乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3445 貴生川(2019.8.5)

この日、「水口・蒲生野線」の乗車を以って、近江鉄道は全線完乗となりました。終点の貴生川には、12:04着のところ、数分遅れての到着でしたが、次に乗る草津線の列車は12:21発なので、特に支障はなし。その時間まで、駅の外で過ごすことにしました。

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JRホームから見た近江鉄道貴生川駅。停車中の列車は、折り返しの米原行き(12:28発)。

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近江鉄道貴生川駅改札

貴生川駅での降り乗りは、2004年11月が最初。信楽高原鐵道からJRに乗り換える際の話で、#2192に載せました。ただし、肝心の貴生川駅やJRの列車にいついては、きちんと撮影したものがなかったため、記録としては不十分。今回改めて、JRの貴生川駅についてもここに掲載し、#2193の代わりにしようと思います。

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貴生川駅外観

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草津方面・信楽高原鐵道ホーム。12:19、草津行き普通列車が入線。

貴生川から先、柘植に至るまでの区間は、過去の記録を見る限りは未乗。同区間の乗車で、滋賀県内の鉄道路線の完乗を果たすことになります。

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柘植行き普通列車(貴生川12:21発)

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#3444 日野(2019.8.5)

新快速停車駅の降り乗りに次ぐテーマは、近江鉄道の完乗。近江八幡に戻って来たのはそのためで、行程は、近江八幡(10:44発)~八日市(11:03着-18発)~貴生川(12:04着)というものでした。本線の八日市~貴生川・・・線区愛称でいう「水口・蒲生野線」が未乗区間として残っていたので、滋賀県内の旅の一環として臨みました。

予定よりも早めに近江八幡に着いたので、10:14発の列車にも間に合いましたが、八日市で乗り換える貴生川行きの列車は同じなので、近江八幡で過ごすことに。「1デイ・スマイルチケット」が使える日であれば、乗れる列車に迷わず乗って、途中駅での降り乗りに励むなどしたと思います。そういうのに代わるのがないか、駅で調べたいというのもあって早々と来た訳ですが、特になかったため、とりあえず途中で降りそうな駅までのきっぷを購入。貴生川まで降りることがなければ、出る時に不足分を精算、ということにしました。

「水口・蒲生野線」は、ローカル線らしい風景が続く線区でした。水田、中小河川、木々の茂る丘・・・駅もいい意味で鄙びた感じのタイプが多く、旅モードになれます。と、家並み、街並みが現われ、車窓に変化が出てきました。日野です。

日野では11:41着-46発と5分の停車時間があるのはわかっていたので、当駅で下車。駅舎は実にレトロな感じで、開業当時を彷彿とさせる要素も見受けられました。

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日野駅駅名標近江鉄道鉄道むすめキャラクターの一人「日野せりか」が大きくデザインされています。

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レトロ感漂う日野駅。こちらの駅名標はかなりの年数が経っていることがわかります。

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日野駅外観。再生工事により新しい駅舎になりました。観光案内交流施設「なないろ」もその際にオープンしたそうです。

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日野駅構内。八日市米原方面ホームは横並びではなく、スライドした場所にあります。

本来は長居すべき駅、エリアですが、今回はその5分の範囲で駅周りのみ。お隣の水口エリアとあわせて、しっかり観光に訪れたいものだと思うのでした。

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#3442+3443 守山&野洲(2019.8.5)

滋賀県内の東海道本線(≒琵琶湖線)は、これまでなかなか乗り降りする機会がありませんでしたが、この日それがようやく叶い、とにかく新快速の停車駅をメインに降りて乗ってを敢行しました。

栗東で折り返した後は守山、その次は野洲の順で行程を組み、当初は守山(9:42着-55発)、野洲(9:58着-10:11発)と、それぞれ一定の時間を設定。ところが実際は、守山9:45発→野洲9:49着、野洲9:58発→近江八幡10:04着と結構な前倒しになりました。近江八幡での時間を少しでも長くとの考えがあったためですが、さすがに守山で3分というのは短かったかも知れません。

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米原行き普通列車(守山9:42発)。次発は9:45発の新快速(野洲行き)でした。

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守山駅西口。東口には行けませんでした。

野洲では10分近くありましたが、南口、北口と見ていたらすぐに時間が経過。とりあえず、訪ねるべき駅での降り乗りは果たせたので、先を急ぐことにしました。

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野洲駅外観(南口)

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野洲駅北口。駅前広場が整備され、2018年11月に供用を始めました。こちらの北口は、1994年5月に車で訪ねたことがあります。

