乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3758+3759 高田&池戸(2022.11.4)

井戸を13:22に発ち、次の降り乗りへ。日中時間帯の長尾線の列車は24分間隔なので、行って戻ってのパターンで臨める組合せが一応あって、この時の選択肢としては、林道まで行って木太東口に戻る、高田まで行って池戸に戻るの二つが有力でした。

往路での下見も踏まえ、有人駅で長めと無人駅で短めの組合せの方が駅の見物に充てる時間配分としてはいいだろうと考え、選択したのは高田からの池戸。高田は13:34着-46発、池戸は13:48着-56発でした。

高田は2面2線の駅ですが、進行方向と乗降ホームが逆になるのが特色。高松築港方面(上り)は進行方向左ではなく右のホーム、長尾方面(下り)は同じく左ではなく右になるため、心得がないと当惑することでしょう。

高松築港行き普通列車(高田13:34発)。進行方向右のホームから発車。

従って、上り列車の降車時は右のホーム。駅舎がある側です。女性駅員さんにきっぷを提示し外へ。駅の近くには新川に架かる高田橋があり、川を一望できます。その景色を堪能し、少し早めに駅に戻ることに。下り列車は構内踏切を渡った先のホームに来るため、安全策をとったという訳です。

高田駅外観
高田駅構内。2面2線で左が長尾方面、右が高松築港方面。
長尾行き普通列車(高田13:46発)



長尾行き普通列車(池戸13:48発)

池戸は1面1線の無人駅。ホーム南側がスロープ状になっていて、それを進むと道路に出るという至って単純な構造で、駅の出入口がハッキリしないところがまた一つの特徴と言えます。

池戸駅外観。公道とホームはスロープで直結。

散策する時間が多少はあったので、駅裏手の西徳寺に行ってみることにしました。道が廻り込む感じだったのですぐにアクセスできる訳ではなく、前まで行ったところで時間切れに。小走りで駅に戻り、事なきを得ました。駅構造のシンプルさに助けられたと言っていいかも知れません。

高松築港行き普通列車(池戸13:56発)

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#3756+3757 公文明&井戸(2022.11.4)

長尾線は終点の長尾から西に戻る際、公文明、井戸、白山と小駅が続く訳ですが、この区間の特徴は何と言っても駅間が短いこと。その営業キロは順に0.7km、0.6km、0.5kmで、長尾~白山でも1.8kmという近さです。

こうなるとどこかしらで徒歩移動を入れるのがお決まりのパターン。長尾~公文明、井戸~白山でもよかったのですが、公文明で降り井戸から乗ることにしました。どちらも駅名が一興というのがその理由です。

長尾12:55発で公文明は12:56着。この間乗客は一人だけで、貸切状態でした。公文明で降車1、乗車ゼロだったことで少なくとも公文明~井戸は旅客なし(ある意味、回送列車)という状況に。正直驚きでした。

高松築港行き普通列車(公文明12:56発)。乗客0人で次の駅へ。
公文明駅外観。1面1線のシンプルな駅です。



長尾駅発車前の車内の様子。他に乗客はなく「1分間貸切列車の旅」を楽しみました。

次に乗る高松築港行きは、井戸発13:22。0.6kmを移動するばかりなのでかなり余裕があります。長尾街道を西に進めば駅はすぐに見つかると思っていたところ、「井戸駅→」といった標示がどこにもなく少々戸惑うことに。一つ手前の踏切道から駅の位置を確認し、再び西へといった具合でした。

白山がよく見える場所に来て撮影。この踏切から250mほど歩くと井戸駅に出ます。


そんなこんなで井戸には13:10頃に到着。ちょうど長尾行きの列車が着くところでした。また長尾まで行って戻って来る手もありましたが、駅の見物、撮影がおろそかになってしまうのでここは見送り。白山駅の北にある白山(標高203m)を眺めつつ、ホームでゆったり過ごすことにしました。

長尾行き普通列車(井戸13:10発)
井戸駅は1面2線。ホームからは「讃岐七富士」の一つ、白山が一望できます。
高松築港行き普通列車(井戸13:22発)に乗車。定刻通りでした。

