乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3931 玉水(2024.1.8)

前日に予定していた桜井線未乗区間の乗車をこの日にシフトしたため、次の行程はその区間分(約1時間)の後。奈良(9:43発)~三輪(10:07着-16発)~奈良(10:41着)で桜井線を晴れて完乗し、京都方面の列車に乗り換えました。

京都に早く着くのは11:07発=みやこ路快速でしたが、その前に10:54発の普通列車があったのでそれで未乗降の快速停車駅をめざすことに。木津は乗降済み、城陽だと滞在時間がほぼない感じだったので、ここは玉水の一択です。11:14着-22発・・・いい案配でした。

京都行き普通列車(玉水11:14発)
玉水駅時刻表。日中時間帯は毎時4本(木津・奈良方面は夜間も4本)。

玉水駅は2018年12月に橋上駅舎としてリニューアルされたため、5年ほど経っていますが美装を保った状態。JR西日本のリリース(→参考によれば、デザインコンセプトは「井手の桜と歴史の玄関口 玉水駅」とあり、「井手町を代表する玉川沿いの桜並木の風景を自由通路内部で表現」とのことで、質素な中にもデザイン美が感じられる駅舎だと思いました。

玉水駅自由通路。並木をモチーフにしたと思われる柱、天井部のラインがポイント。窓面も大きく、採光十分。
玉水駅外観(西口)

町名を示す名称が駅には付かないため、井手町と聞いてもピンと来ないかも知れませんが、知る人ぞ知る的な面はありそうです。玉水に関しては快速が停まるため、本数もそれなり。当駅エリアは穴場と言えるでしょう。

ホームに戻ると、反対側には奈良行き普通列車が停車中。205系!でした。玉水~木津は単線区間のため、当駅では行き違いがあります。
みやこ路快速(玉水11:21着-22発)。終点の京都までは約30分です。


奈良~三輪をクリアした時点で奈良県内の鉄道路線もめでたく完乗となった訳ですが、京都府の方はよくよく調べてみると不確実だったことが判明。奈良線はどこかのタイミングで全区間乗車済みだと思っていたものの、木津~宇治については明確な記録がなかったのです。怪しい時はとにかく乗るに限るというもの。みやこ路快速で宇治に着いたところで同線も完乗となり、京都府内全路線これにて完結と相成りました。

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#3930 法隆寺(2024.1.8)

熊取から快速で終点まで乗り、天王寺では8:33着-45発の乗り換え。次は大和路快速で奈良まで行き、桜井線の未乗区間をクリアしてから京都へという段取りでしたが、早めに動いていたので奈良に着く前に未乗降の駅を一つ加えることができました。

候補としては、快速が停まる法隆寺大和小泉、郡山の三つがありましたが、特急「まほろば」が停車するようになった点を重視して今回は法隆寺へ。天王寺久宝寺、王寺、法隆寺と続く大和路快速の「寺」シリーズの4駅目を押さえたかったというのもありました。

加茂行き大和路快速法隆寺9:07発)

ホームは2面2線とシンプルながら、駅舎は橋上化されていて、改札階の大きな窓からの眺望が一つのポイント。法隆寺五重塔などもきっと見えるのだろうと思ってその方向に目を凝らしたところ、それらしきものが見当たりません。その窓がある一角には「斑鳩の里 観光案内所」があり、折よく窓口が開いていたので法隆寺の件を質問。マンションが建ったことで見えなくなってしまったとの答えでした。

改札口を出ると北口か南口へ。法隆寺は北口を出て徒歩20分。「法隆寺地域の仏教建造物」が世界文化遺産に登録されたのは1993年12月のこと。
改札階の北口側には「斑鳩の里 観光案内所」も。営業時間は9時~15時。

法隆寺までは徒歩20分との案内があり、実際の移動距離は五重塔で約1.8km。時間的余裕があれば行って戻ってというのは可能な訳ですが、下見のような感覚で来ている身としては駅から遥拝できればと考えていただけにこのマンションの存在は誤算でした。ならば少しでも近づくべく北口を少し散歩することに。結果、9:07着-22発とゆったりめの滞在になりました。

法隆寺駅北口の眺め。法隆寺はマンション後方...
法隆寺駅外観(北口)
法隆寺から奈良に出たら桜井線の未乗区間(奈良~三輪)へ。乗車予定の列車は奈良9:43発、高田行き。