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野洲駅駅名標

かくして、米原~姫路での新快速停車駅は、南草津を除いて乗降達成。南草津や、湖西線の新快速停車駅は、いずれ改めてと思います。

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#3441 栗東(2019.8.5)

能登川から乗った新快速でそのまま新快速停車駅の降り乗りに臨むことも考えましたが、南草津まで行ってしまうとさすがに押してしまうので、近江八幡で普通*1に乗り換えて、栗東まで行って戻ることにしました。

栗東には9:23着。米原方面の列車の遅れが回復していないと、この後の行程に影響が出る訳ですが、とりあえず9:39発(米原行き)に乗ることを前提に、駅周りを散策しに出ました。

栗東駅は1991年3月の開業。当時はまだ栗東町にある駅でした。駅の開業も手伝って、町の人口は増え、2001年10月に栗東市に昇格。そうした経緯を知っていると気になるもので、新幹線で草津線と交差する辺りを通過する際には、当地が栗東市であるとの認識をその都度新たにしたり・・・そんな具合でした。

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網干行き普通列車栗東9:24発)

今回晴れて、栗東駅栗東市を訪ねることができました。駅前は思っていた以上に高層建築物などが建て込んでいて、大都市の様相。駅舎の方も遠くからでないと全貌がつかめない立派なものでした。

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栗東駅外観

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栗東駅東口の商業施設など。建物は大きなロータリーを隔てた先にありますが、ペデストリアンデッキ経由でアクセスできます。

頃合いを見計らって駅に戻ると、米原方面の列車の遅れは解消。予定通り9:39発に乗り、未乗降の新快速停車駅をめざしました。

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*1:彦根で乗った網干行き(種別は快速)。近江八幡で新快速と接続するダイヤでした。

#3439+3440 南彦根&能登川(2019.8.5)

ホテルの最寄駅は、南彦根でした。近江鉄道彦根口よりはずっと近いため、気が緩んでいたせいか、乗るべき列車の時刻にギリギリな感じでチェックアウトし、半ば駆け足で駅に着き、何とか間に合った次第。駅舎外観は、前夜に撮っておいたので何もないよりはいいものの、朝の駅舎をしっかり撮影できなかったのは不本意な限りです。列車の方も辛うじてという状況でした。

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夜の南彦根駅

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駆け足で何とか駅に到着。発車まであと4分でした。

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網干行き「普通」列車(種別は快速)

乗ったのは、8:47発の網干行き。これで能登川まで行って、能登川で後続の新快速に乗り換えるというプランです。能登川での時間は、8:57着-9:02発の5分。滋賀県の市町村の中では広範な面積を有する東近江市ですが、JRの駅では当駅が唯一という珍しさに加え、2019年で開業130年ということで、見るなり撮るなりする対象が多々ある駅です。駅の規模もさすがに大きく、5分ではとても…というのが実際でした。

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「祝 琵琶湖線 能登川駅開業130周年!!」・・・開業年月日は1889年7月1日

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能登川駅外観(西口)。曲線的なデザインは、水車がモチーフ。

米原方面の列車には遅れが生じていたので、京都方面もいずれ影響が出る?と思っていましたが、何事もなく定刻通り。予定に沿って、次の駅に向かいました。

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姫路行き新快速(能登川9:02発)

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#3438 彦根口(2019.8.4)

彦根を17:00に出て、乗ること5分。彦根口に着きました。

ここから徒歩でホテルに向かい、支度を整えてから彦根口に戻り、再び近江鉄道多賀大社前へ、というのがこの時点でのプラン。多賀大社前駅では、停車中の車両を使ったビール列車イベント「鉄バル」が開かれ、多賀大社とその周辺では「万灯祭」という二本立て・・・出かけない手はありません。

ありがたいことにホテルで自転車を貸してもらえたため、自力で多賀大社方面へ直行することに。彦根口に戻ることはなかったため、ここに載せた写真はいずれも到着した際に撮ったものです。

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17:05、彦根口に到着。小駅ですが、ホームは二面あります。

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彦根口駅駅名標

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貴生川行き普通列車。期せずして、この日の列車移動はこれにて終了。

福井出発が1時間遅れたことで、彦根口やホテル、そして多賀大社には逆に早く着くことができました。仮に大垣方面に行っていたら、暗い中での移動になっていたと思われます。予定変更、結果オーライです。

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#3436+3437 彦根(2019.8.4)

東海道本線の駅は、東京~豊橋と、大阪府内の全駅のほか、京都府兵庫県でも概ね乗降済みでしたが、滋賀県内に関して言えば、米原近江八幡草津、瀬田、石山、大津の6駅どまりで、いかにして増やすかが長年の課題でした。18きっぷを使って、滋賀県を旅する機会が少なかったためですが、今回の旅でようやくそれが実現。米原には当初予定から+1時間の到着となりましたが、大垣方面の部分を見送ったことで、米原以南の東海道本線琵琶湖線)入りを早めることができ、優先度の高かった彦根にも明るいうちに来ることができました。

