車両は東急、沿線風景は信州、遠く塩田平の田園風景というギャップがまた上田電鉄の魅力と言えるかも知れません。景観を楽しみながら揺られること30分弱、終点の別所温泉に着きました。着くと、線路脇には鄙びた車両が二両。ホームの中と外から何枚か撮って、ようやく駅を後にしました。暗くなってからでは撮れないと思ったからです。
あとで調べたらこの車両、「丸窓電車」と称するそうで、しかも譲渡先を募集*1している最中なんだとか。いろいろな意味で、撮れるだけ撮っておいてよかったと思います。
さて、ここ別所温泉駅は、ドラマ「鉄道むすめ」の舞台だったことで、予習できていたつもりでしたが、実際の外観は案外コンパクトで、ドラマで見たようなスケールを感じませんでした。TVドラマはやはり見せ方が巧い、ということなんでしょうね。
温泉街には1時間余りの滞在。16:41発に乗って上田に戻りました。ただし、ウィークエンドパスを持っている以上、このまま初日を終える訳には行かないので、上田で食事なり散策なりした後、再度、上田電鉄に乗り込むのでした。写真はその際に乗った「まるまどりーむ号」です。(どこで降り乗りしたのかは、次回のお楽しみ、ということで。)