乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3710 梅小路京都西(2022.10.14)

鉄道開業150年の記念日当日の過ごし方をあれこれ考えた末、京都鉄道博物館を堪能するのがいいだろうという結論に至り、10/14に来館。当館がオープンしたのは2016年の4/29なので6年半ほど経ってようやくとなりました。

鉄道の日当日となれば何らかの企画があると見越して旅の計画を立てた訳ですが、10/14に限らずその前後を含めた形で記念イベントがいろいろ。10/14の目玉としては、扇形車庫でのSLの頭出し展示とその列に「マイテ49形」を加えた形で実施したことでしょう。この日はマイテ49形の展示初日という点でも訪れる価値は大。実物を間近に目にして、当時の最上級客車はやはりひと味違うと思いました。

記念イベントはこの他に、SLスチーム号、EF58-150の先頭部に150年記念ヘッドマークを掲出だったり、企画展示「鉄道いろいろいろは展~150年の歴史を彩った鉄道のあゆみ」だったり... 入館したのは13時過ぎで17時の閉館まで時間はたっぷりあった筈ですが、とにかく見るもの撮るものが盛りだくさんで記念系がなかったとしても時間が足りなかった可能性は大。本館では1階「鉄道の施設」、2階「関西の鉄道」「物を運ぶ」の各コーナーの見学は見送り、3階の図書資料室も入室せずという結果になりました。次に来る時はより余裕のあるスケジュールで臨もうと思います。

梅小路京都西駅外観(2022.10.14 13時過ぎ撮影)

さて、京都鉄道博物館が初めてとなれば、その最寄駅ももちろん初。2019年3月開業につき、こちらも3年7か月ほど経過しての来駅となりました。先にホテルに荷物を預けるなどしてからの都合上、梅小路に来る際はバス+徒歩でしたが、帰りは京都駅に用件があったため、梅小路京都西から一駅分を乗車。17:24発に乗るまでの間、構内を見物したり、記念スタンプを押したりして過ごしました。鉄道の日に当駅に来れたというのが何よりの記念と言えるでしょう。

梅小路京都西駅出入口
記念スタンプ。駅のフレーズは「豊かな自然と博物館がある駅」。
梅小路京都西駅駅名標。隣の京都までの営業キロは1.7km。
京都行き普通列車梅小路京都西17:24発)

今回の旅は2泊3日。10/15は京都府内の鉄道路線完乗に向けた乗り降り旅に出ました。


以下は、京都鉄道博物館での鉄道開業150年記念関連。記念ヘッドマークはスチーム号が12/29まで、EF58形が10/30までです。

扇形車庫での頭出し展示。左から、B20形10号機、マイテ49形、C62形1号機。
マイテ49形。後方は1070形1080号機。
SLスチーム号(13:30発)。記念ヘッドマークの掲出期間は10/1~4、10/13~12/29。
EF58形150号機。150年と150号機をかけての記念ヘッドマークが掲出(10/14~30)。
「鉄道いろいろいろは展」。見応え十分の展示で、ひととおり見学するのに15分を要しました。

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#3709 磯部(2022.10.3)

上信電鉄の次は信越本線。高崎13:23発に乗り、終点の横川まで行き、碓氷峠鉄道文化むらを訪ねました。入園するのは今回が初めてです。

「ぐんまワンデーパス」を使えば、JRバスで軽井沢駅まで行って戻ってというのも可能でしたが、今回はあくまで同園がメイン。横川到着後、「峠の釜めし」をいただくなどしてからだったため、園内に入ったのは14:45頃でした。

まずまずの天気だったため屋外で主に過ごし、閉園時間(17時)までたっぷり。この先、両毛線の未乗降駅に行く手もありましたが、信越本線で降りたことのない駅(かつ温泉地)に寄るのが早道と考え、磯部で下車しました。