彦根着は16:52。彦根城や市街地を訪ねたことはあっても、彦根駅で下車したのは今回が初めてです。せっかく早く着いたのだから、しっかり駅舎全体を見るなり撮るなりすべきところ、ここからは近江鉄道への乗り換えが控えていたため、時間的余裕はあまりなし。本数が少ないため、近江鉄道の時刻に合わせてJRの行程を考える必要がある訳ですが、もともとのプランを変更したことから、さらに時間が読めなくなっていたのです。

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播州赤穂行き新快速(彦根16:52発)

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自由通路から見た彦根駅南側の眺め

出たとこ勝負のような状態だったものの、この時の近江鉄道は17:00発の貴生川行きが待機していて、至って接続は良好でした。こうなると彦根駅の西口も東口もなく、JR~近江鉄道の移動のみ。駅の外を撮ったものとしては、東西自由通路からの眺め程度です。

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自由通路北側の眺め。近江鉄道車両基地が見渡せます。

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近江鉄道彦根駅。木製のベンチなど、趣を感じます。

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貴生川行き普通列車彦根始発でした。

何ともあわただしい感じでしたが、とりあえず乗り換えは成功。ホテルへのアクセス駅として、2番目に近い駅に向かいました。

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#3435 近江塩津(2019.8.4)

フェニックスまつりに伴う福井鉄道のダイヤ変更等で予定が狂い、13:12発の敦賀行きを見送ることになった訳ですが、18きっぷ利用での移動となると、次の列車は1時間後・・・14:12発になります。特急に乗って敦賀で追いついて、当初の行程に合わせるというのも考えましたが、無理をするのはやめ、せっかくなので当のフェニックスまつりを見物するなどして過ごしました。結果的にはよかったと思います。

予定では米原から大垣に出て、岐阜県内のJR未乗区間などを探訪することにしていましたが、1時間ずれたことでその部分をカット。この日の宿泊先に早めに着くような行程に変え、当地でのイベントにより多くの時間を充てることにしました。

さて、北陸本線米原まで向かう場合、敦賀(15:04着-23発)、近江塩津(15:39着-16:07発)、米原(16:42着)の順になり、これは福井基準で10時~15時の時間帯は、毎時12分発で共通。13:12に出ていれば、米原は15:42に着くということになるため、単純に+1時間という行程です。乗り換えの近江塩津は、これまで何度か北陸本線を通っていた割には思いがけず今回が初。30分近くというのはさすがに間延びした観はありますが、米原方面は当駅始発なので、車内で待機できる時間があるのは救いでした。この日も暑く、駅周辺で過ごすには限度があったのです。車内で待つこと10分余り。ありがたい限りでした。

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敦賀発・姫路行き新快速(近江塩津15:40発)。この列車は湖西線経由のため、米原方面に行くには近江塩津で乗り換える必要があります。

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近江塩津駅ホーム(高架)。駅周辺は至ってローカルですが、構内は広め(2面4線)です。

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近江塩津駅外観。趣ある駅舎です。

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ホームを下ると、このような通路があり、西側の改札と駅舎に通じています。奥(東側)が少し高くなっていて、傾斜があるのが特徴。ひんやりした風が通り、ここでしばらく暑さをしのぎました。

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#3433+3434 田原町(2019.8.4)

越美北線九頭竜線)の初乗車&完乗を終え、福井県内のJR路線についても全区間達成となりました。こうなると、福井県鉄道路線完乗というのも見えてきます。時間的に厳しい観はありましたが、その残る区間を乗りに行くことにしました。

当初の計画では、九頭竜線での福井着12:22から、北陸本線での福井発13:12の50分の間に、未乗区間として残っていた福井鉄道田原町~福井城址大名町*1をとにかくクリアすべく、えちぜん鉄道福井鉄道と乗り継ぐことにしていました。両線とも本数がそれほど多くないことを考えての順序で、福井(12:39発)~田原町(12:48着)、田原町(12:54発)~福井城址大名町~福井駅(13:04着)と、時間的には正にぴったり。福井鉄道福井駅に着き次第、JRの福井駅に向かえば北陸本線の列車に何とか間に合うだろうというプランだったのですが...

