのみでした。

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*1:残るは、門田屋敷、田町、大雲寺前東中央町。万全を期すなら、臨時の電停、京橋朝市が設けられる日にトライするのが良さそうです。

#3744+3745 清輝橋&新西大寺町筋(2022.11.3)

2022年秋の長旅は、10/14~16、10/21~23、11/3~5の三部構成。最終回は岡山・香川編です。

11/3は、岡山城天守閣のリニューアルオープン初日。一大イベントの開催日ということもあって、この日は「岡山市路線バス・路面電車 運賃無料DAY」*1でした。

もともとリーズナブルな路面電車ですが、無料となればよりお手軽。見つけたら乗って、降車時も一切の手間が無用というのはありがたいことこの上ありません。岡山に来ればちょこちょこと乗っていた岡山電気軌道でしたが、郵便局前~清輝橋中納言~東山・おかでんミュージアム駅は未乗のまま。今回の無料DAYに乗じて完乗しようというのがまずあって、早めの「のぞみ」で岡山入りし、岡山駅前電停へ直行したのでした。

当然のことながら、岡山城に近い電停に向かう方はちょっとしたラッシュ状態。こちらはもともと清輝橋をめざしていたので、10:45発の清輝橋行きに乗車・・・路面電車のプチ旅を楽しみました。

郵便局前を過ぎたところで未乗区間に入り、そこから7~8分も乗れば終点の清輝橋です。清輝橋線の方はこれで完乗。着いたのは10:57でした。

「MOMO」車内の様子(清輝橋電停到着時)
岡山駅前行き列車(清輝橋10:59発)
駅名標は、路線案内、運賃、時刻表などが一体になったタイプ。画面タッチ式の「路面電車インフォメーション」もあります。

時間に余裕があれば隣の東中央町まで歩いて、11:14発の岡山駅前行きに乗る手もありましたが、できるだけ前倒ししたかったので、乗ってきた列車に再び乗車。「MOMO」に乗れることもなかなかないだろうというのもありました。折り返しの発車時刻は10:59。次は東山本線の未乗区間に向かいます。

「運賃無料DAY」の車内掲示。中文などには整理券無用の一文があります。

柳川まで戻れば東山本線への乗り換えは楽だった訳ですが、柳川や次の城下までは混雑しているのは承知の通り。地図に従えば、新西大寺町筋で降りて東に行けば東山本線にアクセスでき、ショートカットにもなることがわかったので、そのプランを敢行しました。

電停名は「新西大寺町筋」ですが、ポールでの表記はなぜか「新西大寺町」。岡山駅前方面(左)の上には「城下 東山方面は柳川でのりかえ」とあります。

新西大寺町筋には11:02に着き、最低限の撮影後、新西大寺町商店街、西大寺町商店街を徒歩で移動。東山・おかでんミュージアム駅行きの時刻は調べていなかったので、ここから先は言うなれば「乗るか反るか」の世界です。

岡山駅前行き列車(新西大寺町筋11:02発)
新西大寺町筋電停。あまりにフラットなので、ホームと言うよりは乗降場(のりば)といった観があります。

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*1:2022年は全8回の実施。11/3は5回目の無料日。

#3742+3743 本庄早稲田&熊谷(2022.10.23)

新白河から「やまびこ214号」で大宮へ。着いたのは15:51でした。

特急も乗り放題ということを考えると、そのまま東京まで乗ってさらに遠くへ行く*1のも可能だった訳ですが、ここはやはり新幹線を優先。16:17発の「あさま619号」でその方面の未乗降駅をめざすことにしました。

この時の自由席は通路待機も出るほどの混み様で着席至難。体力は回復したものの、長時間の乗車は難しいと考え、程々の距離にとどめるプランに。本庄早稲田(16:38着-17:24発)、熊谷(17:33着-18:02発)の順での降り乗りと相成りました。

「あさま619号」(本庄早稲田16:39発)
本庄早稲田駅発車標。下りは16:39の次が17:39、18:00、上りは16:24、16:40、17:24、17:52・・・バラつきがあります。
本庄早稲田駅外観(南口)。早稲田大学本庄キャンパスはこちらの南口からアクセス。
本庄早稲田駅外観(北口)。新幹線駅ならではのスケールを感じます。
本庄早稲田駅北口。「HONJO WASEDA」の電光表示が目を惹きます。
「あさま626号」(本庄早稲田17:24発)



