「東武宇都宮線フリー乗車DAY」にあわせて運転されたスカイツリートレインの臨時列車には、東武宇都宮線の端から端(新栃木〜東武宇都宮)ではなく、それぞれの一つ手前どうしを乗車する形になりました。野州平川→南宇都宮・・・約30分です。スカイツリートレインの体験乗車と考えれば、まずまずでしょう。
当日は、その端にあたる二つのエリア(栃木〜新栃木、東武宇都宮駅周辺)を中心に、フリー乗車券の提示で各種特典が受けられるというのもありましたが、こちらとしては"乗降自由"に勝る特典はありません。今回は終点の東武宇都宮まで行かず、その一つ前で折り返し。あとは、行きつ戻りつ(南下&北上)の降り乗りです。
南宇都宮に着くと、何やら見慣れない編成との交換がありました。スカイツリートレインも十分に珍しいところ、それ以上と見るファンの方々は多く、俄か撮影会状態でした。その編成は、20400型。試運転という表示がさらなる注目を集めていたようです。偶然でしたが、これぞちょっとした特典。南宇都宮で下車した甲斐がありました。
↑ スカイツリートレイン(下り)
構内踏切を渡り、駅舎へ。ホーム側から見た感じではわかりませんでしたが、出入口側からだと、大谷石を使った石壁が存在感を示し、実に見事。全体的に洋館のような雰囲気で、名駅舎だと思いました。駅舎本体に駅名を付けたり掲げたりせず、駅名看板らしきものを別に立てるといった辺りにも、駅舎への配慮を感じます。
そんなこんなで、南宇都宮では駅舎内外の見物、撮影で終始。12:55発の新栃木行きに乗り、宇都宮エリアを後にしました。