高崎行き普通列車(磯部17:34発)
横川~磯部は240円、磯部~高崎は330円。高崎~横川の510円と合わせて「ぐんまワンデーパス」のJR利用分は1,080円*1でした。
磯部駅外観。温泉地にある駅という趣が感じられる造りだと思います。
北口の駅前ロータリーには「恐妻碑」などがあります。
磯部駅駅名標。東隣は安中ですが、新駅構想(→参考)が実現すると駅名が変わることに。

横川17:21発で、磯部は17:34着。駅から400mほどの場所にある日帰り温泉施設「恵みの湯」で1時間余りを過ごしました。

磯部を出たのは19:03。高崎に着いてからはゆっくり食事をとるなどし、「とき346号」(20:55発)で帰途につきました。

2022年の「JRE POINT特典チケット 新幹線YEARスペシャル」の旅はこれにて終了。6/4(上野→小山)、6/13(大宮~高崎)、10/1(東京→小山)、10/3(大宮~高崎)で、いずれも片道1,000ポイント・・・合計6,000ポイントです。実にありがたい企画だったと改めて思います。



碓氷峠鉄道文化むらリーフレット、割引入園券。9/30までは通常500円でしたが、10月から700円に(→参考)。割引優待を使ってこの日は630円で入園。

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*1:上信電鉄分1,740円との合算で2,820円。何とか元は取れました。

#3708 上州新屋(2022.10.3)

10/1に続き、「JRE POINT特典チケット 新幹線YEARスペシャル」第3弾を使った旅に出ました。6/13と同じく、大宮~高崎を新幹線で往復。往路は前回同様「あさま601号」、復路は「とき346号」でした。

今回は目的地がある程度決まっていて、その行程で運賃を足すと2,800円超。「ぐんまワンデーパス」(2,670円)を使えば少しはリーズナブルということでパスを買って臨みました。フリーきっぷがあっても乗り降り控えめというのは普段はないパターン。たまにはこういうのもいいのかなと思います。

高崎には7:44に到着。駅そばを食べ、上信電鉄の乗り場に向かいます。8:21発の下仁田行きに乗り、降りたのは上州新屋。8:51に着きました。

下仁田行き普通列車上州新屋8:51発)
時刻表・運賃表。高崎・南高崎~上州新屋は630円、上州富岡は300円です。
上州新屋駅外観。駅舎、ホームともに新しくなり、8/26に供用スタート(→参考)。駅名通り「新屋」になりました。

当駅で降りたのは、5分ほど歩いた先にある「めんたいパーク群馬」が目当て。6/13、富岡に行く途中に見かけ、気になっていた施設です。9時オープンなので、ほぼジャストで入館でき、しばらくは来店者も少なかったため、ゆったり過ごせました。

めんたいパーク群馬。グランドオープン日は4/21(→参考)。



旧駅舎、旧ホーム。こちらは言うなれば「上州古屋」。駅舎は保存価値がありそうな趣ですが、すでに取り壊しが始まり、壁の一部がない状態。
下仁田行き普通列車上州新屋10:44発)

ついつい長居してしまい、次に乗ったのは10:44発の下仁田行き。再び上州富岡を訪ね、今回は旧韮塚製糸場、世界遺産センター「セカイト」を主に見学しました。

上州富岡からの帰りは特に降り乗りはなしで高崎へ*1。12:49に着き、次の目的地をめざしました。

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*1:高崎~上州新屋上州富岡~高崎と乗って、運賃合計は1,740円。あと930円分でワンデーパス代という計算になります。

#3706+3707 十王&小木津(2022.10.1)

土曜の夕刻ながら上りの本数が多い時間帯だったことで、行って戻ってではなく、順当に降りて乗ってができました。順番に、十王(17:02着-25発)、小木津(17:29着-49発)の2駅です。

十王は2004年秋に十王町日立市に合併される前、同年3月13日に(旧名)川尻から改称した駅。その時から気になっていた駅で今回ようやく降り立つことができました。ホームは1面2線で、東西ともに開けた印象。階段を下りると改札、駅舎という構造で、改札は東口にあり、駅西側には線路下の自由通路でアクセスできるようになっています。駅舎、駅前ともに整備されていて、小駅という観はありませんでした。