9時台の奈良方面の列車は、平日だと4本(7、22、37、52)なのですが、土休日はこれが7本(7、14、22、29、37、44、52)となぜか多め。9:14発に乗れば大和小泉か郡山での降り乗りも可能だったところ、さすがに見送った次第です。

奈良行き大和路快速法隆寺9:22発)

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#3929 熊取(2024.1.8)

阪和線を走る快速紀州路快速を除く)の標準的な停車駅で未乗降だったのは、六十谷、紀伊、熊取の三つ。六十谷は今回見送り、紀伊で降り乗りしたため、次にめざしたのは熊取でした。

天王寺行き快速(熊取7:40発)

着いたのは7:39。次に乗るとしたら関空・紀州路快速(7:53発)で、それなりに時間はあったものの、駅東口でのんびり過ごしていたところ気付けば発車時刻を過ぎていて、その次の快速(8:00発)に乗る格好になりました。理由としては駅そのものがまず大きく、駅周辺も歩き甲斐があったことが大。付け加えると、大阪府熊取町に初めて降り立った記念というのもあり、自ずと滞在長めになっていたようです。

ホームは2面4線。紀伊駅と同じです。
係員不在時間(この時は7時30分から8時)の出場・入場も紀伊駅と同じ。再び「改札口 コールシステム」(→参考)インターホンのお世話に。
熊取駅発車標。休日の7時台ながら、上りも下りも各9本とかなりの頻度。
路線図で阪和線の駅を改めて確認。本線部分は和歌山、天王寺を含めて全35駅あり、熊取での降り乗りを以って残り20駅となりました。まだまだです。
東西自由通路(東口)からの西側(関西空港方面)の眺め。雲が抜けて晴れやかな朝になりました。
熊取駅外観(東口)。左のバスは粉河駅前行き(7:50着-8:05発)。前日、粉河駅では熊取駅前行き(16:05発)を見ていたので、何となくご縁を感じます。この「粉河熊取線」のバスは両駅間を約45分で結び、運賃は650円。JRの場合、熊取8:10発に乗ると、和歌山での乗換を経て粉河は9:36着。運賃は990円です。

阪和線での未乗降駅関係はこれでひとまず終了。1/8はここまで和歌山県で1駅、大阪府で1駅のペースで新たな乗降駅を追加する形になりましたが、期せずしてこのパターン(1府県1駅)が続くことになるのでした。

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#3928 紀伊(2024.1.8)

18きっぷ旅5日目の1/8は、和歌山を起点に東京まで帰るばかりの比較的単純な行程。前日に本数少なめの和歌山線を完乗できたこともあって、帰路の途中で組み入れる未乗区間は桜井線の一部程度・・・経路としては、阪和線大和路線、桜井線、奈良線といった具合になります。

その前提で行程を組むと、朝早くに和歌山を発てば阪和線での降り乗りがいくつか可能に。紀州路快速と快速がわりと頻繁に走っていることを踏まえ、目を付けたのが紀伊でした。和歌山6:56発で、紀伊は7:06着。その後7:19発の快速に乗れば、未乗降駅をさらに一つといった流れです。

京橋行き紀州路快速紀伊7:06発)

すでに明るい時間帯ながら、何となく雲行き怪しく、紀伊での滞在時間中も基調としては曇り。晴れ晴れとした中での撮影はできませんでしたが、なかなか機会のなかった阪和線の快速停車駅の一つに来れた意義は大きいものがあります。

紀伊駅駅名標。「旧国名(2文字)=駅名」という例は表記だけ見れば少なからずありますが、その所在地が一致するのは紀伊和歌山県)、安芸(高知県土佐くろしお鉄道)、摂津(大阪府大阪モノレール)の三つのみ。実は希少だったりします。

快速が停まるとあれば有人駅だろうと思いきや、駅員不在の時間(→参考がある設定につき、18きっぷ利用者としては悩ましいところ。「6時45分から7時15分」の不在にちょうどかかる時間だったため、例のインターホンを通しての出たり入ったりという形になりました。

改札口は自動改札機オンリー。駅員不在につき、インターホンのお世話に。
発車標を見る限り本数はそれなり。天王寺方面は7:16発もありましたが、紀州路快速は和歌山~熊取は各駅に停まるため、次発の快速に途中で抜かれることに。和泉砂川で乗り換えられるものの、注意を要します。

駅を出て驚いたのは、どこか懐かしくも妙に狭まった感じの駅前の光景でした。立地のせいか駅舎も窮屈そうな印象で、とにかく外観を撮りにくいというのがまた当駅のポイントだと思います。

