「どこでもドアきっぷ」2日間用の旅、2日目はあちこち周遊するのは見送り*1、京都周辺で過ごしてから西日本エリアの東の端に移動して帰途につくプランにしました。例年ならインバウンド客などでオーバーツーリズム状態の京都ですが、それがないとなればわざわざ遠出することもありません。ただし、「どこでもドアきっぷ」の出番が全くないのももったいないので、この日はひとまず奈良線で宇治へ。結果的には宇治観光で所定の時間を過ごすことができたため、あとは特急と新幹線の乗り継ぎで帰るばかりとなりました。
東海道新幹線で帰るのが早道ですが、「どこでもドアきっぷ」がある以上は、その有効区間の端までしっかり利用したいもの。往路では「e5489」対応の券売機の都合で、糸魚川(#3519)を起点にスタートしましたが、復路は券売機の制約はないので、事実上の東の端にあたる上越妙高まで使うことにしました。上越妙高からは、JR東日本の「お先にトクだ値スペシャル」にバトンタッチ。これで、「どこでもドアきっぷ」と「お先にトクだ値スペシャル」を組み合わせて、同一列車で乗り通すことができればより楽だった訳ですが、ICカードを使った新幹線の乗車サービス「新幹線eチケット」が一つの関門となりました。「新幹線eチケット」がお先にトクだ値の利用条件だったため、上越妙高で一旦降りないといけなかったのです。磁気券の「どこでもドアきっぷ」で出て、トクだ値適用のICカードで入るというのがこの時の降り乗りのカラクリ。乗降した駅数が増えるという点では有意義でしたが、もうちょっと何とかならないものかと思った次第です。
上越妙高でのこの件を踏まえ、京都から「サンダーバード29号」に乗り、金沢では17:55着-18:09発の乗り換えで、「はくたか574号」に乗車。上越妙高での滞在時間は19:12着-20:09発の約1時間でした。
駅周辺の飲食店で夕食というのも考えましたが、上越妙高駅前には銭湯の感覚で利用できる天然温泉「釜ぶたの湯」があります。ここでしっかり温泉浴し、体を癒してから帰京することにしたのでした。
旅の最終日、11/24に新たに降り乗りした駅は北陸新幹線の上越妙高のみ。えちごトキめき鉄道の駅もありますが、糸魚川同様、別の機会にと思います。