えちぜん鉄道田原町には、とりあえず定刻に着きました。前日も通っていましたが、下車したのはこの時が初めてです。

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三国港行き普通列車田原町12:48発)

当駅は福井鉄道との接続駅ですが、福井鉄道の車両がえちぜん鉄道に乗り入れる(その逆も)ようになったため、鉄道会社の別が感じられず、構内全体で捉えると一体感があります。駅舎や窓口も一本化できそうですが、それらは一応別々なので、乗り換えの際は、①えちぜん鉄道側の改札を出て、②構内踏切を通り、③福井鉄道側の窓口できっぷを買い、といった流れに。ただし、両線の直通列車(フェニックス田原町ライン)に乗って福井鉄道方面(福井駅、越前武生など)に行く時は、えちぜん鉄道側のホームに戻ることになります。今回が正にそのパターンでした。

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田原町駅ホーム。1~3番線まであり、1番線(左)は福井鉄道、3番線(右)はえちぜん鉄道の専用。2番線はフェニックス田原町ライン用で、福井鉄道えちぜん鉄道の両方の車両が発着。

何事もなければ、福井鉄道側のホームから福井駅行きに乗って、それで行程通りとなるはずでしたが、下調べが甘く、その予定は見事に不成立に。「福井フェニックスまつり」開催に伴い、会場の一部が福井城址大名町~福井駅にかかるため、同区間が運休!だったのです。一部区間運休だけならまだよかったのですが、その関係でダイヤも変更。乗る予定だった12:54発の運用はなく、次は13:03発(越前武生行き急行)ということを知らされ、衝撃を受けるのでした。

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福井鉄道側の田原町駅にて。「フェニックスまつり開催に伴う・・・運休のお知らせ」

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待っている間に、2番線には鷲塚針原行き(直通)が到着。福井鉄道の車両が並ぶシーンが撮れたのはよかったと思います。

13:03発になる上、福井駅には行かないとなれば、北陸本線の列車(福井13:12発)に間に合う道理はありません。行程の見直しは、福井駅に着いてから考えることにして、おとなしく越前武生行き(フェニックス田原町ライン)で福井城址大名町まで乗ることにしました。この時の車両は、えちぜん鉄道の「ki-bo」(キーボ)。いい記念にはなりました。

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「ki-bo」到着シーン

福井城址大名町に着いたのは13:08。これにて福井県内の鉄道路線はひとまず完乗です。この後は、線路上に展開された出店などを眺めつつ、のんびりとJRの福井駅へ。福井鉄道福井駅は、JR側に移設するとともに、福井駅前(#2475)から福井駅に改称した経緯があります。厳密に言えば(旧)福井駅前から(現)福井駅までの140mほどが未乗区間として残っている訳ですが、北陸新幹線の福井延伸時など、次の機会にとっておこうと思います。

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福井鉄道福井駅。運休中につき、車両の発着もなければ、乗降客もなし。福井駅行きが運転していれば、ここまで来れた訳ですが...

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*1:かつては、市役所前(#2468)。2010年2月にここから乗り、南に向かいました。北の方には行く時間がありませんでした。

#3432 九頭竜湖(2019.8.4)

越前大野を10:17に出て、終点の九頭竜湖へ。越美北線九頭竜線)はこれが初乗車です。

沿線風景は主に田畑や山並み。途中、柿ヶ島の手前で九頭竜川を越えると、あとは近くに遠くに川に沿うようになり、景観も一変します。そして、10:36に勝原を発った後はほぼトンネル区間。トンネルを抜け、少し進むと終点(10:49着)です。往路の約30分のうち、4割方はトンネル・・・九頭竜線=山岳路線という印象を強く持ちました。

越前大野九頭竜湖に限ると、1日の本数は上下各5本。10:58発の次は何と14:35発です。九頭竜湖駅での時間は10分に満たないことになりますが、こればかりは致し方ありません。ホームでの撮影は最低限、駅舎の見学、撮影も簡単に済ませ、あとは駅周りをざっと眺めた程度。日付印入りの到着証明書(ポストカード)を窓口で入手できたのが何よりの記念になりました。

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九頭竜湖駅10:49着→折り返し、福井行きに(10:58発)

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駅舎はログハウス風。「中部の駅百選」に選定されています。

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運賃表の銘板をはじめ、駅舎は全体的に木が基本。越美北線起点の越前花堂までは970円。営業キロは52.5km。

という訳で、九頭竜湖を後にして、あとは福井に向かうだけ。復路は九頭竜線を乗り通すことになりますが、総じて風光明媚な路線だと思いました。青々とした水田が映えるのはこの時季ならではでしょう。夏の九頭竜線、おすすめです。

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山並み、水田(越前富田~下唯野)

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九頭竜川の渓流美(柿ヶ島~勝原)

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美山から西は足羽川沿い(越前高田~一乗谷

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