小佐越からは鬼怒川線の終点、新藤原へ直行。「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」の北限まで行って、一つ戻って鬼怒川公園へというのが最終的な行程で、概ね予定通りとなりました。
新藤原には定刻通り14:06に到着。鬼怒川温泉での停車時間(バッファ)を短縮したことで、遅延を解消した格好です。こちらとしては、新藤原で折り返すだけなので、多少の遅れは構わなかったのですが、新藤原以北(野岩鉄道、会津鉄道)への乗り継ぎを考えると、遅れは禁物。ただ、当の接続列車(会津田島行き)はどうかと言うと、これが14:13発・・・もともと余裕を持たせたダイヤだったのでした。
1990年7月末に遡りますが、下今市から会津高原(当時)まで直通列車で向かい、その先は会津若松まで快速「アルペンライナー」で北上するといった旅をしました。野岩鉄道はこの時に乗り通した訳ですが、直通だったため、新藤原で下車することはなく・・・駅を訪ねたのは今回が初ということになります。乗降記録としては、ここから改めて野岩鉄道方面に行けば、野岩鉄道の新藤原駅も加えることになりますが、鬼怒川線折り返しにつき、この日は東武の新藤原駅のみという形に。野岩鉄道、会津鉄道の旅は別の機会にとっておいて、その際にしっかり記録しようと思うのでした。
駅周りを少々散策し、早めにホームに戻り車内で待機。10分ほどで発車しました。乗ったのは14:36発の東武日光行き。これで隣の鬼怒川公園まで行けば、ひとまず乗り放題きっぷの旅は終了です。
鬼怒川公園は14:40着。鬼怒川温泉駅を発ってから、5時間が経っていました。
かくして、東武鬼怒川線の全駅の乗降を達成。ホテルは、鬼怒川公園駅からでも歩いて行ける場所にあります。午後はまだまだたっぷりありましたが、ホテルまでの道中(寄り道)や、温泉で過ごす時間などを考えると、これくらいがいい感じ。朝からしっかり動いたおかげで、全体的にはゆとりのある乗り降り旅ができました。