「あさま626号」(熊谷17:33着)
熊谷駅発車標。18時台の上りは3本。下りも同じく3本でした。

日が長い季節、かつ体力面で余力があったとすれば、安中榛名まで行って戻って来る手もあったと思います。たまたまですが、安中榛名では16:57着-17:06発(あさま626号)で、本庄早稲田17:24着-52発(とき334号)、熊谷18:01着-22発(とき336号)という程よい間隔で降りて乗ってができたのがこの時間帯。今回見送った安中榛名は、「ぐんまワンデーパス」と組み合わせた旅などで別途訪ねようと思うのでした。

本庄早稲田、熊谷を新幹線で移動していて再認識したのが、停車駅のパターン。両駅とも停車、両駅とも通過のほかは、本庄早稲田通過+熊谷停車があるだけで、本庄早稲田停車+熊谷通過というのはないことが今回明確になりました。熊谷の方が乗車機会が多いことになるので、やはり安中榛名に行くべきだったと思った次第。それでも上越新幹線で見れば越後湯沢までの全駅をクリアできたことになるので、まずまずの成果と言えるでしょう。

新幹線の自動改札機に「JR東日本パス」を通し出場。関東エリアの新幹線未乗降駅はこれで安中榛名を残すのみに。

「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」との名称からして、今後同等のパスが出る可能性は低いと見ています。2023年もお手頃価格で新幹線フリーのきっぷが発売されれば、東日本エリアの新幹線駅めぐりを軸にしたいところ。残る未乗降駅は、東北新幹線七戸十和田、二戸、いわて沼宮内水沢江刺、古川、白石蔵王上越新幹線浦佐燕三条北陸新幹線安中榛名、上田、飯山・・・もう一歩なのです。

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*1:特急に乗り換えてその日のうちに行けそうだったのは君津、勝浦、甲府など。特急とは言え、暗い中を長距離移動するのは厳しいと考え断念しました。

#3740+3741 那須塩原&新白河(2022.10.23)

新花巻からは11:20発の「やまびこ58号」で南下。東北新幹線の未乗降駅めぐりに臨みます。

盛岡までの間でまだ改札を通ったことがなかった駅は、水沢江刺、古川、白石蔵王新白河那須塩原の五つ。東京から遠い方を優先した場合は、古川(12:08着-52発)水沢江刺(13:23着-38発)の行って戻ってプランがあり、意外と降り乗りがしにくい白石蔵王を軸にした場合は、郡山乗換(上り、下りとも)を経て、那須塩原(13:59着-14:23発)白石蔵王(15:23着-37発)といった案がありました。大宮に着く時間は順に15:59、16:59。あれこれ思案した結果、遠方で行ったり来たりするよりはできるだけ関東寄りの方が安全と考え、ひとまず那須塩原に向かうことにしました。

郡山には13:05着で、13:37発の「なすの276号」に乗り換え。那須塩原13:59着で、次は「なすの259号」(14:23発)で北に向かう訳ですが、高速での長距離移動に体が悲鳴を上げつつあって、足取りが重たくなってきました。短時間でそれなりの距離を行き来できるのはいいものの、新幹線ばかりというのもよろしくないことをこれで実感。白石蔵王は見送り、隣の新白河まで行って帰京するプランに変更しました。

那須塩原駅発車標(5番線)
「なすの276号」は那須塩原13:59着-14:03発。発車まで時間があったので、普段は撮りそびれてしまう側面表示もバッチリ。
那須塩原駅駅名標。在来線だと新白河までは間に5駅、宇都宮だと8駅あるところ、新幹線なら隣駅。
那須塩原駅新幹線コンコース。記念撮影用のボードやオブジェも当駅ならでは。
那須塩原駅改札口。宇都宮線で来て当駅を降りたのは1998年10月が最初。新幹線の方は今回が初です。
あまり無理をしたくなかったので早めに2番線ホームへ。日曜午後でしたが、下り方面は実に閑散としていました。

新白河は14:33着-50発で時間的にはまずまず。移動距離を短縮した分、気持ちが楽になり、大宮到着も予定より早くなったことで、余裕も生まれました。

「なすの259号」(新白河14:33着-36発)
新白河駅時刻表。東北新幹線は上下各19本に対し、東北本線は下り19本、上り14本。上り新幹線下車後、当駅で東北本線の黒磯方面に乗り換える際は注意を要する時間帯がいくつかあることがわかります。
新白河駅新幹線コンコース。こちらの記念撮影ポイントは「白河関」。
「やまびこ214号」(新白河14:49着-50発)。「JR東日本パス」効果か、自由席は満席に近い状態でした。