十王駅駅名標など
十王駅改札口
十王駅外観
十王駅広場案内。改札は東口広場側。西口広場の先には十王図書館があります。

次の17:25発は水戸線直通の小山行き。長く乗りたい一本でしたが、隣駅で下車。まだ明るいうちに着きました。

小山行き普通列車小木津17:30発)。水戸、友部で長めの停車時間があり、終点の小山着は20:07。

小木津は十王とは逆に階段を上がると東西を結ぶ通路に出る構造。高さがある分、見晴らしはよく、東方向は海が近いことを感じさせる景色でした。その海方面の道を少々散歩し、駅に戻って来ると空の青がかなり濃い感じに。未乗降駅めぐりもこれにて終了ということでその空を撮ろうとすると、思いがけずこの日最初の電池切れとなりました。

小木津駅外観(東口)
小木津駅通路
近距離きっぷ運賃表。茨城県内の常磐線未乗降駅、残るは南中郷、磯原の2駅に。

一旦落ちてもその後何枚かは撮れるのが電池式のデジカメ。乗車前に運賃表を撮ったりもしましたが、日立駅に着いた時点でそろそろ怪しい雰囲気になりました。実は日立では「ひたち」24号に乗り換えることにしていて、E657系をどう撮るかがテーマの一つだったところがこの状況。水戸までの短時間ながら、初めて乗るE657系を記念に撮るというのはちょっとしたミッションだった訳です。

特急「ひたち24号」車内(勝田駅停車中に撮影)

幸い車内でも水戸駅到着時も電池は何とか持ち、枚数ゼロという事態は回避。すっかり暗くなったこともあり、撮影の方もお開きとしました。

そんなこんなで取手を過ぎたところで、「ときわ路パス」の旅は終了。常磐線の駅は今回の十王、小木津の降り乗りを以って、上野~高萩が乗降済みと相成りました。

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#3705 大津港(2022.10.1)

友部15:19発の列車で勝田へ。勝田では15:39着-46発の乗り継ぎでさらに北に向かいます。「ときわ路パス」のフリーエリア中、その端にある駅として前々から気になっていた大津港がその時の目標。着いたのは16:38でした。

 大津港駅ホーム。左が水戸行き(16:43発)、右が原ノ町行き(16:38着)。

大津港まで来たらあとは折り返しで南下するばかりですが、乗る予定の水戸行きは16:43発で駅滞在は5分限り。ただでさえ短時間なところ、すでに水戸行きは待機(特急列車の待合せ)中で急かされる感じになります。おまけに駅舎は跨線橋を渡った先。小走りで改札を出て、最低限の撮影を済ませたら、発車時間に間に合うように再びホームへと相成りました。

大津港駅外観
近距離きっぷ運賃表など。大津港の北隣、勿来に行けば福島県

かつては特急停車駅だった大津港。2015年春の改正前の時刻表を調べたところ、「スーパーひたち」上り2本(9:42発の26号、16:40発の54号)、下り1本(15:49発の31号)が停車していました。ちょうど54号に重なる時間だったことになります。

ホームに向かう途中、通過して行ったのは「ひたち」22号。もしこれが停車していたら、この日の行程も少なからず変わっていたかも知れません。

あわただしいながらも当駅で下車したことで、降り立つレベルでの茨城県北茨城市の来訪も達成。一つ手前の磯原での降り乗り(16:32着-49発・・・この方が時間的余裕あり)でもそれは果たせた訳ですが、どうせなら「ときわ路パス」の常磐線北限の駅でということで大津港に来たのでした。

このあとは常磐線の未乗降駅をいくつか。明るいうちにどこまで行けるかがポイントです。


勝田駅での7分(15:39~15:46)は、ひたちなか海浜鉄道の駅を見に行く時間に充てるつもりでしたが、国鉄特急色E653系がそこにいたことで予定変更。次の列車(原ノ町行き)が来るまでの間、見物、撮影に専念することにしました。水戸ではなく勝田乗り換えで正解だったと思います。