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#3755 長尾(2022.11.4)

高松琴平電気鉄道の三つの路線のうち、全く乗ったことがなかったのが長尾線。初めての乗車で一気に終点まで行くことにして、未乗降駅の降りて乗っては復路に回すことにしました。

瓦町での乗り換えは12:08着-13発。1300形1307編成に乗っての片道35分余りの往路でした。

街なかを走り、途中の高架駅(水田)を過ぎるとローカル観が出てくる長尾線。遠くに屋島を一望した後、三木町の中心部や田園地帯を抜けると早くも長尾です。瓦町から15番目。琴平線で同じ15番目は岡田になりますが、所要時間は45分超・・・両線を比較すると、路線の長さ、各駅間の距離がそれだけ違うことがわかります。長尾線はよりお手軽な路線という感覚です。

長尾到着は12:49。四国霊場第八十七番札所の長尾寺までは東に約300mという好アクセスですが、この日はやはり乗り降りに専念したいため、すぐに引き返す行程としました。

長尾駅駅名標高松築港から17番目で、駅ナンバリングは「N17」。名所案内には長尾寺のほか、第八十八番札所の大窪寺(約17km)も載っています。
長尾駅外観。長尾寺にちなんだ寺院風の造りではなく邸宅風(またはモデルハウス風)。
長尾駅終端部。線路をこのまま延ばすと長尾寺に直結。

折り返しの1300形1307編成は12:55発。次は駅間の短さを活かした降り乗りに臨みます。

高松築港行き普通列車(長尾12:55発)

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#3754 伏石(2022.11.4)

一宮始発の列車で次に向かったのは高松琴平電気鉄道で最も新しい駅、伏石。2020年11月の開業で、香川県最新の駅でもあります。

伏石は11:46着-12:01発で15分の滞在。新しい駅だけに見るべき撮るべきものが少なくなく、すぐに時間が経ってしまった感じです。

高松築港行き普通列車(伏石11:46発)。新しい駅を背景にすると古参の車両も新車のように見えるから不思議なものです。

複線かつ高架にある駅で、2面2線。国道11号を跨ぐ形でホームがあり、駅の上を高速道路(高松自動車道)が横切るという構造はなかなかのものがあります。駅舎は国道を挟んで北と南にあるため、出入口も北口、南口に分かれる形。今回は北口を出て、駅前広場、ロータリーなどを見物しました。広々とした造りで、交通結節点として整備されていることがよくわかりました。

伏石駅ホーム。ホームには屋根がありますが、その上をさらに大屋根(=高速道路)が覆う箇所があるのが当駅の特徴。
伏石駅出入口。有人駅ですが、この写真を撮った時点でちょうど昼の不在時間(11:56~12:56)に。
伏石駅外観(北口)。新鋭の駅舎という印象を受けます。
国道11号を挟んだ先には南口の駅舎があります。高架ホームの上の構造物は高速道路(高松自動車道)。
高松築港行き普通列車(伏石12:01発)。綾川→滝宮で乗った1080形1083編成でした。

琴平線の未乗降駅探訪は伏石で終了。次は長尾線の降り乗りに臨みます。

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#3753 一宮(2022.11.4)

滝宮11:02発の高松築港行きで次にめざしたのは「宮」つながりで一宮。当駅始発の列車があるので、ここまで来れば程々の待ち時間での降り乗りができるというのもポイントでした。

高松築港行き普通列車(一宮11:21発)
11:21発を見送った後、11:22発の琴電琴平行きが入線。駅出口は構内踏切を渡った先にあるため、列車接近中は要待機。

一宮での滞在時間は11:21着-36発の15分。駅名、地名の由来である一宮寺田村神社讃岐国一之宮)は北に800mほどの地にあり、さすがに15分で行って帰って来るのは難しい・・・今回は駅周りで過ごすのみとしました。

一宮駅外観
駅名標と「途中下車指定駅」表示

一宮駅は2面3線。降車したのは1番線で、始発の高松築港行きに乗ったのは3番線でした。その始発列車は驚くことに一宮11:36着。すぐの折り返しで11:36発に転じるというのは難度高めの設定だと思いました。