駅前の様子。交通広場的なものはなく、道路も手狭。
紀伊駅外観
天王寺行き快速(紀伊7:19発)。和泉砂川から先はこちらが先着。

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#3927 粉河(2024.1.7)

大和路快速でひとまず王寺へ。奈良まで行って桜井線に乗り換えるというのが当初プランでしたが、15分シフトしたことでこれが成り立たなくなったため、王寺~高田と乗って、桜井線の未乗区間をめざす行程を踏まえての下車でした。

次の高田方面の列車は14:07発。王寺には13:48に着いたのでそれなりに余裕があります。それならばとみどりの窓口に向かい、時刻表を見ながら改めて行程を組むことに。高田で乗り換え、桜井線を通しで乗ってから大和路線阪和線という手もありましたが、次が和歌山まで行く列車だったため、そのまま終点まで乗るのがいいだろうという話になりました。大阪駅で一本見送ったことによる一大転換。あとでよくよく調べると、この時間帯の和歌山線は本数が多めだったことがわかり、結果的には好判断だった次第です。

和歌山線は何度か分けて乗っているうちに、乗車済みの区間があやふやになっていたという経緯があります。調べ直してわかったのは、最初が橋本~吉野口、次が王寺~香芝だったようで、香芝~高田~吉野口と、橋本~和歌山が未乗・・・とにかく通しで乗るに限るということで、1/8午前中に和歌山から王寺をめざすプランを考えていました。従って1/7の宿泊先は和歌山。その日に和歌山線で直行する方が理に適っていたとも言えます。

2019年に同線の運行を担うようになった227系(→参考に乗り、和歌山へ。香芝を出て、吉野口に着いた時点で未乗区間の第一部をクリアし、次は橋本以西を残すのみとなりました。その橋本では15:19着-30発と停車時間が10分余りあったので、一旦降りて駅の発車標や時刻表を確認。30分後にも和歌山行きがあることをこの時に知り、これはどこかで一つ降り乗りをとなった訳です。

行って戻ってのパターンも可能で、橋本~妙寺~中飯降・高野口・紀伊山田のいずれか~和歌山というのもあれば、橋本~打田または下井阪~粉河~和歌山というのも。ただしこのパターンは事前に入念に調べておかないと出てこない件なので、和歌山線の主だった駅で降り、次の和歌山行きを待つというオーソドックスな降り乗りにしました。

そんな訳で今回は粉河で下車。当駅始発もあるので、ここまで来れば何とでもなるとの考えもありました。着いたのは15:59で、次の列車は16:34発。30分以上あったのでその気になれば粉河*1まで行って帰って来ることもできたと思いますが、あまりにせわしないので駅の南側へ。国道24号の近くに来るとそれなりの規模のスーパーが二つ、道を挟んで並んでいたので、そのうちの一軒に行き、買い物をしつつ店内で過ごしました。

和歌山行き普通列車粉河15:00発)
ホームは2面3線。遠ざかる和歌山行きを撮っていると俄かに日が差し逆光モードに。
和歌山線内の主要駅につき、有人駅と思いきや...
粉河駅は、2023年6月1日(木)から駅係員が終日不在になります。」とあって驚くことに。当駅止まり・始発もあり、列車本数もまずまずな点を考えると何故に無人駅?と思います。
粉河駅外観
和歌山行き普通列車粉河16:33着)

ここまでの和歌山線の道中は雨が降ったり止んだりで何とも不安定。粉河でも一雨来そうでしたが、ホームに降り立つと急に陽射しが入り、駅周辺にいる間も降られることはありませんでした。ただ風は強く寒気も厳しめ。和歌山に着く前に暗くなってしまうのも何なので、粉河から先は途中下車はなしで直行しました。これより遅くなると、暗さも寒さも... 時間的にはちょうどいい感じだったと思います。

和歌山到着は17:06。無事、和歌山線は完乗となり、和歌山県内のJR線も全線達成となりました。

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*1:北に約1km。駅前の案内には900mとありました。

#3926 久宝寺(2024.1.7)

播但線の次は新快速で大阪へ。姫路11:27発で1時間後には大阪に着きました。

大阪からは当駅始発のおおさか東線の列車で奈良方面へ。当初は12:35発の久宝寺行きに乗る予定でしたが、新快速を降りたのが東側で、おおさか東線ホームや「うめきた地下口」への通路があるのは西の端だったこともあり、かなりタイトな乗り換え・・・結局それには間に合わない感じだったので、次の12:50発にし、空いた時間で新しい通路や改札口を見物するなどしました。