E653系K70編成(国鉄特急色)など

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#3703+3704 玉戸&岩瀬(2022.10.1)

真岡鐵道の全線往復を終え、下館に着いたのは13:49。結城~下館~七井~茂木~市塙~下館と乗って、すでに「ときわ路パス」の元を取っているので、この先は乗れば乗る程おトクになります。

下館からは常磐線方面に向かう訳ですが、次の友部行きは14:29発・・・40分あります。それならばということで、いつもの行きつ戻りつを思いついた次第。小山行きで一つ西に進み、そこから友部行きに乗ることにしました。

小山行き普通列車(玉戸14:06発)。1面1線で見通しがいいのが当駅の特徴です。

下館14:02発で、玉戸には14:06着。18分待てばいいので、程よい滞在時間です。いかにもローカルな駅でしたが、南側にはちょっとした商業施設があり、そこで少々買い出し。車内でいただく用のおやつなどを調達することができました。

玉戸駅外観。木造の待合室、出入口の駅名看板ともになかなかの趣。右後方の建物は駅事務室です。
友部行き普通列車(玉戸14:24発)。かつての401系「赤電」塗装のE531系でした。

玉戸14:24発で終点の友部には15:13着。途中駅での停車時間はあまり調べていなかったところ、岩瀬に着いた際、すぐに発車する気配がなかったため運転席で確認することに。仕業表を見ると14:43着-47発とあり、あわてて駅の外に出ました。予めわかっていれば、よりきちんと見たり撮ったりできたと思いますが、これもいつものパターン。よしとしたいと思います。

岩瀬駅ホーム
岩瀬駅外観。「また来ようよ。桜川市へ。」・・・そうしたいと思います。

茨城県にある都市のうち、鉄道駅があるのは27市。乗り降りだけでなく、ドライブで駅に立ち寄った分も含めるとそのうち24の市でどこかしらに訪ねるなり降り立つなりしていたのですが、残る3市の一つが桜川市で、岩瀬駅で下車した時点で果たすことができたのはちょっとした成果と言えます。

なかなか降り乗りがしにくい水戸線の駅で、16ある駅の半分をこれでクリアできたのも成果の一つ。至って短時間ながら、意義ある降り乗りとなりました。

友部からは常磐線に乗り換えてひたすら北へ。足を踏み入れたことのない同県内の一都市をめざします。

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#3701+3702 茂木&市塙(2022.10.1)

「SLもおか」で直行していれば12:06着でしたが、七井で後続の普通列車に乗り換えたため、終点の茂木に着いたのは12:23。折り返しの上り普通列車は12:41発のため、18分の滞在です。長くもなく短くもなく程よい時間で、改札を出た後は駅舎2階から「SLもおか」の客車とSLが切り離されて待機しているところを見物するなど茂木駅ならではの過ごし方ができました。

茂木駅発車・到着時刻表
茂木駅外観
茂木駅構内。「C12-66」はすでに向きが変わり、客車と対面中。
SLが転車台に入るシーンが撮れる?と予想し、しばし見物...

再度ホームを端から端まで見て廻っていると、SLが後進を始め、転車台も通過。どこまで行くのかと思っていたら、普通列車後方、ホームからよく見える位置で停車したので、俄かに撮影会モードとなりました。この日から掲出された「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」ヘッドマークともども撮影ができ、それでよしとしていたら数分後にはヘッドマークを外した状態に。素の「C12-66」を撮ることもできたのは偶然にしては上出来だったと思います。

下館行き普通列車(茂木12:41発)の隣でSLに動き。後進しながら転車台に向かうところを撮影。
ヘッドマーク掲出時のC12形66号機
ヘッドマークなしのC12形66号機。黒が実に鮮やか。

さて、往路で真岡を過ぎた時点で真岡鐵道の未乗区間に入った訳ですが、茂木到着とともにめでたく完乗となり、あわせて栃木県内の鉄道路線も全線クリアとなりました。宇都宮ライトレールや相鉄・東急直通線が開業すればまた足を運ぶことになると思いますが、これでひとまず関東甲信越で残る区間銚子電気鉄道の犬吠~外川のみに。年内には何とか達成したいものだと思っています。