高松築港発・一宮行き普通列車(一宮11:36着)
11:36、1番線に試運転列車が到着

さすがに同時刻での発車は叶わず、実際は11:37発。これはこれで織り込み済みなのだと思います。



一宮に向かう途中、岡本で試運転列車と遭遇。円座側から来たのでそのまま滝宮方面に行くものと思っていたら、岡本で折り返し一宮へという運用でした。

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#3752 滝宮(2022.11.4)

綾川の次は一つ戻って滝宮へ。10:42着(時刻表上)でした。11:02発の高松築港行きに乗るまでの20分が当地での滞在時間です。

琴電琴平行き普通列車(滝宮10:42発)
滝宮駅は2面2線。当駅終点・始発の列車もあります。

開業したのは1926年12月で、その当時からの駅舎が今なお現役というのが当駅の最たる見どころ。駅舎内には2009年に近代化産業遺産に認定されたことを示す掲示物があり、「初代社長が関西の私鉄を視察して、デザインされており、滝宮駅は唯一現存している駅」「急勾配の三角屋根と玄関のひさしは、末広がりになった形」といった解説があります。こちらも要チェックと言えるでしょう。

近代化産業遺産認定に関する掲示、解説など
駅舎内の注目ポイントの一つはパステルカラー。アンティーク調の照明器具も目を惹きます。
滝宮駅外観

散策する時間があったので、ひとまず川が見えるところまで行くことにしました。めざすは滝宮橋。見下ろす川は綾川です。県内を流れる川の中で、有数の水量を誇るのがこの綾川。滝宮エリアは段丘を削る形で川が流れ、渓谷のようになっているのがポイントだそうで、その通りの光景でした。河床が花崗岩でできていて、水が地中に浸透しないことが流れの源とも。名所だと思います。

滝宮橋からの眺め。綾川の豊かな水量は必見。左に見える鳥居などは「辨天宮」。滝宮公園にあります。

滝宮天満宮の前も通りましたが、社殿まで少々距離があったため見送り・・・遠くから一礼し、駅に戻りました。

駅には早めに着いたので、気になっていた点を駅員さんに尋ねました。「途中下車指定駅」(→参考についてです。指定の駅ではその先の駅までのきっぷがあれば文字通り途中下車ができるというので驚くことに。琴平線では、片原町、瓦町、栗林公園、三条、太田、仏生山、一宮、岡本、滝宮、岡田が該当します。高松築港から岡田の隣の羽間までは片道610円*1ですが、そのきっぷがあれば、同一方向に進む限り10駅で降り乗りができるということになります。

今回は1日フリーきっぷを使った旅だったので、行きつ戻りつも含め自由度は高い訳ですが、片道旅に限ればこの制度はかなり有効。次にことでんに乗る際にはぜひどこかしらでと思います。

高松築港行き普通列車(滝宮11:02発)。1080形(1088+1087)でした。
1080形の車内では「ことでん開業111周年」の企画展示が。前日の電車まつり会場(仏生山車両所)の車内公開で行き損なった一件だったので、この巡り合わせは幸運でした。

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*1:高松築港~岡田は590円。仮に羽間と同じ610円だった場合は岡田での途中下車は不可。「お持ちのきっぷと同一金額区間内はご利用できません」ということです。

#3751 綾川(2022.11.4)

三条を9:09に発ち、ひたすら終点の琴電琴平へ。仏生山から先が琴平線の未乗区間となり、往路はとにかく車窓に集中しつつ、目に付いたものは可能な限り撮影するといった過ごし方でした。

円座を出ると徐々にローカル観が増し、起伏ありカーブありとアトラクションのよう。揺れも激しいものがあり、うまく撮れないケース多々でした。眺望が開ける区間がところどころにあり、その都度構える訳ですが、これがなかなか。琴電琴平からの復路は、おさらい方々往路で撮り損じた風景などを押さえることに専念し、概ねカバーできました。これは往復するしかない乗車パターンだからこその話。この後の長尾線志度線の旅もほぼ同じ感じでした。