おおさか東線は過去に何度か乗っていますが、全区間を乗り通したことはなく、未乗区間として衣摺加美北(→#3337久宝寺が残っていました。今回ようやく起点から終点まで乗ることができ、晴れて完乗。久宝寺で下車し、外に出たのも初でした。

久宝寺駅駅名標。この日は新加美、久宝寺、八尾の順で移動。

久宝寺の滞在時間は13:28着-36発の8分ほど。初めて「大和路快速」に乗った当時は通過駅だったこともあってご縁がなかった訳ですが、2001年に快速停車駅になってからは存在感も増し、降り乗りする機会をどこかでと思っていました。快速が停まるだけあって、特に南側は商業施設が集積し、駅そのものもなかなかのスケール。本来なら長めに過ごすべき駅、加えて満を持しての来駅ということを考えると、8分で引き返してしまうのは我ながらどうかと思うものの、奈良県内の路線完乗という目標がある中では致し方ないのかなといったところです。

駅の外に出るとJR難波行き普通列車久宝寺13:31発)が発車するところでした。201系、まだ現役です。
久宝寺駅到着を以って、おおさか東線は完乗。大和路快速は、天王寺久宝寺、王寺、法隆寺と4連続で「~寺」駅に停車します。さて次にめざすべきは和歌山線か桜井線か...
奈良行き大和路快速久宝寺13:36発)

予定から15分ビハインドというのはそのまま。ビハインドをどう逆手にとるか、どの未乗区間を先にするかについては快速列車での移動中に考えることにしました。

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#3924+3925 福崎&溝口(2024.1.7)

寺前まで来ればこの先は電車区間になり、本数も多少は増。姫路行きは10:30発で乗換時間は6分でした。

時間があったので駅の外に出るのは可能でしたが、駅舎が跨線橋を渡った先で距離があったのと、乗客が少ないうちに103系の車内をじっくり見物したかったなどの理由でパス。という訳で姫路に着くまでの間、途中下車する駅は特にないだろうと見ていました。

播但線は姫路、和田山を除く16駅中、行き違いができるようになっていない駅は青倉の1駅のみ。他の15駅はすべて可能ということもあって、寺前から先も数分程度停まる駅がいくつかあるのがわかり、俄かにあわただしくなります。この時の候補は、新野(10:33着-36発)、福崎(10:48着-50発)、溝口(10:55着-58発)、砥堀(11:07着-09発)の4駅。時刻通りであればどれも降り乗り可能と考えましたが、短時間の場合は出入口が目の前にあるかどうかがポイントです。

結果的に下車できたのは、福崎、溝口。どちらも東口にすぐにアクセスできたことで外に出られた次第です。

姫路行き普通列車(福崎10:48着)
福崎駅運賃表。ICOCA対応エリアが広がったことがわかる一枚だと思います。播但線区間の注目ポイントは、駅名の字数。途中駅では仁豊野を除く15駅がいずれも漢字二文字です。
福崎駅外観



姫路行き普通列車(溝口10:55着)
溝口駅改札口。東側に改札が開設されたのは2016年3月とのこと。
溝口駅東口

毎度のドタバタながら、特急停車駅の福崎と、姫路市最北の溝口を乗降記録に加えられたのはちょっとした布石。電化区間に限れば、播但線での降りて乗ってはそう難しくはなさそう?・・・停車時間をうまく活用する形で他の駅もいずれ訪ねてみようと思います。

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#3923 養父(2024.1.7)

山陰本線は1980年代に、京都~綾部、豊岡~幡生と大部分は乗車していたものの、残る区間が一筋縄で行かず、綾部→福知山が2018年6月、和田山→福知山が2020年11月と段階的にクリアする形になっていました。最後に残っていたのが和田山~豊岡だった訳ですが、この日ようやく豊岡発・寺前行きでそれを果たすことに。和田山に着いた時点で、山陰本線完乗と相成りました。

そんな記念すべき道中で、一つの足跡を残す機会がありました。和田山の手前、養父での6分の停車(9:16着-22発)です。

跨線橋を渡り、駅舎側からホームを撮影。列車の進行方向(和田山方面)は左。

遠足で鉢伏山などには行ったことがあるので、養父市は未踏ではありませんでしたが、同市内の駅で降りるのは初。市の名前と同じ駅なので中心地に近そうですが、養父市役所に近いのは八鹿の方・・・当駅はどことなくローカルな佇まいなのが特徴です。