という訳で東北新幹線の駅探訪は早めに終了。おかげで何とか持ち直したので、別のプランを敢行することに。時刻表を調べ直した上での出たとこ勝負プランです。

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#3739 鱒沢(2022.10.23)

釜石~鵜住居の往復の後は、ホテルで軽く朝食をとってからチェックアウト。次は釜石9:03発の花巻行きで新花巻に向かう訳ですが、ホテルを出たところで「SL銀河」の牽引機(C58-239)が単機で走って行くのを見たものだからとにかく急ぐことに。ホームには8:50頃に着き、C58-239などの撮影(後段参照)に励む格好になりました。

前日とは打って変わって、この日は晴天。釜石線の未乗区間上有住~釜石)の撮影は、雨かつ薄暗い中では難しかったものの、晴れていればバッチリです。改めてトンネル、カーブ等を堪能しつつ、山間部の車窓を満喫。かつて「SL銀河」に乗車した区間上有住→花巻)に入った後は、景色をおさらいする感じになり、ゆったり過ごすことができました。

釜石に向かう際には停車時間長めの駅はなかったのですが、この時の花巻行きは遠野で13分のほか、鱒沢で4分というのがありました。鱒沢10:31着-35発というのは予めわかっていたので、到着してすぐに降車。線路を横断し、駅の外に一応出てから再度乗車しました。駅を出た先では猿ヶ石川が望めた筈ですが、さすがにそこまでは行けず... 早めに引き返し、行き違いの下り列車が来る前に車内に戻った次第です。

花巻行き普通列車(鱒沢10:31着)
鱒沢駅駅名標エスペラント語愛称は「天の川」を意味する「Lakta Vojo」。
鱒沢駅外観
鱒沢駅入口

新花巻到着は定刻の11:11。この後は「JR東日本パス」を存分に活用すべく、新幹線の行ったり来たりに臨みます。



釜石駅で待機するC58形238号機。10月の運転日限定で「鉄道開業150th」ヘッドマークが掲出。

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#3738 鵜住居(2022.10.23)

JR東日本パス」最終日は、三陸鉄道の短距離往復からスタート。早起きできたので、釜石6:55発の宮古行きで、今度は北に向かうことにしました。

前夜同様の折り返しパターンで、この時も選択肢は三つ。両石(7:03着-25発)、鵜住居(7:07着-21発)、大槌(7:12着-16発)のいずれかでしたが、現地で過ごす時間が程よかった鵜住居を訪ねることに。以前に「震災学習列車」の案内などで当駅が一つのスポットになっていて、覚えがあったというのも決め手になりました。

この日は朝から上天気。再建されて4年ほどの駅、カラフルな「スマイルトレイン」(36-702)ともに晴れ晴れとしていて、上々の一枚を撮ることができました。

宮古行き普通列車鵜住居7:07発)。36-702「スマイルトレイン」(#Thank You From KAMAISHIラッピング車両)でした。
鵜住居駅構内
待合室内の列車時刻表。7:07着→7:21発の組合せはなかなかでした。1面2線で行き違いができるため、上り・下りの同時発車も2本(9:15、11:10)あります。
鵜住居駅ホーム。踏切への通路はホーム南側にあります。

列車を見届けた後、駅の外へ。駅名標に記されていた「トライステーション」は駅の愛称のようで、駅舎(待合室)の外面にもその表記があるのが回り込んでみてわかりました。駅前には「釜石祈りのパーク」「いのちをつなぐ未来館」「鵜の郷交流館」から構成される「うのすまい・トモス」があり、一大拠点の様相。朝早かったため、屋内施設は外観を見るばかりでしたが、パークの方は一望できました。衝撃的だったのはやはり「津波高のモニュメント」。モニュメント上辺部の高さは海抜11mとのことで、改めて津波の脅威を思い知ったのでした。

鵜住居駅(待合室)外観



「うのすまい・トモス」案内板
「釜石祈りのパーク」案内板。右手の山の下側に見える黒い棒状の壁が津波高を示すモニュメント。



釜石行き普通列車鵜住居7:21発)