琴電琴平は10:02着-12発。当駅は10年前に駅員さんのご厚意で入場させてもらったため、改札を通った基準で乗降済みとしていましたが、電車に乗っての来訪という点では今回が初となります。記録上はそのまま(#2726)としつつも、晴れて当駅での降り乗りを果たした次第。琴平線もこれで完乗となりました。

1日フリーきっぷを使った乗降の方は復路でいくつか。行って戻ってが成り立つ駅の組合せで手頃なのがあったので、その一つに向かいました。

復路で最初に降りたのは綾川。10:34着-39発でした。

高松築港行き普通列車(綾川10:34発)。三条→琴電琴平→綾川と1200形1207編成でした。

副駅名に「イオンモール綾川」とある通り、イオンモールの最寄駅。300mも歩けば同敷地にアクセスできます。時間にゆとりがあれば足を運ぶところ、あくまで駅の探訪がテーマなのでこの日はパス。大規模な商業施設の前にある駅にしては至って造りが簡素だったのは意表を衝かれましたが、香川県で2番目に新しい駅*1となれば、用地の都合などからこうした構造になるのはごもっともだと思うのでした。

綾川駅外観
綾川駅は1面1線。ホームの一定の範囲に、ポスター掲示板、券売機、簡易改札機が集中的に配備されているのがポイント。
琴電琴平行き普通列車(綾川10:39発)

次に訪ねた駅は実に対照的。綾川駅との年数の差は87年・・・驚きです。



10時頃、琴電琴平に到着。予定時刻よりも少々早めに着きました。
復路(岡田→栗熊)走行中の1200形車内の様子。線形か路盤か勾配か・・・吊り革が左右に大きく振れ、サプライズ状態でした。

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*1:2013年12月開業。同県最新の駅は同じ琴平線の伏石駅。こちらは2020年11月の開業。

#3750 三条(2022.11.4)

11/3は岡山電気軌道からの「ことでん電車まつり」(仏生山&瓦町)でしたが、11/4は「ことでん1日フリーきっぷ」を使っての乗り降りデー。高松琴平電気鉄道の全線完乗と未乗降駅の探訪(できるだけ)がテーマです。

今回の旅の前までの乗車済み区間は、琴平線高松築港栗林公園志度線の瓦町~琴電志度と限られていて、長尾線はどの区間も未乗という状況でした。11/3に栗林公園~仏生山が加わったものの、琴平線はこれではまだまだ*1という感じ。この日は未乗分が長い路線から乗ることにし、手始めに琴電琴平に向かいました。

予定していたのは高松築港9:00発の琴電琴平行き。少々早く動いていたため、フリーきっぷを買った後でも余裕があり、8:53発の仏生山行きに間に合う流れに・・・仏生山までのどこかの駅で一度下車し、後から来る琴電琴平行きに乗るオプションができたという訳です。

選択肢は、三条、伏石、太田の三つ。滞在時間が7分と短めなので、スケールの大きな駅を避けるとなると三条か太田の二択になります。前日に往復して何となく予習済みだったのと、乗降済みの駅をつなげるという観点から、三条で降りることに。9:02着-09発でした。

仏生山行き普通列車(三条9:02発)

琴平線は、高松築港栗林公園が複線、栗林公園~三条が単線、三条~太田が複線、太田から先が単線となかなか複雑。三条は単線と複線との境界に当たる駅ということになります。

構内踏切からの三条駅南側(仏生山方面)の眺め。複線区間が続きます。伏石駅は奥の高架区間にあります。

下り方面を見れば複線区間が続き、上り方面に目を向ければ複線が単線になるのがわかる駅というのは一興でしょう。構内踏切を渡り、駅の外に出ると今度は一驚。目の前には大々的に駐輪場が広がっていたのでした。駅舎を撮ると、駐輪場が主役になってしまうという... これも当駅の特徴の一つと言えそうです。

三条駅外観
三条駅構内(北側)。隣駅の栗林公園まで単線区間になります。
高松築港から乗る予定だった琴電琴平行き普通列車(三条9:09発)が入線。1200形1207編成でした。