養父駅駅舎内。木造の駅舎にはこのタイプのストーブがよく合います。
養父駅外観
普通列車のみの駅ですが、土・休日の和田山方面は15本、豊岡方面は14本あります(平日はそれぞれ1本追加)。和田山方面は福知山行きが基本で、2本が園部行き、1本が今回の寺前行きです。

ホームは1面2線。駅舎は跨線橋を渡った先、北側にあります。停車時間が長めだったので、問題なく行き来できました。3分程度の場合は厳しかったでしょう。

寺前行き普通列車(養父9:22発)。奥が和田山方面。

下りの特急「きのさき」との行き違いの後、定刻に発車。終点の寺前到着は約1時間後です。

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#3922 豊岡(2024.1.6)

1/6のゴールは豊岡。兵庫県北部を代表すると言っていい駅ですが、降り乗りするのは今回が初めてでした。

当駅経由の旅については1989年8月に遡ります。当時は西舞鶴~豊岡がまだJR宮津線だったため、青春18きっぷを使って北陸本線小浜線宮津線と続けての移動が可能でした。豊岡に着いた時点で多少の余裕がありそうなところ、次に乗る鳥取行きの快速がすぐに発車する設定だったので下車は叶わず。2018年6月に北近畿エリアを旅した際も豊岡駅で乗降する機会はなかったため、実に約35年越しとなった訳です。

待望の来駅だったところ、18:32着ということですでに夜モード。夜分にいろいろ撮ってもタイムスタンプ的な記録にとどまるので、駅外観などめぼしいものについては翌朝に注力することにしました。

山陰本線普通列車(豊岡18:32着)。折り返し18:40発の浜坂行きに。
豊岡駅発車標。当駅発の特急もあり、本数はそれなり。下り方面の注意書きとして「竹野・香住・浜坂方面はICカードは使えません」とあるのがポイントです。豊岡、城崎温泉はスポット的にICカードが使えるのでその流れでという利用者が多いのだと思われます。

1/7の18きっぷ旅4日目は、早めに山陽本線にアクセスすべく山陰本線播但線で。都合のいいことに播但線に直通する寺前行き(8:47発)があったので、その一択でした。駅前に着いたのは発車15分前。それなりに時間があったので、余念なく駅の見物、撮影ができました。

豊岡駅外観。コウノトリにちなんだ翼様のデザイン(造形)が特徴的。
豊岡駅駅名標。この日は国府方面へ。
1番線には京都丹後鉄道(丹鉄)の特急車両「丹後の海」が停車中。丹鉄の改札やホームは1番線の奥の方に別にあります(→参考)。丹鉄の豊岡駅は未乗降。
寺前行き普通列車(豊岡8:47発)。キハ41形2003号(1両)でした。こちらが先頭だとどことなく違和感が...

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#3920+3921 浜坂&香住(2024.1.6)

若桜鉄道の「八頭号」で鳥取まで乗った後は山陰本線で東へ。この日最後の一本で終点まで向かいます。

鳥取16:21発で、乗車時間は2時間超。それなりに長時間なので、停車時間長めの駅も少なからずありそうでしたが、この列車では2駅限り・・・浜坂(17:07着-22発)、香住(17:47着-50発)でした。

浜坂駅外観
駅出入口には新温泉町のPRボード(顔出しパネル)があります。ARスポットのPRも兼ねているところがポイント。
駅前(北側)はこんな感じで、どことなくレトロな風情。「湯村温泉浜坂温泉郷」とありますが、湯村温泉の方は南に(直線距離で)約8kmと離れています。

どちらも特急「はまかぜ」の停車駅なので、駅の規模はまずまず。浜坂は新温泉町、香住は香美町の中心駅で、温泉地が近いこと、カニを推す装飾物があることも共通点です。そのため、駅の佇まいもどことなく似た印象。ただし駅周辺に関しては、まだ明るさが残る時間帯だった浜坂では何となく雰囲気がつかめた一方で、香住の方はさすがに暗かったため何とも言えないのが実際です。

浜坂駅の時刻表。極端に少ない訳ではないですが、来ない時は来ないといった感じ。「はまかぜ」は上下各1本です。
浜坂駅駅舎内
豊岡行き普通列車(浜坂17:22発)



17:47、香住に到着。浜坂同様、到着ホーム=改札側だったのですぐに外に出られました。
香住駅外観
改札口周りを車内から撮影。「改札の上に大きなカニがある駅」は全国唯一?

今回は両駅とも下見のような感じ。温泉とカニをテーマにいずれきちんと訪ねようと思うのでした。

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