黙祷の後、再び駅へ。帰りの釜石行きは36-704を先頭にした2両編成でした。席にゆとりがあったので、海側のクロスシートでゆったり。思えば釜石方面に向かって移動するのは1990年8月の旅*1以来・・・両石湾を見ながら、当時も同じ海を眺めていたことをふと思い出しました。

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*1:この時の宮古~釜石は山田線。列車は宮古11:04発→釜石12:31着でした。

#3737 唐丹(2022.10.22)

釜石に着いたところで釜石線は完乗。着いたのは16:41でした。

この日の移動中は基本的に雨で、釜石でようやく上がったかどうかといったところ。雨空ということもあり、辺りはすでに暗い感じでした。こうなってくるとこれ以上の外出は無用で、ホテルにチェックインしてあとはゆっくりでもいい訳ですが、「JR東日本パス」があるとそれではもったいないという話に。三陸鉄道でも使える以上は短距離でも行って戻ってをするのがよかろうとなり、南下することにしたのでした。

乗る列車は釜石18:18発の盛行き。折り返すパターンでの降り乗りになりますが、選択肢としては平田(18:22着-19:02発)、唐丹(18:29着-58発)、吉浜(18:36着-49発)の三つがありました。地図で見て、海に近そうだったのが唐丹。釜石駅で尋ねると、夜は駅だけが明るく周りは暗いとのことだったので悩ましかったものの、逆にその暗さを体感するのもいいだろうと考え、唐丹をめざしました。

長いトンネルを抜けると間もなく。確かに駅は明るく、ホーム上ではいろいろ撮れましたが、駅の外に出るとほぼ真っ暗・・・駅舎を撮るのもひと苦労でした。

盛行き普通列車(唐丹18:29発)
唐丹駅周辺案内。駅の北側を流れる片岸川は「さけの川」として有名。唐丹駅のキャッチコピーも「さけのふるさと」。
唐丹駅外観

駅の前は国道45号が通り、その道路の先200mほどで海(唐丹湾)に出られるところ、あまりに暗いため、海も何もありません。夜景モード、強制発光などいろいろ試みたものの写るものは乏しく、お手上げ状態。散策するのも困難な感じでした。

とにかく時間はあったので、あとは暗さを逆手に雲の切れ間からのぞく星を眺めるなどして過ごすことに。釜石行きの列車が来た時はただただ眩しく感じました。

唐丹駅は、上下各11本が発着。1面2線の駅なので上り下りの行き違いがあり、同時刻に発車するケースが3本(8:44、11:49、15:59)あるのがわかります。
唐丹駅駅名標。明るいのは待合室側なので、ホームの南側などはやはり暗め。



唐丹から乗ったのは「36-714」でした。(釜石駅到着後の様子)

釜石19:07着を以って、パスの旅2日目は終了。3日目は早起きプラン(可能であれば)が控えていたので、早めに休むことにしました。

釜石駅外観。左がJR、右が三陸鉄道。釜石駅は1990年8月の旅で、山田線(当時)から三陸鉄道に乗り換える際に下車済み。

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#3736 新花巻(2022.10.22)

秋田駅開業120周年イベント」のうち、駅構内で行われていた分(五能線ジオラマ展示など)もひととおり見物できたので、あとは新幹線を乗り継いで岩手県内の未乗区間をめざすのみ。秋田12:13発の「こまち24号」→盛岡14:08発の「やまびこ64号」という乗り継ぎで、新花巻で下車(14:19着)という行程でした。

E5系「やまびこ64号」@新花巻駅
東京行き「やまびこ64号」(新花巻14:20発)

在来線の新花巻は、かつて快速→普通の乗り換えの際に下車し、40分ほど滞在(→#3008。その時以来、約7年ぶりの新花巻ですが、新幹線の駅は今回が初となります。新幹線乗り放題の「JR東日本パス」あっての話で、ありがたく改札を通過。普通列車が来るまで時間があったので、改めて駅舎や駅周りを見るなどゆったり過ごせました。

東北新幹線発車時刻」など。当駅の新幹線発着本数は上り下りとも19本ずつ。
新花巻駅外観

2015年の釜石線の旅では上有住(→#3009で折り返したため、その先(上有住~釜石)が未乗のままでした。ようやく実現の運びとなった訳ですが、そのアプローチは割と楽だったことにふと気付いた次第。日本海側(秋田)から太平洋側(釜石)までを午後の間に横断するというのもなかなかない話で、その所要時間は実に4時間半弱・・・これまたパスのおかげとつくづく思います。