ことでん1日フリーきっぷ」(うきうきにゅーすてーしょんver.)。大人用は1,250円。左から、志度線&「ことみちゃん」、長尾線&「ことのちゃん」、琴平線&「ことちゃん」がデザインされているのがポイント。

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*1:琴平線32.9kmのうち、高松築港~仏生山は8.0km。4分の3が残っていたことになります。

#3749 瓦町(&ことでん電車まつり)(2022.11.3)

仏生山14:11発に乗り、「ことでん電車まつり」のもう一つの会場がある瓦町へ。14:23着(時刻表ベース)でした。

高松築港行き普通列車。瓦町14:23発のところ+1分。

瓦町は、琴平線長尾線志度線が発着するターミナル駅ことでんを利用していれば一度は降り乗りしていそうなところ、実は未乗降でした。初めて当駅を通ったのは1988.8.1のこと。行程は琴電屋島高松築港だったので、現状であれば志度線ホームから琴平線ホームへ連絡通路経由で乗り換えることになりますが、1988年当時は乗換無用でした。スイッチバックでの直通運転がされていたためです。

瓦町で下車せずに済んでいた(=改札の出入りもなし)ところ、何を取り違えたか乗降済みとして記録していたようです。そんなこんなで、乗降記録用としての撮影が不十分ということに。ここに掲載した分は、とりあえず目に付くものを撮った中からの寄せ集めです。

瓦町駅琴平線駅名標。片原町、栗林公園ともに乗降済みでしたが、瓦町は初めてでした。
瓦町駅発車標。左から志度線琴電志度方面)、長尾線(長尾方面)、琴平線琴電琴平方面)、高松築港方面。3番線は長尾線の上り・下りが発着するため、高松築港方面の発車標に「3」(長尾線)の表示が出る設定。最右は「長尾線直通・琴平線高松築港方面)」にすれば、路線名(方面)となり、パターンが揃う形に。
自動改札機通過時の一枚。高松築港→仏生山はきっぷを買い、仏生山→瓦町は手持ちの交通系ICカードを利用。どちらも330円でした。
行先別時刻表。発車標に対応していますが、こちらの表記は「琴平線長尾線高松築港方面)」です。「琴平線琴電琴平方面)」は発車標と同じ。
行先別時刻表の続き。長尾方面、琴電志度方面ともに日中は概ね24分間隔。
駅コンコースには、「ことちゃん」「ことみちゃん」(=ことこと)の記念撮影ボードも。開業100周年=2011年なので、2022年で結婚11年。
瓦町駅西口外観。駅舎=駅ビルとしてもかなりの規模。
瓦町FLAG外観。屋上部は地上11階です。

駅の撮影を端折った分、電車まつり会場には早く着きそうなものですが、会場がある瓦町FLAGが思いのほか大型で、その屋上(カワラパーク)へのアクセスがまた難度高め・・・会場に入ったのは14:35頃でした。

当会場は15時までなのであと25分といったところ。目玉は「ことでん鉄道部品販売」と「交通系グッズ大集合」の各エリアで、少々急ぎ足での見物(&買い物)となりました。

仏生山会場では限定販売の「Retro Train Postcards」を購入。瓦町FLAG会場(→参考ではオリジナルグッズよりも部品メインということだったので、ことでんの電車関係での買い物はありませんでした。買ったのは、井原鉄道の「1並びきっぷ」、ことでんバスの「新高松空港開港記念乗車券」の二つ。いずれも懐かし系(期限切れ)のものでしたが、「鉄道フェスティバル」(日比谷公園)などではお目にかかれない品々・・・記念品としては上々だと思います。

以下、会場の様子を紹介します。

交通系グッズ大集合エリアの入口付近では伊予鉄道が出店。なかなか魅力的ながら、持ち帰るには厳しい品々。
交通系グッズ大集合エリアの一角では、ことでんのワークショップ「オリジナル定期券を作ろう」が開催。定期券用紙と駅名スタンプなどを使って定期券を自作できるというのはなかなかの企画。スタンプも味わい深いものがあります。
鉄道部品販売エリアでの品目例・・・一宮駅の運賃表。これを見て志度線長尾線の駅数が同じことを再認識。
駅名標グッズなど。オンラインショップでは見当たらない品なので、これらも部品扱いとか?
閉場前にキャラクターが勢ぞろい(記念撮影タイム)。「ことみちゃん」「ことちゃん」「ことのちゃん」のほか、「すまいるえきちゃん」(最左)、「オリーブしまちゃん」も。「ことちゃん」は仏生山会場から来たとは考えにくいのですが、どうなのでしょう?