目標を一つ果たしたことで、復路はおさらいをしつつ悠長に過ごしていたところ、市塙で数分の停車時間があることに気付き、いつものあわただしい感じに。12:53着-56発の3分でしたが、構内踏切を渡り、駅舎の外に一応出て、またバタバタと列車へ・・・フリーパスがある時はやはりこうでないと...と改めて思うのでした。

市塙駅構内。2面2線で、駅舎は下り側。
市塙駅外観。壁面の「武者絵」が目を惹きます。

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#3700 七井(2022.10.1)

次は節目の3700ということで、「七」が付く駅の中から真岡鐵道の「七井」をめざすプランを立て、しっかり行って参りました。数字合わせは3600駅目の「六丁の目」に続く形。今後も狙ってみようと思います。

今回の旅は、「JRE POINT特典チケット 新幹線YEARスペシャル」の第3弾(9/26~10/7)と、「ときわ路パス」の秋季分(利用日は10/1~12/25の土日祝日)に合わせたもの。新幹線で小山に出て、水戸線で結城まで行けば「ときわ路パス」*1が買えるので、その前提で行程を考えました。小山着は9:08。9:45発の下館行きで結城には9:53着・・・次の友部行き(10:18発)までの間にパスを買い、あとは「ときわ路」をメインにたっぷり周遊という段取りです。

七井に向かうにあたり、大変ありがたかったのが「SLもおか」。下館10:30着でSLは10:35発ということで乗り換えの時間的余裕はありませんでしたが、乗ってしまえばあとは楽なものです。新幹線で小山に早く着けたからこそ成り立つSLの旅。10月1日販売再開の「ふるさとSL弁当」(→参考をお供に約1時間ゆったり過ごすことができました。

「ときわ路パス」は、真岡鐵道に関しては栃木県内も含めて全線有効なのがポイント。茨城県内に限れば久下田までのところ、茂木まで使えるとなればこれを使わない手はありません。それでも前回(2014.11.3)の「ときわ路パス」旅では諸々の都合で真岡#2911まで。真岡~茂木が未乗区間として残り、栃木県内の全路線完乗もなかなか果たせずにいた訳です。

あれから約8年。ようやくパスを使う機会ができ、いよいよ真岡鐵道の完乗が叶うことになりました。SLで一気に終点までというのもよかったのですが、3700=七井を優先。益子も未乗降でしたが、その一つ先のSL停車駅と相成りました。

おかげでSLの発車シーンなどの撮影はバッチリ。ホームが開放的な上に、構内踏切の手前で構えることができるため、見るのも撮るのも打ってつけな訳です。「七」のご縁で選んだ駅でしたが、いわゆる「当たり」を引いた感じ。益子ではこうした構図では撮れなかったかも知れません。

茂木行き「SLもおか」(七井11:40発)
「SLもおか」発車シーン。間近で見るSLは格別です。
昔ながらの客車をお見送り
構内踏切からズームで撮影。姿が見えなくなってもしばらくは蒸機の音が聞こえました。

七井での滞在時間は11:39着-12:02発とやや長め。日中は10月とは思えない暑さだったため、駅周辺の散策は軽めにし、ホームでのんびり過ごすことにしました。

七井駅外観
茂木行き普通列車(七井12:03発)



SLもおか券(自由席)、SLもおか乗車記念証、ときわ路パス
「ふるさとSL弁当」・・・美味でした。窓を開放していると煤が弁当に入ってしまうので、窓を閉めてからいただくのがいいようです。具材が入っている黒の容器は取り外せるので、外箱をSLグッズとしてお土産に。
途中、西田井駅では11:20頃から4~5分の停車時間がありました。普段なら喜んで降り乗りするところ、3700駅目の順番の都合でパス。駅の外には出ませんでした。

