増毛からの帰りは、一路深川へ。12:57発→14:28着で約90分の留萌本線復路でした。メインの旅を終えたので、あとは気ままに新千歳空港に戻るだけですが、北海道ではそう易々と目的地へは行けません。深川での次の函館本線普通列車は、16:35発。実に2時間待ちです。
行きは、滝川→深川で特急に乗り、接続良好だったので、帰りも同じようにすれば、より早く移動できるし、降り乗りも増やせるのですが、18きっぷで旅をしている以上、特急はやはり避けたい。それならばと、逆方向の旭川をめざし、旭川から、深川16:35発の列車に先回りで乗ることにしました。
この時の行程は、深川(15:15発)→旭川(15:41着−16:10発)→(深川16:35着・発→滝川16:53着−17:15発)→岩見沢(17:54着)でした。旭川は今回で二度目でしたが、前回は1990年8月のことだったので、かなり昔。リニューアルした駅舎を見物したり、駅前の商業施設を物色したり、有意義な30分を過ごすことができました。
函館本線についても、実はそれほど乗ったことがないため、深川も滝川も今回初めて下車した訳ですが、意外なことに岩見沢も初*1。駅舎は実に立派で、10分間ではとても見て回れませんでした。
旭川からの普通列車は733系で、岩見沢止まり。岩見沢からは、区間快速「いしかりライナー」(18:05発)に乗り換えます。この時のライナーは731系。結構な混み具合でした(733系では席は悠々)。都市部に近づいていることの証しだとは思いますが、立ったまま30分というのはこたえるので、何とか席を確保。暮れなずむ車窓を何となく眺めながら、札幌方面に向かうのでした。