電車まつりの後は、ようやく宿泊先へ。最寄駅は片原町でしたが、瓦町から歩いて行けない訳ではなかったので、常磐町商店街、南新町商店街、丸亀町商店街の順に寄り道しながら移動しました。言うなれば、ことでん沿線散歩。レトロ建築あり、美観あり...見どころ多々な約1.3kmでした。

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#3748 仏生山(&仏生山車両所)(2022.11.3)

岡山12:12発の快速「マリンライナー29号」で高松まで。高松13:05着で、すぐに高松琴平電気鉄道高松築港に向かいました。次の列車は13:15発の一宮行き。とにかくこれに乗れれば、この日のメインテーマはOKという段取りでした。

岡山電気軌道の乗り降りは急ぎ足、かつリニューアル初日の岡山城もパス・・・当日のテーマ=「第21回ことでん電車まつり」を何より優先してのことだったのです。

メイン会場と言える仏生山車両所での開催時間は10時~14時。仏生山には13:32着だったので、会場に直行すれば30分弱はいられます。想定規模からすればちょうどいいくらいと見込んでいました。

13:32、仏生山に到着。着くと目の前の車両では運転士体験を実施中。

駅構内では、留置車両を使った運転士体験、車掌体験もあって、車内の見学も可能。そうなると会場側での時間が押してしまう訳ですが、結果的には30分ほど滞在でき、ひととおり見て廻れました。

運転士体験で使われた琴平線1070形1071編成。車内見学もできました。
構内では車掌体験も。使われたのは琴平線1080形1081編成。後方の建屋は仏生山工場。
仏生山駅外観(東口)。駅舎を回り込むように進み、電車まつり会場へ。

ことでん電車まつりは瓦町でも行われ、そちらは15時までの開催。仏生山でのんびりというのも考えましたが、より長く会場で過ごすことにし、14:11発の高松築港行きに乗車しました。ホームには早めに入り、車庫側をチェック。往年の京急、京王の主力車両を間近に見られるのも仏生山駅ならではと思います。

仏生山車両所の「検車」エリアに並ぶ車両。左から、長尾線1250形1255編成、長尾線1300形1301編成、琴平線1100形1105編成。1255と1301の間に垣間見えるのはレトロ車両(300号?)。
留置線では、琴平線1200形1213編成(ユニバーサルホームラッピング車両「ユニバ号」)が待機中。
高松築港行き普通列車(仏生山14:11発)。1200形1210編成でした。


以下、仏生山会場の様子を紹介します。

ことでん電車まつり」仏生山会場案内図。立ち寄ったのは、4⃣機器操作体験(パンタグラフなど)、2⃣床下探検(1073編成)、7⃣グッズ関係など。規模としては、上毛電気鉄道の大胡電車庫でのイベント(→参考)に近いものを感じました。
車内公開&「111周年パネル展」で使われた琴平線1080形1087編成。「準急」表示、「電車まつり」ヘッドマークとサービス満点。パネル展は会場を出る前にと考えていたら残念ながら時間切れ...
仏生山工場。左は床下探検用の1070形1073号。
工場内では「デカー1号」の制御装置体験も。
琴平線1070形1073号先頭部。「ことみちゃん」&「ことちゃん」がなぜか大変な状態に。
1073編成の床下探検中に駅側を撮影。「ユニバ号」が移動しているところでした。
ことでんと言えば「ことちゃん」。ご来場記念にぜひという感じの写真を撮らせてもらいました。



こちらはレトロ車両1000形120号。仏生山に着く手前、駅北側の留置線で見かけ、帰りの車中で改めて撮りました。営業運転を終えた後は、作業用の車両として運用されているとのこと。イベントでの出番はなかったようです。

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