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*1:茨城県内の駅に入れば有効なので、小田林~結城はフリーエリアにつきその分の運賃は不要。結城駅では小山→小田林のIC運賃189円を精算した上でパスを購入しました。

#3699 船橋日大前(2022.8.11)

飯山満の次は、船橋日大前へ。特に急ぐ行程ではありませんでしたが、14:41着-56発の15分の滞在でした。

当駅はホームは地下ながら、東端はすぐに地上(高架区間)というのが特徴。地下というよりもトンネルにある駅といった趣でした。

船橋日大前駅下りホーム
東葉勝田台行き各駅停車(船橋日大前14:41発)

東側で降車したため、そこを上がると東口。レンガの構造物、木造の大屋根から成る駅舎にまずは目を見張り、それを眺めたり撮ったりするうちにそれなりに時間が経ってしまいました。

船橋日大前駅東口駅舎
東口駅舎内。開放感があります。

東口駅舎は外観もまた見どころ多々。レンガ壁の色調がまたよく、建築美を感じる駅舎だと思いました。

船橋日大前駅外観(東口)
東口駅舎北側。駅名表示が植栽に隠れる感じも見どころです。
船橋日大前駅東側。撮影ポイントとしてもよさそうです。

今回は東口を堪能したところで終了。西口にも駅舎があることはこの時はわかっていなかったため、次に来る時のお楽しみにしようと思います。

東葉高速鉄道の未乗降駅はこれで一応クリア。船橋日大前の後は、八千代緑が丘*1で下車し、最後は八千代緑が丘~東葉勝田台を乗って「夏のおでかけ1日乗車券」のプチ旅を終えました。


乗降駅数の通算、次で節目の3700。「七」が付く駅がよさそうですが、関東の未乗降駅で条件に合うのは真岡鐵道の「七井」、上信電鉄の「上州七日市」の2駅のみ・・・ということでその辺りも考慮しつつ、次の旅先を決めようと思います。

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*1:降りたのは1996.4.30以来。まさかの26年ぶりでした。「夏のおでかけ1日乗車券」の特典対象店舗やイオンモールに寄ったりで、当駅の滞在時間は45分。

#3698 飯山満(2022.8.11)

天気が良ければ「山の日」にちなんだ駅を訪ねようと考え、8/11に「山」が付く駅へ。そう遠くないところで未乗降という条件で当てはまったのが東葉高速鉄道の飯山満で、「夏のおでかけ1日乗車券」を使って向かいました。

東葉高速鉄道はその運賃の高さもあって、易々とは乗れないのがポイントでありネック。1日乗車券の発売期間に合わせて未乗降駅をクリアしに行こうと画策していた訳ですが、意外と都合が付かずようやく今回となりました。

1日乗車券自体はいいものの、西船橋駅では買えないのが泣き所。ということで船橋まで行き、そこから700mほど歩き、東海神にアクセスしました。当駅で1日乗車券を買って遅めのスタート。14:17発の東葉勝田台行きに乗り、隣の駅で降りました。満を持しての飯山満です。

土休日の日中時間帯は、上り・下りとも15分間隔。飯山満は14:21着-36発でした。

東葉勝田台行き各駅停車(飯山満14:21発)
飯山満駅駅名標。飯山満と書いて「はさま」。難読の部類に入ると思います。

飯山満を含む区間を乗ったのが1996年以来なので、飯山満が高架駅だったというのも失念していたほど。2面2線でスケールが大きく、駅舎も実に立派だったので驚きでした。

飯山満駅外観
飯山満駅・・・駅名のインパクトもなかなかだと思います。

15分あれば駅前のスーパーにも悠々立ち寄れると思っていたところが、驚いた分いろいろと見たり撮ったりで時間的余裕はなし。店内を軽く見ただけで戻ることになりました。

東葉勝田台行き各駅停車(飯山満14:36発)

という訳で、山の付く駅に来れたのはいいとして、駅名にある「飯、満たす」の要素は見合せ。昼食の代わりになりそうな買い物は、次の駅以降に持ち越しとなったのでした。

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