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#3735 泉外旭川(2022.10.22)

秋田~新屋の往復の次は、県内で最も新しい駅の降り乗りへ。2021年3月開業の泉外旭川です。

秋田では4分の乗り換えで、10:38発の男鹿行きに乗車。泉外旭川には10:42に着きました。この後は10:59発の東能代行きで土崎まで行ってから秋田に戻る手もありましたが、10:56発の秋田行きに乗る、つまり単純往復することに。朝の大雨は収まったものの、雷が断続的に鳴っていて不安定な様相だったことから早めに戻るプランにしたのでした。

男鹿行き普通列車(泉外旭川10:42発)

秋田貨物駅が近くにあり、奥羽本線の上下線の間隔が開く一帯に設けられたため、下りホームと上りホームは離れ離れ。形式的には2面2線ですが、それぞれを単独で見ると1面1線の駅という印象です。

外旭川駅下りホーム(2番線)。上りホーム(1番線)は左方、離れた場所にあります。
外旭川駅構内通路
「泉外旭川駅発車時刻」。男鹿線奥羽本線の2線分の列車が通るため、一定の本数があります。

駅舎に相当する待合室などは両ホームの間にあり、そこを抜けて階段などで下に行くと東西を結ぶ地下道に出ます。駅~地下道~東西の各出口はエレベーターを介したバリアフリールートも確保されていて万全。さすがは新駅だと思いました。

外旭川駅駅舎
駅と東西出口を結ぶ地下道。駅構内ではないため、24時間通行できます。

東西の各出口には駅前広場もあり、名称は西が「泉駅前広場」、東が「外旭川駅前広場」(→参考PDF。ホームが離れていることを考えると、下りホーム(2番線)は泉駅、上りホーム(1番線)は外旭川駅と見なすのも良さそうです。

外旭川駅前広場。駅の所在地が秋田市泉菅野のため、地下道の名称は「菅野地下道」。愛称は「泉外旭川Weロード」。
外旭川駅西口。広場という感じがあまりしませんが、当地の公称はあくまで「泉駅前広場」。
秋田行き普通列車(泉外旭川10:56発)。八郎潟からの列車で、それなりに混んでいました。


秋田には11:01着。前日に回送シーンを見送ったE655系がこの日は横手行きの団体臨時列車として運転され、その出発するところ(11:14発)に間に合いました。

E655系団体臨時列車、出発前の様子

土崎に行っていたら見られなかったE655系の発車シーン。新屋&泉外旭川プランは我ながら上出来だったと思います。

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#3734 新屋(2022.10.22)

10/21に秋田入りした理由の一つが10/22開催の「秋田駅開業120周年イベント」。午前中はイベント用に時間を空けていたのですが、記念入場券を買うなどの予定が思いがけず早く済んだので、近場の未乗降駅を訪ねることにしました。

時刻表をチェックしたところ、羽越本線の短距離往復が可能なこと、その次は奥羽本線でも同じようなプランを組めることが判明。という訳でまず乗ったのが10:02発の新屋行きでした。

降り乗りの候補は、羽後牛島か新屋かの二択。せっかくなので終点まで行って戻ることにしました。新屋では10:09着-26発。乗ってきた列車にまた乗ってという単純往復です。

 新屋行き普通列車(折り返しで、10:26発の秋田行きに)
新屋駅駅名標

上信電鉄上州新屋駅#3708はその名の通りリニューアルされたばかりでしたが、秋田の新屋駅もまずまず。リニューアルされて6年ほどなので、「新屋」の観は十分あります。

新屋駅外観

駅前には周辺のスポット(28か所)と「新屋地区の歴史と地名の由来」を紹介する案内板があり、これまたなかなかの出来。駅近くには温泉があるほか、秋田公立美術大学の施設「アラヤイチノ」「アラヤニノ」(→参考があることがわかりました。この案内板も同学が手がけたものと推察。センスの良さを感じます。

新屋地区の案内板。「周辺観光案内」といった表記がないところがまた秀逸。

土蔵や工房など、見どころがいろいろあることがわかったのが今回の収穫。当駅エリアは時間をつくって再訪したいものだと思います。

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