乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3511 矢島(2020.10.18)

秋田1泊2日の旅の2日目は、いくつか選択肢がありましたが、未乗区間を少しでもクリアすることを優先し、由利高原鉄道の乗り降りに臨むことにしました。

由利高原鉄道に乗るのは、2012年7月以来。当時は「東北ローカル線パス」なるフリーきっぷを使っての旅でしたが、時間の都合もあって黒沢(#2695)まででした。その先から終点の矢島までは未乗だった訳ですが、この時にとっておいたことで今回のテーマを得た形になりました。一気に完乗するもよし、あえて完乗しないのもよしだと思います。

羽後本荘駅の仮駅舎(仮窓口)で、「楽楽遊遊乗車券」を購入。何と550円で乗り降り自由・・・羽後本荘~矢島が片道610円なので、いかに破格かがわかります。

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由利高原鉄道の楽しさをより多くの皆様へ」・・・ありがたく使わせてもらいました。

乗ったのは羽後本荘13:00発で、折よく「おもちゃ列車『なかよしこよし』」でした。乗車券の特典でいただいたコーヒー*1などを置くのにピッタリなテーブルがあり、すっかり行楽気分。せっかくの列車なので、これで終点の矢島まで向かうことにしました。乗車時間は約40分です。

黒沢までは記憶をたどる感じで、黒沢から先は新たな見聞を得る形。初めて乗る区間は、子吉川と近づいたり離れたりを繰り返し、川の蛇行に合わせるようにカーブも多々・・・蛇行が多いとなれば、山間、山岳という見方もありますが、思ったよりも高低差はなく、平野部が基調という印象でした。

矢島駅もそんな平地にあり、駅周辺も開けていました。駅舎はレトロ感を保ちつつも堂々たるもの。「東北の駅100選」というのも納得です。駅舎内、駅窓口も見どころは多々。ホームの一角にある「ゆりてつホームカフェ」も利用したいスポットの一つだと思います。由利高原鉄道の本社や車両基地があるのも当駅。となれば、鉄道イベントが開催されるのも当地。「由利鉄フェア」が控えていましたが、残念ながら1週間後ということで、この日は早々に引き返し、降り乗りに励むことにしました。

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矢島駅外観
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矢島駅窓口。サイン色紙が並び、人気の高さがうかがえます。配布が始まったばかりの「駅カード」(→PDF)もここで。来た甲斐がありました。

矢島駅での滞在は13:39着-50発の10分ほど。次に来ることがあれば、しっかり長居したいものだと思います。

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矢島駅に停車中の「おもちゃ列車」。都合3回乗車しました。

以下は、往路で撮った「おもちゃ列車」車内のあれこれです。

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「おもちゃ列車」車内・・・木を多用しているのが特徴。全体的に美装です。
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クロスシートには折り畳み式の木製テーブルがあり、カップ用の置き場も。「ゆりぷらざ」で買った本荘ハムフライバーガーなどを頬張りつつ、サービスのコーヒーをいただく。優雅な時間を過ごすことができました。
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木のおもちゃで遊べる「キッズスペース」の人気コーナー。途中駅まで子どもたちで賑わってました。

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*1:由利本荘市文化交流館「カダーレ」内のショップ「ゆりぷらざ」で一杯無料